昨年9月22日、23日に行われた埼玉・メットライフドームのすとぷり史上最大規模のワンマンライブ【すとろべりーめもりーvol.10】で残念ながら全ての席を埋めることができなかったすとぷり。愛知・ナゴヤドームでの公演は、そんな自分たちの大きな目標、そして挑戦を達成することができなかった悔しい気持ちを跳ね返すための新たな目標でもあった。延期という事実に頭も真っ白になり大きな試練に立たされ、考えに考え抜いて出した答えは、この日に代わるように用意された特別プログラムでの無観客生配信ライブだった。急きょ準備をして直前まで試行錯誤を繰り返し、伝えたかった想いが凝縮された2時間以上のライブは、ツイッター上の世界トレンドまでも賑わせる盛況ぶり。130万以上の投稿で日本のみならず世界のトレンド1位も獲得、反響の大きさにリスナー自身も喜んでいた。「ころんです。きっと今日、初めてすとぷりをみましたという子もいると思うんです。今、こうしてすとぷりを見て、ころんを見て楽しかったって思ってくれたら僕はその時点で友達だなって思ってて。配信ってめちゃめちゃいいところがあって、みんなのコメントもアクティブに見れるし、そうやってどんどん好きになってすとぷりの良さを広めてくれたら僕はめちゃめちゃ嬉しいなって思ってるんです。これを機に好きになってくれた画面の向こうの君たち、本当にありがとう。すとぷりはとても良いグループです。これからもがむしゃらに頑張るので、応援よろしくお願いします。今日来てくれた人たち、本当にありがとうございました!」(ころん)初の実写MVで話題を呼んだ「僕らだけのシャングリラ」のイントロが流れると、なんと紗幕が振り落とされた! バックのMVと一緒にぴったり揃ったダンスを披露、時折、肩に手を置いたりMVとは違った動きも見せ、アダルトな新たな一面、その幅広さを目の当たりにし、序盤から息を呑んだ。【ビルボード】SixTONES 「NAVIGATOR」がアニメ初首位、LiSA「紅蓮華」連続記録ストップも歴代トップにフタを開けてみれば、同時視聴者数は24万人以上。YouTube Liveのコメント欄にも、一斉に投稿されるリスナーのコメントがあった。そこに湿っぽさは微塵も感じられない。画面に流れるコメントに、すとぷりのうつし鏡のようにこの日のライブを肯定することで生まれるきらきらしとした眩しさがにじむ。それは、すとぷりのかけがえのなさであり、初の試みとなる無観客ライブでも、きちんと“リスナーを幸せにしたい”という想いは伝わっているという実感を伝え得るものだった。ラストのMCでは、ひとり一人が真っすぐな想いを伝え、さらに東京ドームでのワンマンライブを開催することも発表された。詳細は後日改めて発表とのことだが、2020年6月でユニット結成4周年を迎えるすとぷりの歴史的な場面を生配信で共有するという、すとぷりらしい場での発表の仕方を選んだことは、偶然であっても、“まだすとぷりのライブに来たこと無い子にもお知らせしたい”と悩み抜いて出した答えであった。「すごいいろんな気持ちがあって、1番は……やっぱ会いたかったなって。コメントと向き合えるのも楽しいけど、みんなが喜んでる顔を直で見たかったなって気持ちがすごくあって。すとぷりは無観客ライブはじめての試みなんだけど、結成してからここまで、まだはじめてのことってたくさんあるんだなって思って、まだまだ挑戦できるんだなって思ったライブでした。俺たちは特別な人間じゃなくて、何かに特化してるとかすごいことができる人間じゃなくて。みんなと変わらない、ホント、いち人間で……こうしてライブができてるのは、間違えなく応援してくれるリスナーさんたちのお陰です。特別じゃない俺たちに特別なステージをくれて本当にありがとう。これからも色んな挑戦をして、配信や動画を見てくれるみんなが、ちょっと頑張ってみようかな……って思える一歩になれたらいいなと思っています。今日という日を一緒に作ってくれて本当にありがとう。また、いつかのライブでは、顔を見てありがとうと言わせて下さい」(莉犬)最後のるぅとと莉犬のスペシャルタイムは、愛してるゲームで「愛してる」「好き」と互いに囁き合う。甘い時間は誰にも邪魔できない。あっという間に時間は過ぎ、るぅとが「あ、そろそろ学校の時間だよ?」と言うと、「行け! 僕らのスクールフロント!」と、サビで大きく0点のポーズをしてみせたり、莉犬をるぅとがおんぶして駆け回るなど、信号機組の2人らしい無邪気な姿を届けた。PS4/Switch用『妖怪ウォッチ4++』のテーマ曲「溶解ウォッチ」では、妖怪を感じさせるポーズにテンションが上がる。「すとろべりーごーらんどっ」で2人で追いかけっこ。存分に楽しんでる愉快な様子を見せた。Taeyoung BoyがTAEYO(タイヨウ)に改名しメジャーデビュー【ビルボード】SixTONES 『NAVIGATOR』が65万枚でシングル・セールス1位、NGT48/ Aqoursがトップ3入りスクリーンいっぱいに「唐突だが 皆に問いたい」「王子とはどういうイメージだろうか」という文字が映ると、画面越しのコメントにも少しの間が生まれ緊張が走る。「少女漫画に出てくるようなイケメン?」「色んなイメージの王子があると思う」と次々に文字は入れかわり、「スマホに向かって言ってみて?」「てか聞こえないw」と、生配信ならではのジョークも交じる。その後、すとぷりが思い描く本物の王子は、“姫のために頑張り続ける者”と答えを示した。そして、それこそがすとぷりのあるべき姿だと伝え、赤色担当あざとさワンワン・莉犬、青色担当ハイテンションゲーム実況者・ころん、ピンク担当王道イケボ実況者・さとみ、オレンジ担当最強エンターテイナー・ジェル、黄色担当キューティーアーティスト・るぅと、紫担当最高のリーダー!!・ななもり。のメンバー6人を紹介する映像が流れる。コメントも一体となり、スクリーンに次に映し出された文字は「ひっくり返してやれお前たち!」「この暗い世界を! こんにちは、rikaです! すとぷりの無観客ライブ2回目が夏に行われることが決まりましたね。 3月に行われた1回目の無観客ライブは、すとぷりの公式YouTubeの「すとぷりちゃんねる」で生配信されましたが、2回目の無観客ライブはどうなのでしょうか? 3月21日、YouTubeでの動画総再生数が14.5億回以上(※2020年3月現在、グループ・メンバーのアカウントでの合計再生数)を突破している動画配信エンタメユニット・すとぷりが、東京・Zepp Diver Cityで無観客生配信ライブを行った。 「hotワードおつぷり x 無観客ライブ」ツイート一覧。すとぷりへ 公式生放送お疲れ様でした!!! !」というものだった。「続いての曲は、せーの!」ではじまった「おかえりらぶっ!」は6人の肩を寄せ合うシルエットからはじまり、銀テープが無声援のステージに舞う。けれど、そこには「ただいま」の声援がいつも以上に届いていた。さらに、メットライフドームのラストでも披露された「すとろべりーぷりんすふぉーえばー」で締めくくると、すとぷりの恐ろしいまでのパワーを肌で感じた。これからに対する期待と共に、“一緒に歩んでいこう”というすとぷりの優しさを全面で受け止め、ライブが終了した後も、その魔法は解けることない力強さを持っていた。すとぷり旋風は、まだまだこれからだ。「次の曲どんな曲?」とななもり。がメンバーにふると、莉犬が「ふーん、ふーん」と濁したり、るぅとが手で丸を作りその動きだけで曲を表現することにトライ。「お金?」と相変わらずのツッコミが入りながらも「Aqua Kiss」と息をあわせて曲紹介。紗幕に泡が落ちる演出に海の底に落ちたかのような夢のような空間に心奪われる。「いろんな準備してきたよね? 俺たち。だからこそ延期はすごい悔しかったけど、延期になることで不安にさせてしまったリスナーさんたちのために、みんなで『無観客ライブをやろう』って決断した時、本当にすごいグループだなって思って。自分の夢とすとぷりの夢が一緒だなって思って。『100ある辛い苦しみを俺たちの活動で99、98にでも良いから減らしたい』、『俺たちがいることで生きがいになりたい』。脇役でいいやって思ってた俺が、主役になって頑張ろうって思わせてくれたグループだから、本当にすとぷりは最高だなって今回のライブで改めて思いました。そして、何より嬉しかったのはみんなが俺たちの想いを受け取ってくれたこと。最高のリスナーさんと最高のすとぷりでお互い気持ちを与え合ったら、どこまでもイケると思う。俺たちはどんな時もみんなを思っての決断をします」(ジェル)ついに画面越しにライブの配信がはじまった。3月21日、YouTubeでの動画総再生数が14.5億回以上(※2020年3月現在、グループ・メンバーのアカウントでの合計再生数)を突破している動画配信エンタメユニット・すとぷりが、東京・Zepp Diver Cityで無観客生配信ライブを行った。2020年3月21日にすとぷりのYouTube公式チャンネル「すとぷりちゃんねる」で生配信されたすとぷり初の無観客ライブ【すとろべりーめもりー in すとぷりちゃんねる】のライブレポートが到着した。今後の活動に関する重大な発表があると事前に告知されていた同ライブでは、動画配信を軸に活動してきたすとぷりが、わずか3年9か月で東京ドームという大舞台でワンマンを行うという予想を遙かに超えた発表があった。動画配信をはじめた当初は、彼らだって想像していなかったに違いない。地上派での露出も今年になりやっと解禁されたばかり。先人の跡を辿るわけでもなく、ただただ普通の人間として、等身大のキモチを伝え続けたのがすとぷりだ。アニメの主人公でもゲームのキャラでもない。毎日の動画投稿、リレー生放送、そしてイベントを続け、何かに特化しているわけでもないけれど、そこにリスナーがいてくれる。そんなすとぷりが生配信というツールを使ってライブをするということに、ある種の必然性のようなものを感じた。そんなすとぷり史に残るライブのオフィシャルレポートをここにお届けしたい。【ビルボード】SixTONES 「NAVIGATOR」652,277枚を売り上げ総合首位獲得 三浦春馬「Night Diver」総合4位に初登場「みなさーん、こんにちは! 無観客ライブ、スタートしました。すごいよ、コメント欄。ヤバくない? Zepp DiverCityを借りてやっているのですが、お客さんが目の前にいません。急きょ決定したライブなんですが、これ運命だったんじゃないかな。」(ななもり。)スクリーンにはすとぷりのイチゴのロゴが回転し、オレンジと紫色の2色のメンバーカラー、ななもり。×ジェルだ。顎クイなど女性を口説く手法を2人で試すなどスペシャルタイムな激しく甘いMCを挟み、2ndフル・アルバム『すとろべりーねくすとっ!』よりコラボ曲の「忍恋」で紫色とオレンジ色の大人組(※すとぷりではメンバーカラーで大人組と信号機組の2組にグループわけしている)らしい忍びの恋を表現、“ニンニン”と忍者のポーズからラストは背中合わせで桜の季節にぴったりの同曲でリスナーを沸かせ。さらに「非リアドリーム妄想中!」、ソリッドでクールな「存在SHOW明」でステージを熱く締めくくった。「本当だったらナゴヤドームっていうおっきい会場でお客さんがいるライブをしていたはずでした。今この時間ぐらいにやってたんじゃ無いかな? ライブをしてしまうと、応援してくれてるみんなを危険に晒してしまったり、悲しませたり心配かけてしまう。迷いながらも数ヶ月間いろんな選択をしてきました。みんなのこと喜ばせたいなって思っていたのに、延期になることで結果的に悲しませちゃって、自分たちも本当にやるせない気持ちだった……。でも、無観客ライブをやろうって決めてから、悲しい気持ちを塗り替えられるくらい『楽しい!!』、『うれしい!