宮殿では王女がいなくなったことで、国の最大の危機だと大騒動です。明日は、アン王女の記者会見の予定が入っていました。「今回のご訪問で、一番良かった場所はどこですか?」。記者の質問にアン王女は、「ローマです。私はこの町の思い出をいつまでも懐かしむことでしょう」。と答えます。見つめ合う2人。朝がきました。寝坊したジョーは慌てて仕事へ向かいます。王女の記者会見を取材する予定だったジョーは、上司に会見に参加したと嘘を付きごまかそうとします。信じらないようにアンはジョーに聞きます。「ここは一体どこですか?」。「これは、スクープになる」。ジョーは上司に、王女の独占取材を取り付けて見せると豪語し、急いで部屋に戻ります。映画『今夜、ロマンス劇場で』は2月10日より全国ロードショー! 映画監督を夢見る青年の前に、突然現れたスクリーンの向こう側のモノクロ映画の王女様美雪。 色彩のある世界に憧れてこちら側の世界にやってきた …しかし、上司から新聞を見ろと怒鳴られます。そこには、アン女王は高熱で本日の記者会見は中止と書いてありました。バツの悪いジョー。自由奔放なアンにジョーは振り回されっぱなしです。それでも心から楽しそうなアンに、ジョーもどこか嬉しそうです。そんな時、宮殿から王女を探しに来ていた警備員がアンに気付きます。王女を捕まえようと迫る警備員たち。世界3大映画祭を制覇したにも関わらず、その破天荒かつ狂喜乱舞な演出で話題を呼んでいる『黒猫・白猫』『アンダーグラウンド』の監督エミール・クストリッツァの映画『オン・ザ・ミルキー・ロード』は日本でも上映 …ジョーの元には、新聞社の上司が訪れていました。アン王女の特ダネは採れたのかと迫ります。そこに写真を現像したアーヴィングもやってきます。アンは、警戒心丸出しの子猫のようです。ジョーは、帰らなきゃというアンに、シャワーをすすめ、朝食の心配をし、送ってあげるよと優しく接します。帰りのタクシー代もくれました。次の日。体調不良のため延期とされていたアン王女の記者会見が行われました。アンもまた、自分の身分に気付いていないようなジョーに、自分は学生だと嘘を付きます。ウルウルとした大きな目はまるで小鹿のよう。彼女の屈託ない笑顔は、見ている人をも笑顔にします。また、アカデミー賞で脚本賞を受賞したイアン・マクラレン・ハンターは、実はダルトン・トランボのフロント的存在でした。実際に執筆したダルトン・トランボは、当時マッカーシー旋風による赤狩りでハリウッドを追われていました。本名をクレジットすることが出来ず、名義を借用していました。「私はその角を曲がります。どうか行先は見ないで。お別れの挨拶は言わないわ」。身分を明かすことなく別れる2人。また、2人が映画の中で訪れた場所は、現在でも聖地として大人気の観光スポットとなっています。監督は『ミルヴァー夫人』『我等の生涯の最良の年』『ベン・ハー』と、アカデミー監督賞を3度受賞した巨匠、ウィリアム・ワイラー監督。町の中は、好奇心旺盛なアンにとって楽しいものばかりでした。ジョーにもらったお金で、露店で靴を買い、美容院で髪をバッサリ切ってしまいます。どうやらアン王女は、少しおっちょこちょいで素直な性格の王女様のようです。「せっかくだから一日、アンに付き合うよ」。カメラマンのアーヴィングも友達として合流。こうして、アン王女のローマ観光、極秘独占取材がスタートとなりました。ジョーも嘘を付いています。果たして手は大丈夫でしょうか。口の奥まで手を入れるジョー。すごい写真が撮れたと興奮するアーヴィングに、ジョーは水をかけ写真をダメにしてしまいます。そこを通りかかったのは、新聞記者のジョー。ベンチで眠っているアンを心配し、揺り起こします。目を覚ますアンでしたが、フラフラとまるで酔っ払いのようです。パンテオン神殿の前のカフェでお茶をし、バイクに2人乗りをしコロッセオを訪問、ヴェネツィア広場をドライブです。アン王女はヨーロッパ各国を表敬訪問中です。多くの人と挨拶を交わし、夜は舞踏会と大忙しです。お別れの時です。アン王女は去り際に笑顔を見せました。しかし、その瞳には涙の跡がありあました。桐谷美玲主演の『リベンジgirl』は、2017年12月23日より全国公開! 男に弄ばれた失恋をきっかけに女性初の総理大臣を目指す、宝石美輝役に桐谷美玲。 自分を振った相手を向こう戦う選挙戦の“リベンジ …ショートヘアになったアン王女は、お似合いと褒められご機嫌です。美しいローマの町を堪能するアン。スペイン広場の階段で、ジェラートを頬張ります。アンは、消えた手に「きゃー」と目を隠すも、次の瞬間現れた手に「嘘つき!」と笑います。アンの安堵の笑顔は素のものでした。主治医がやってきて慰め、眠れるように薬を出してくれましたが、アンは外が気になり寝付けません。こっそり宮殿を抜け出してしまいます。記事と一緒に載っていた王女の写真を見て、さらに驚きます。そこには、昨晩泊めた女の顔が写っていました。ジョーは、アン王女とのローマの一日は、記事にしないと決めていました。それはアンをとても大事に思っているからです。皆の前に現れるアン王女。その姿は気高く気品に溢れていました。身分の違いを改めて感じるジョー。アンは、まんまとジョーを優しい紳士だと思い込みました。「後で必ずお金を返します」。と言い残し一人で町に出ます。1992年に、アカデミー協会は記録を修正。ダルトン・トランボへ改め再度受賞となりました。その会見の場に、新聞記者のジョーとカメラマンのアーヴィングの姿も見えます。『巴里のアメリカ人』は、アーサー・フリード、ヴィンセント・ミネリというMGMミュージカルの黄金コンビが、ジーン・ケリーを主役に、新星レスリー・キャロンを迎えて撮った傑作ミュージカルです。 以下、あらす …王女を守ろうと参戦するジョー。2人は川に飛び込みます。追っ手から逃れた2人は、びしょ濡れです。笑い合うアンとジョー。見つめ合い、キスを交わします。Copyright © 2020 Cinemarcheバイクの運転に興味津々なアンは、途中ハンドルを奪い暴走。とうとう警察に捕まってしまうも、結婚式場に向かう途中だったと嘘をつき、反対に祝福されてしまいます。止まっていた車の荷台に飛び乗り、行きついた先は共和国広場でした。街灯の明かりが輝く広場にアンは降り立ちます。王宮に戻ったアン王女。心配し問いただすお付きの者たちに、アンは気丈に振る舞います。「私は義務をわきまえています。永久に」。この映画でオードリー・ヘプバーンは、アカデミー賞主演女優賞を受賞。彼女の小鹿のような顔立ち、可憐な美しさは、世界を魅了しました。明日のスケジュールを読み上げるお付きの者。ぎっしり詰まったスケジュールにもうウンザリです。アンはとうとう泣き出してしまいました。しかし、主治医にもらった眠り薬が効いてきたようです。広場のベンチに横になり眠ってしまいます。惹かれ合う気持ちは、もう止められません。「話があるんだ」。ジョーの言葉に「何も言わないで」。と止めるアン。「アッー」。苦し気な声が上がります。抜けなくなった腕にアンも驚き引っ張ります。引き抜いた手は、上着の袖で隠され見えなくなっていました。ようやく目を覚ますアン。意地悪な男の夢をみていました。でも、とても素晴らしかった。目が覚めても見える男の顔。ジョーは、話が通じずイライラするも、放って置くことが出来ず自分の部屋へと連れて帰ることにしました。ポーカーでは負け、知らない女に絡まれ、自宅にまで泊めることになってしまったジョー。なんて日なのでしょう。次にやってきたのは、真実の口です。嘘を付いている者が手をいれると食いちぎられてしまうと、脅されたアンは恐る恐る手を入れるもすぐに引っ込めてしまいます。「あなたがやってみせて」とジョーに勧めます。ジョーは「王女のご信念が裏切られぬことを信じます」。とローマでの出来事を秘密にすることを誓います。アン王女は、おやすみの時間となりました。宮殿の外からは、楽しそうな宴会の音が聞こえてきます。うらやましそうに外を眺めるアン。そんなアンの様子をずっと後を付け見ていたジョー。偶然を装い、アンの前に再び登場します。王女だということは知らない振りです。笑顔を絶やさず公務をこなすアン王女。ドレスの下では見えないように片方の靴を脱ぎ、足をポリポリ。靴を履こうとするも靴がコロッと倒れてしまいます。それを見つけたお付きの者たちが、慌ててフォローしました。人の運命は最初から決まっているのでしょうか? ローマ神話に伝わる運命の女神「フォルトゥナ」その瞳を持ってしまった者には、死を目前にした人間が透けて見えるという。 あなたは、目の前の人が死ぬ運命にあるこ …ジョーが部屋に戻ると、アン王女はまだ眠っていました。さっそくスクープを取るために、カメラマンのアーヴィングに連絡を入れます。アメリカ映画初出演となったオードリー・ヘプバーンは、この映画で世界中の女性の憧れとなりました。日も沈み、ローマの町に夜がやってきます。アンの一日も終わろうとしていました。最後に訪れたのは川沿いで開催されている船上のダンスパーティーです。逃げるアンと警備員はもみ合いになり、パーティー会場はパニックです。ギターを振り下ろすアンの姿は、アーヴィングによりバッチリ写真に収められます。 映画『ローマの休日』の簡単なあらすじ・ネタバレ感想を紹介しています。「ローマの休日」はオードリー・ヘップバーン主演の名作映画です。今回はローマの休日の裏話を解説します! 王女と新聞記者の恋愛を描くコメディ。原作はアイアン・マクラレン・ハンター、脚色は原作者と『死せる恋人に捧ぐる悲歌』のジョン・ダイトンとの共同である。『ギャングを狙う男』のフランク・プレイナーと『禁断の木の実』のアンリ・アルカンが協力して撮影監督にあたり、『アンリエットの巴里祭』のジョルジュ・オーリックが音楽を担当した。主演は「愛の決断」のグレゴリー・ペックと、初主演のこの映画でアカデミー主演女優賞をえたオードリー・ヘプバーン。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)ローマの休日は何度も観た。オードリー・ヘプバーンはダイヤモンドのように美しい。この映画はワンダフルの一言に尽きる。ヨーロッパの各国を親善旅行中のある小国の王女アンがローマを訪れたとき、重なる固苦しい日程で王女は少々神経衰弱気味だった。侍医は王女に鎮静剤を飲ませたが、疲労のためかえって目が冴えて眠れなくなって、侍従がいないのをよいことに王女はひとりで街へ出て見る気になった。が、街を歩いているうちに薬がきいてきて広場のベンチで寝こんでしまった。そこへ通りかかったアメリカの新聞記者ジョー・ブラドリーは、彼女を王女とは知らず、助けおこして自分のアパートへ連れ帰るが…。 映画『ローマの休日』のフル動画を無料視聴する方法を分かりやすくご紹介していきます!↓今すぐ『ローマの休日』の動画を無料で見たい方はこちらをクリック↓なお、当記事でご紹介している映画『ローマの休日』の動画配信状況は2018年12月現在のものになります。

『黄昏』のウィリアム・ワイラーがローマに出向いて製作監督した1953年作品。。「ローマの休日」の上映スケジュール・上映館・あらすじ・感想レビュー・みどころ・スタッフ・キャスト・予告篇を紹介します。ローマの休日の上映時間までに映画館に間に合う乗換案内も提供。