今も日本のヒップホップに色濃く影響をあたえるこの一曲を、ぜひ聞いてみてください! 日本のヒップホップのクラシック④「口から出まかせ」 これは上述のライムスターが1995年6月25日に発売したアルバム「Egotopia(エゴトピア」の代表曲ですね。 1996年から2015年にリリースされたj-rap(ジェイラップ)日本語ラップの名曲-クラシックならhiphop(ヒップホップ)専門配信音楽サイト『de-luxe(デラックス)』 クラシック・ヒップホップ・ベスト・コレクション1000 CLASSIC HIP HOP BEST COLLECTION1000 2014年11月19日発売 . オススメ伝説のhiphop名曲!日本語ラップの名盤!フロア定番クラシック!最新ウエッサイ~アンダーグラウンドまでヒップホップ音楽を配信中!日本語ラップや洋楽hiphop専門のスマホ向け音楽ダウンロード(配信)「de-luxe」 いわゆるB-BOYとは、ブレイクダンスをするダンサーのことを指します。恥ずかしながらこの曲を知ったのはライムスターの武道館ライブでして、その時に思ったんですよね。「え?こんなメンツでマイクリレーしていいんですか?」と。ヒップホップで使われるスラング(特定の仲間内で通じる表現)が一般にまで広がっていたり、高校生ラップ選手権などのフリースタイルラップの大会が開かれていたり、itunesのランキングでもヒップホップが1位を獲得したり。数年前までは考えらませんが、クラスに何人もヒップホップを聞いている友人がいたりもするでしょう。活動初期にはALG(アレルギー)さんとSHIKI(シキ)さんがいて、パワー・ライス・クルーっていう名義で活動していたこともあったようです。今ではレジェンド的にあがめられる人たちばかりですが、シーンの黎明期のとがりっぷりや今なお聞き続けられる曲の心地よさに、ぜひ耳を奪われていきましょう!私自身もはじめてヒップホップを聞いたのは今から10年以上前ですが、証言の存在を知って驚いたことを覚えています。こんなにメッセージ性の強いカッコイイ曲が日本にあるんだ…!と、多感な時期もあってすっかり虜にされたんですよね。続く宇多丸のバースで当時のヒップホップシーンが机の上で語られることに対するディスから的確なアンサー。ソウルスクリームの魂の叫びからMummy-Dに繋がる流れはもはや芸術か?と思わせるマイクリレーっぷりです。私もこの曲を特に聞いていたころは、とにかく勇気をもらっていました。B-BOYとしてカッコよく生きるんだ!という哲学をといたのがまさにこの曲といえるでしょう。そういった背景がヘッズに響いたのか、1995年発売当初のレコードは即完売。夜中に何百人ものB-BOYが渋谷のレコード屋に並ぶ光景もあったんだとか。いまだに日本のヒップホップのヘッズは必ずといってもいいほど聞いていく、登竜門のような曲でもあります。この曲に参加したラッパーは合計9人となります。RINO LATINA II(リノラティーナセカンド)、YOU THE ROCK★(ユウザロック)、G.K.MARYAN(ジーケーマーヤン)、ZEEBRA(ジブラ)、TWIGY(ツイギー)、ヨシピィ・ダ・ガマ、DEV LARGE(デブラージ)、YOTTY(ヨッティ)、UZI(ウジ)の順でラップしています。DJ CELORY(ディージェイセロリ)さんは人気番組「フリースタイルダンジョン」にも出演されていたり、フリースタイルラップバトルのイベントにも出演しているので、今の世代もこの蜂と蝶のトラックを耳にする機会は多いと思います。しかも、このトラックを使ったバトルはほとんどがベストバウトになるという奇跡も起きていますよね…!当時は変則的といわれた1人のDJに3人のMCという「1DJ3MC」の布陣でした。リーダーでトラックメーカーでプロデューサーのDEV LARGE(デヴラージ)、ラッパーのCQ(シーキュー)、ラッパーのNIPPS(ニップス)、DJのMASTERKEY(マスターキー)からなる4人組です。実はヒップホップの世界では1DJ2MCが基本的なのですが、珍しい1DJ3MCという形が逆に彼らのオリジナル性を生んだとも言われています。ちなみにライムスターを知らない人は少ないと思いますが、念のため説明をば。3人組で構成されており、2人のMC(ラップ担当)と1人のDJ(音をかける人)のグループです。メンバーは宇多丸(ウタマル)、Mummy-D(マミーディー)、DJ JIN(ディージェイジン)となっており、3人の出会いは早稲田大学時代の音楽サークルなんだとか。SOUL SCREAM(ソウルスクリーム)は3人組のヒップホップグループで、DJでありトラックメーカーでもあるDJ CELORY(ディージェイセロリ)とHAB I SCREAM (ハヴ・アイ・スクリーム)さんとE.G.G.MAN(イジジマン)というメンバー構成です。※バース…verse。(文学形式としての)韻文、(ある作家・時代・国などの)詩歌、(特定の格調をもった)詩の 1 行、ラッパーがラップをする部分を指します。「曲中のZEEBRAのバースが」→ZEEBRAがラップしている部分という意味です。ますます発展していく日本のヒップホップシーンを楽しむにあたっても、必聴の一曲ですな!日本語で韻を踏むという行為をはじめてこの国に定着させたケーダブさんの踏みまくりのバースからはじまって鳥肌が立ったと思えば、およそパーフェクトヒップホッパーであるZEEBRAのバースで興奮が最高潮に。リリックの一部も紹介すると、「過去の栄光/すがる傾向/21世紀/それで平気/引継ぎ抜き時期就任式」と韻を踏みまくりで卒倒してしまいそうになります。…ちなみにヒップホップの世界では「名曲だ!」「あれはマジで名盤!」と言われる曲のことを『クラシック』と呼びます。モーツ〇ルトやベー〇ーヴェンのことを指すのではなく、ジャンルを代表する名曲という意味合いで捉えていただければ!ゴスペラーズを業界に紹介したのもライムスターだと言われていますよね!日本のヒップホップの枠をでて俳優やラジオパーソナリティとしても活躍していますが、まずはこの曲でライムスターのことと、日本のヒップホップの当時の温度感を知ってみてください。今も日本のヒップホップに色濃く影響をあたえるこの一曲を、ぜひ聞いてみてください!ヘッズならご存知だと思いますが、かれらはアメリカはニューヨークで結成された4人組のグループなんですよね。メンバーはアメリカにいるなかで、日本人としてのアイデンティティを失わないようにと、ブッダというワードを入れ込んだようです。私も今夜は懐かしさと共に何度もリピートを繰り返してしまいそうです!YOTTYバースは初回盤カセットテープのみ、UZIのバースは自身のベストアルバムのボーナストラックとして収録されていますよね。 ユニバーサル ミュージックが保有する膨大なカタログの中から80~90年代のヒップホップ名盤レア盤50枚を厳選! 破格の1枚¥1,080(tax in)!