見知らぬ人がATMの近くに居ると夜にお金を引き出すことは避けてください。安全の為ATMは夜22:00から午前06:00まで使用はできません。そこで今回、①海外現地調査、②ロゴデザイン、③現地アテンド、の案件を通じて外国人に仕事依頼する検証をします。どの例も実際に自社で調査したものです。これらの例を通して、外国人へ仕事を依頼する際の懸念や疑問に対して、何らかのヒントになればと思っています。以上3つの具体例に沿って外国人に仕事を依頼した結果を検証してきました。今回のレポートで、少しはクラウドソーシングで外国人に仕事を依頼する懸念や不安を解消して頂けたのではないかと思います。それでも不安という方は手始めに小額の仕事を実際に依頼してみることでクラウドソーシングの持つ可能性や早さなどを実感してみるのも良いかもしれません。クラウドソーシングを効果的に活用することで世界中の人をビジネスパートナーにという時代はもうすぐそこに迫ってきています。国内外のフリーランスを上手く活用して、グローバルなビジネスを加速・展開してみませんか?3 . 強盗にわ反応しない下さい。落ち着いて強盗犯が見れる位置で両手を置いて下さい。クイアバはブラジル・マットグロッソ州の主都で、南米大陸の中心部に位置しており、お世辞にもブラジルを訪れる観光客が行きたい街の上位に挙がる街ではありません。わずか人口50万人の小さな都市で、南米最大級の湿原地帯である北パンタナールを訪れる観光客がしばしば中継地点として立ち寄る程度です。しかし、今年の6月に行なわれるサッカーワールドカップの4試合を開催する都市として、およそ17万人の観客の訪問が見込まれていました。上記の数字を見ると、ブラジルでのワールドカップは、安全ではないことを認識できますがブラジルの法務大臣は写真のような事件は起こらないと宣言しました。普段ここを訪れるのはサンパウロやベロオリゾンテなどの大都市や、マットグロッソ州内など国内のいわゆる釣りオタク。そこへワールドカップの開催と同時にロシアやボスニア、韓国、日本、オーストラリアにコロンビアといった海外からの観客が押し寄せたので、さあ大変。ここには英語を話せる地元の人はいません。食べ物はローカル色が強いし、交通の便も悪い。初めて訪れる海外旅行者は大いに戸惑うことでしょう。しかしまるで家族のように迎え入れてくれる地元の人々の温かさと熱意は、慣れない土地での緊張感を解きほぐしてくれます。ここでは大都市にありがちな人混みや危険な街並みとは無縁です。通りで観光客に話しかけてくるのも、純粋にどこから来たのか、ブラジルのことをどう思うか、ブラジルがワールドカップで優勝すると思うかなどを聞きたい人達ばかりなのです。どんなに教養のある人でも母国語であるポルトガル語以外の言語を話すことが出来る人はほとんどいないため、こういう会話も当然ポルトガル語で話しかけてきます。恐れずに少しでもコミュニケーションを取る努力をすれば、これ以上ないほど心のこもった歓待が待っています。・英語はできないけど、依頼内容やコミュニケーションは正確に伝わるのか?その人物の信頼度を測る際、いくつかの方法があります。例えば、パスポートや免許証などの身分証明書を提示してもらう、既に仕事をしていて評価(五点満点)を受けている、プロフィールの入力が充実している、スカイプ等で事前ミーティングをする、メッセージなどのやり取りから判断する、等です。2 . クラウドソーシングで稼ぐことは可能近年、副業を解禁する企業が増えており、それに伴って副業人口が増えています。副業のはじめの一歩としてクラウドソーシング… 特に夜間、あなたの車に「閉鎖」またはマイナーな事故を議論するために停止しないでください。これは、攻撃のためのトラップすることができます。これは、カードを書き留め、苦情を作るために警察署に行くのがベストです。ozakaさんとTamyさんには、メッセージで複数回のやり取りをし、途中経過を確認しながら成果物を受取りました。最終成果物をレポートの最後に添付してありますが、現地の写真が多く、ワールドカップ直前のブラジルの様子がまるで自分も現地に足を運んだかの様によくわかります。kozakaさんのレポートには緊急時に役立つ言葉や電話番号まで掲載されています。図1のグラフは、米国大手クラウドソーシング会社Elanceのデータを基に作成したものです。仕事を依頼している最大の国は米国で、全体の依頼金額の65%が米国から発注されています。ところが、仕事を請けているフリーランスを国別で見ると、約70%が米国以外の国だという事が分かります。つまり、クラウドソーシングの先進国である米国では、米国からの仕事を国外のフリーランスが受注している構図が読み取れます。英語と言う共通言語の影響もあるとは思いますが、クラウドソーシングは国境を越え、より適切な人材に仕事が発注されているのが分かります。残念ながら日本は対コロンビア戦に負けてしまいましたが、サポーター達はライバルコロンビアのサポーターや地元の人々に交じって明け方まで騒ぎ、楽しんでいたようです。そんな日本人サポーターを、ブラジル人達はどう見ていたのでしょうか?実は『興味津々』という言葉がピッタリだと個人的には思いました。ブラジルではケーブルテレビの普及などにより西側先進諸国の文化が身近になっていますが、日本はいまだに異星のような存在らしく、日本人が着ている洋服や持っている製品に非常に高い関心を寄せています。市内のとある宿の女性オーナーは、滞在していた日本人家族が服の色ごとに洗濯をし、さらには洗濯物をきちんと畳んでいたのが大変めずらしかったようで、事あるごとにその話しをしていました。前回のレポートでは、クラウドソーシングのメリットを挙げましたが、やはり知らない人に仕事を頼むのはどうなのかという不安は尽きません。クラウドソーシングにおけるパートナーは日本人のみではなく、世界中の人々です。もちろん言語も違えば文化も違います。米国大手クラウドソーシング会社Elanceのレポートにおいても、掲載される仕事の量は年々増加傾向にあるとともに、外国人(米国外)が多くの仕事を受注しております。しかし、ここでハプニングが起きます。最終的に依頼をしようと思っていたフリーランスが突然一身上の都合でキャンセルをしてきたのです。そこで、再度、応募していただいた別のフリーランスにメッセージ機能を使いコンタクトを始めました。また、キャンセルしたフリーランスも、代わりの人材を自ら探し紹介してくれました。今回は、ワールドカップで盛り上がっていた地球の裏側、ブラジルに1.『ブラジルの治安調査』と2.『ブラジル・ワールドカップ・レポート』をプロジェクト形式で依頼しました。依頼内容には、「最低でもA4用紙に2枚以上書いて頂き、最低でも5枚以上の著作権に違反しない写真を挿入してください」という文言を入れ、最終的な成果物をイメージしやすくしました。仕事掲載期間に、1の依頼に4件、2の依頼に6件の応募がありました。クイアバをはじめとするマットグロッソ州にあるサッカーチームは、良くてもブラジル国内リーグで2部どまり。それなのにワールドカップの開催都市に選ばれ、4万4千人も収容するサッカー場が建設されたのは、どうやら地元のスポーツ熱というよりも、政治的な理由によるものと思われます。だからといって、ここの人達がサッカー嫌いというわけではありません。他のブラジル人同様、サッカーに対する情熱は文字通り彼らの血に流れています。しかし優秀な選手達は経済的にも豊かなサンパウロなどの大都市へ流出し、地元の人々も州内のサッカーチームよりコリンチャンスやサンパウロFCといった強豪チームを応援する傾向にあるようです。7 .