カクテルの定番といって良いほどよく使われる材料と言えばグレープフルーツジュース、またはフレッシュのグレープフルーツ果汁ですよね。また今回ご紹介した以外にもグレープフルーツを使ったカクテルは様々あり、比較的にどのお酒にも相性の良い材料で、飲みやすいタイプが多くあります。今回は、その中でレシピ・作り方を一例として動画に合わせて、ご紹介していきます。ご興味を持っていただき色々な楽しみ方を見つけて頂ければと思います。今回は、そんなグレープフルーツジュース・果汁を使った定番カクテルのレシピ、楽しみ方などをご紹介していきます。今更聞けない定番カクテルですが、意外に知らない由来や作り方などもあります。今回はグレープフルーツジュース・果汁を使った定番カクテルを3選ご紹介しました。イタリア生まれのスプモーニはイタリア語で泡立つ意味のスプマーレからとった名前の爽やかなカクテル。タンブラーに氷を入れて、材料を順に注ぎ、炭酸が抜けないように混ぜて完成。英語で陶磁器を意味する「china」からつけられた名前のチャイナブルーは陶磁器の特徴でもある青白色を表現したような綺麗な淡い青色が特徴のカクテル。グレープフルーツといえば大きく分けてホワイトとルビーがあるのをご存じでしょうか?今回ご紹介するのは、「スプモーニ」、「ソルティドック」、「チャイナブルー」の3つです。また、ルビーの方がホワイトに比べ、苦みが抑えられ、甘みが少し多く感じます。レシピも複数あり、トニックウォーターを入れない場合や氷を使わないなどあります。シェイカーにトニックウォーター以外を入れ、氷を入れてシェイクする。そのほかで大きな違いはありませんが、形がよく、ハリ、つやがあって重みを感じるものを選ぶのが良いグレープフルーツを選ぶコツですのでこちらは参考までに。また、酎ハイやサワーなどその飲みやすさや、楽しみ方で、好む方も多い王道の材料と言えるグレープフルーツ。ご紹介の通り、あくまで一例なので好みで変えてみたり、またお店によってもその作り方は様々で楽しみ方も沢山あります。・グレープフルーツジュース・・・適量※(ウォッカに対し約2~3倍量)またスノースタイルと言ってグラスの淵に塩をつけるので見た目にもおしゃれな一杯。イギリス生まれのソルティドッグは元はジンベースでシェイクしたものが始まりとされています。今回、ご協力頂いたJiLLさんの動画で分かりやすく解説、作り方をご紹介しています。合わせてご覧頂ければと思います。ピンク色の果肉が特徴のルビーの方にはニンジンにも含まれている、肌にいいとされている、βカロチンやトマトでお馴染みのリコピンが含まれています。ウォッカの分量も調整することで好みに合わせやすいさっぱりとしたカクテル。※今回の作り方は動画に合わせたレシピ、選定です。動画内でも解説してますが、注いで混ぜるだけで作る方法や、グラスの選定などさまざまあります。また今回、動画サイトでカクテラーとして楽しくカクテルを紹介、配信しているJillさんにご協力して頂き、動画も載せていますので合わせてご覧いただきご参考になればと思います。色見でいうと、ホワイトの方がカクテルにしたときに色が綺麗に映えます。それぞれ味わいも変わりますが、ライチの甘さとグレープフルーツの爽やかさがマッチしたカクテル。どのカクテルも定番のカクテルでご存知の方も多く、レシピを変えたアレンジのものや、分量、作り方によっても味わいが変わり様々な楽しみ方ができるカクテルでもあります。 先ほどからチラチラと出ていますが、スプモーニの基本的な材料と分量をもう一度おさらいしたいと思います。下記に表としてまとめておくので、スプモーニを作られる際は参考にしてみてくださいね。スプモーニのあれこれをまとめた今回の記事、いかがでしたでしょうか。スプモーニの雑学から、作り方・レシピなどの基本情報まで満載でお届けしました。スプモーニと似たカクテルもご紹介させていただいたので、お家で飲み会される際は是非参考にしてみてくださいね。ベースをカンパリからウォッカに変えてみると「ソルティドッグ」というカクテルと近くなります。何か犬に関係するカクテルなのかと思いきや、「ソルティドッグ」とはイギリスのスラングで「甲板員」を意味するんです。甲板員が汗だくになって塩だらけで働く様子を表したカクテルとも言われています。そんなネグローニのカクテル言葉は「初恋」。アルコールの強さの割に、意外とピュアな意味を持っています。ジンとカンパリが入っているネグローニは少々苦味のあるカクテルなので、もしかすると「ほろ苦い初恋」なのかもしれないですね。ネグローニを飲まれる際は、そんな自身の「初恋」を思い出しながら飲んでみては?スプモーニと相性がいいのは、ピザやステーキなどだけではないんです!柑橘系のカクテルであるスプモーニは、甘いスイーツとの相性もバッチリ!特にチーズケーキや、チョコレート系のデザートなど濃い味のスイーツよく合います。甘いスイーツもスプモーニと合わせれば飽きることなく楽しむことができます。そんなスプモーニの度数はだいたい7度くらいです。ビールが5度前後なので、スプモーニの方が若干高いという感じですね。俗に言う「レディキラー」なカクテルではないですが、炭酸が入っているため飲みすぎると食事に影響が出てしまいそうですね。夏にぴったりの爽やかカクテル・スプモーニは冷えている方がもちろん美味しいです。スプモーニを作られる際は、氷は是非グラスに一杯入れて冷たいスプモーニを作るようにしましょう。冷えていることによって苦味も抑えられて飲みやすくもなります。グレープフルーツジュースや、トニックウォーターが入っていますが、カンパリ特有の苦味は消されることはなく存在感のある味わいになっています。この苦味が、好みが分かれるポイントとなっていますので、誰かに勧められる際は相手の好みも少し注意したいところです。そんなスプモーニの作り方は一般的に、カンパリ・グレープフルーツジュース・トニックウォーターを1:1:2の割合で作るといいと言われていますが、ですが必ずしもカンパリとグレープフルーツジュースの量を同じにしなければいけないことはありません。バーによってレシピも若干異なってきます。ダイエット中の方でも罪悪感はさほど生まれないのがスプモーニです。見た目も鮮やかな色をしていて可愛く、「ダイエットしてます」感が出ないカクテルです。是非日頃の頑張りを、スプモーニで癒してみてはいかがでしょうか。炭酸がシュワシュワと泡を立てることから、スプモーニという名前がつけられました。ベースとなるカンパリの持つ苦味と、グレープフルーツジュースの爽やかさにトニックウォーターが相まって夏にはぴったりのカクテルなんです。鮮やかなオレンジ色も海に沈む夕焼けみたいでとっても綺麗です。その秘密は、カンパリの製造に使われる薬草たち。カンパリの作り方は門外不出ですが、ビターオレンジやコリアンダーなどをはじめ60種類もの材料がブレンドされています。ただ苦いだけではなく、その中にも爽やかさを感じられるクセになってしまいそうな苦さです。カクテルといえば、チョコやナッツなどのおつまみをイメージされるかもしれませんが、スプモーニは苦味があり、爽やかなカクテルなので意外とがっつりとした料理や、ジャンキーな食事とぴったりなんです。スプモーニのカンパリに含まれる薬草たちが、胃もたれを軽くしてくれます。次に、スプモーニの作り方・レシピをご紹介していきます。1度覚えてしまえば簡単な作り方のレシピなので、是非頭の片隅に入れちゃってください。混ぜるタイミングは、②でしっかり混ぜて、トニックウォーターを入れたあとは混ぜないという方法もあります。炭酸を少しでも長く楽しみたい方は、トニックウォーターを注いだあとは混ぜない方がベターです。そんなイタリア生まれのスプモーニの味は非常にさっぱりとしていて喉越しも爽やかです。甘すぎないため、食前酒として飲むのも全然アリなカクテルです。甘いカクテルが苦手という方や、男性の方にもおすすめなカクテルなんです。スプモーニに使用される「カンパリ」というリキュールもイタリアで生まれました。鮮やかな赤色をしたリキュールはバーやリカーショップで見かけたことがある方も多いのではないでしょうか。リキュールと聞くと、ついつい「めちゃ甘い」というイメージを持ちがちですが、カンパリは苦味の強いリキュールなんです。女子会には欠かせないデザート。スプモーニはそんな女子会にもぴったりのカクテルですね。また、胸焼けが心配な方も、カンパリの薬草パワーで安心して食後のデザートを楽しめます。度数が高いカクテルですが、氷が溶けることによってまた味わいが変わってくるので変化を楽しみながら飲めるカクテルです。しかし、氷が全て溶けきってしまうとやはり水っぽくなってしまうので、適度なところで飲みきるようにしましょう。イタリア生まれのカクテルですので、是非イタリアン料理とお楽しみください。さっぱりとした味で食事との相性がいいので、飲み会などの「とりあえず生!」も「とりあえずスプモーニ!」に変わる日がくるかもしれないですね。ピザなどはお家飲み会には定番のメニューでもあるので、是非スプモーニで乾杯されてみてはいかがでしょうか。グラスの淵に塩がまぶされている特徴的なカクテルですが、発祥当時は実は全く異なったレシピでした。ベースはジンで、グレープフルーツジュースと塩を加えてシェイクしたものがもともとのレシピです。現在のレシピになったのはこのカクテルがアメリカに渡ってからのことですが、今では世界で人気のカクテルとなりました。Copyright 2020 BELCY All Rights Reserved.爽やかでビターな味わいの大人カクテルのスプモーニ。そんなスプモーニの作り方・レシピや雑学を一挙まとめて大公開します!スプモーニとよく似たカンパリやグレープフルーツを使ったカクテルたちもいくつかご紹介する今回の内容は見逃せないものとなっています!イタリアで生まれたカクテル「スプモーニ」はイタリア語の「Spumare(泡を立てる)」という言葉からきています。何か似ている言葉があるなと思われた方、鋭いです。最近料理用語としてじわじわ広がりつつある「エスプーマ」はスペイン語で「泡」を意味します。カンパリが初めてだという方は、まずはレシピのグレープフルーツジュースを多めに入れてスプモーニを作ってみるといいかもしれませんね。もちろんカンパリが好きな方は、カンパリを多めの割合で入れて作ってみても全然オッケーです!作り方もアレンジがききます。ソルティドッグは、グラスの淵についた塩が口の中で直に混ざり合ってのカクテルなので、カクテルに直接塩を入れるのはお勧めしません。どうしてもスノースタイルができない場合は、塩をおつまみとして飲むのがいいでしょう。カンパリを使った本格カクテル「ネグローニ」は1919年イタリア生まれ。フィレンツェにあるレストラン「カソーニ」の常連客だったカミッロ・ネグローニ卿が食前酒として好んでいたためその名がついたカクテルです。作り方はカンパリに、ジンとベルモットを加えるだけ。度数はかなり高めです。わざわざグレープフルーツを絞るの?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、この一手間がカクテルの味を格段に変えるのです。カロリーの部分でも少し触れましたが、生の果汁を使うことで、カロリーダウンや、ビタミンCを丸ごと摂ることができるので、是非生絞りの果汁を使って作ってみてください。ネグローニのジンがソーダに変わるだけで一気にアルコール度数も下がりますね。お好みでレモンやオレンジを最後に絞ると、より爽やかになって飲みやすくなります。オールド・ファッションド・グラスだと、炭酸水は少しでいいのですが、もう少し味を和らげたい方はグラスを変えて炭酸水を増やしてみてもいいでしょう。名前の由来ですが、イタリア人の作ったカクテルを飲んだアメリカ人ジャーナリストが気に入り、フランス語で「苦い」を意味する「アメール」とイタリア語で「アメリカ人」を意味する「アメリカーノ」を掛けて名付けたとも言われています。イタリアなのにフランス語を使うのが面白いですよね。また、果肉が入ることによってツブツブ食感も楽しむことができるのもポイントです。絞る前に少しスライスしておいて、完成後にグラスに飾るのもおしゃれでいいかもしれませんね。スプモーニのカロリーは約150キロカロリーです。カクテルの中では標準的で、高くもなく、低くもないといった感じのカロリーです。もう少しカロリーダウンをしたいという方は、グレープフルーツジュースを、生のフレッシュのグレープフルーツにするといいです。調整がきくのも嬉しいですよね。スプモーニと並んで、カンパリを使ったカクテルの代表格なのがこのアメリカーノです。実は上のネグローニと少し関係していて、お酒の好きなネグローニ卿が、アメリカーノのソーダをジンにしてほしいと言ったことから生まれたのがネグローニなんです。ネグローニに挑戦してみたい方は、まずはアメリカーノから試してみては?ちなみに「カンパリ」とは製造者のガスパーレ・カンパリ氏からきています。1860年代に生まれたカンパリ・リキュールは今では世界190カ国以上で愛されているリキュールです。