種をまいてから70~80日で花を咲かせます。 「短日植物」といって、1日の日照時間が減ると花を咲かせる性質を持っています。 また、暗くなってから約9時間後に花を咲かせるため、朝3~4時頃に花が開き、昼にはしおれてしまいます。 今回の作業については、お客様にも現状を見てもらいながら、自分なりの見解を説明しまして理解を得ました。お客様もこれからのハナミズキの生長からは目が離せなくなる!?と思いますので、一緒に観察していきたいと思います。植木も生き物の目線でみてあげると興味も湧きますし、なにより日々、観察することが癖になり、生長過程の変化にもっと早く気づくことができるので、もっと植物との距離が近づくのではないでしょうか。早く咲かねぇかな!!これらから考えると、花芽分化期に、花芽を形成するだけの養分が取り入れられなかったか、現状の土質ように、真砂土のみの土壌では養分は吸着されることはなく、ほとんどが水と一緒に流れ出る、または植物が活用できるような状態にはなっていません。施肥をしても効果は充分とは言えず、捨てているようなものです。また保水力もないため水切れもしやすかったのではないかと思います。このような土壌により、生長が充分ではないのか、花芽分化に必要な養分が取得できなかったというのが理由の主たるところだと思いました。ということで、根っこを調べるためにこんなにもきれいに掘り取ったので、今回の対応としては、新しく作った花壇へ植え替えることになりました。もともと花を植えるための花壇と考えており、花壇用に改良した用土で充分すぎる状態ですがこれからどのように生長して花を咲かせるのかを、これからも見守っていきたいと思います。結果は、そんなものかという特に難しい内容ではなかったのですが、掘ってみたからこそわかること。このひと手間が大切なんだと思います。時間と手間がかかることなので簡単には出来ないのですが、掘ったら掘っただけの事がある!ということがわかっていただけたかと思います。このハナミズキが植栽されてある現場の様子は、以下のリンクからどうぞご覧ください。使えてなかったお庭をメンテナンスが楽で機能的にリフォームしました。ハナミズキはリフォームの時に移植しています。④    排水はよさそうである(水は溜めなかったが土や周囲の様子だけでの経験的判断)何等かの影響で生育が衰えたか(気候、人為的管理)が考えられます。他の理由として、生長できていないため未熟であり花を咲かせる力が備わっていない(生殖生長になっていない)などということも考えられました。先日、お庭のリフォームをさせていただいたお客様宅に、かれこれ植栽してから7~8年近くたっている一本のハナミズキがありました。このハナミズキ、最初の春に開花してから今日まで一回も花が咲かないのだそうです。自然に育っている樹木でも、毎年咲かずに隔年や数年おきに開花するという開花の特性を持つものがあります。その理由は自然界での共生関係によるところであったり、気候によるところであったりと理由は様々のようです。今回の場合はこれとは違うようです。花期 4~5月 葉が展開する前か同時に開花する。花弁に見えるのは総苞片。(florida=花の目立つ、花の咲く、花の充満したという意味)≪参考文献≫ 植物学名大辞典 万谷幸男編 植物学名大辞典刊行会参考 大正時代のはじめに東京市長がアメリカに桜の木を送った際にその返礼として日本へ送られてきた「日米親善の木」として有名。②    花芽が全くついていない(1月時点)翌春も花は咲かないのでしょう。お客様からどうしてですか?と尋ねられたので調べてみました。目視とヒアリングで確認できたのは、以下の内容です。⑥    周囲に植えられている他の樹木(シマトネリコ、メラレウカ、ジンチョウゲ、枝垂れ梅)は、それほど生育が悪くない。(cornu=「角」「角枝」という意味より、木の硬いことを示す)掘り進めていく上で、スコップだけではなく、コテやドライバーなどを用いて、根部をできるだけ残しつつ掘っていきました。その過程でわかってきたことは以下の通りです。⑧    幹をゆすってみたら、株元が少しだが動く。(根が充分に発達していない)ここまでの情報だけでも、推測されるのは土壌条件が適していなかったというのが妥当かと思います。ハナミズキはもともと肥沃な土壌を好むようです。近くに植えてあるシマトネリコは、何の問題もなく大きく生長していましたが、これはシマトネリコが土質を選ばない非常に丈夫で生育旺盛な樹木だからといえます。さて、このままお客様からの質問に対してどうお答えするのか?「このまま様子を見てください、またいずれ季節が来たら咲きますよ!」といって経過観察は簡単だが、それでは8年もの間咲かないという事実からすると、何の解決にもならないので、今回は目視やヒアリングではわからない地下部を掘って調べることにしました。
それぞれの原因について調べてみました。 栽培環境に工夫をしていても、病気や害虫は発生するものです。被害のサインを早く見つけて的確に対処することが、植物を守るためには大切です。日ごろから植物をよく観察して、初期症状のうちに対処できるようにしましょう。あなたの植物の症状は? 大切な植物を病気や害虫から守るための、見て分かる病気と害虫ガイド会員登録をすると、園芸日記、そだレポ、アルバム、コミュニティ、マイページなどのサービスを無料でご利用いただくことができます。バラの歴史や「殿堂のバラ」などのバラにまつわる知識、役立つ情報が盛りだくさん『趣味の園芸』『やさいの時間』の読者アンケート&愛読者プレゼントのご応募はこちら寄せ植え向きの植物選びや、作り方のポイントを紹介。参考になるキレイな作品写真も見られます植えつけ・植え替え、剪定など、すぐに役立つ園芸作業の基本を、写真付きでわかりやすく解説人気の高まる多肉植物や観葉植物。業界の最前線で活躍する専門家がその魅力を紹介全国の植物園一覧。日本植物園協会に加盟している植物園を中心に紹介。植物園に出かけよう!育てた野菜をおいしく食べるための、野菜を使ったレシピ222品を公開中バラの栽培で多くの人が悩む剪定の仕方を、動画でわかりやすく解説緑のカーテンの作り方やおすすめ植物、実践事例などを紹介していますヘデラの多様性に驚く!連載「ディーププランツ入門」8月号のこぼれ話ここだけで読める連載「テキストこぼれ話」。『趣味の園芸』で語りきれなかった話を限定公開【おうち時間を応援】クリスマスローズのぬり絵とお手本を無料公開中! 5年前にハナミズキを植えて、現在2.5m位に育っております。 毎年花を咲かせて呉れていたのですが、去年辺りから、 花が丸まったまま、開かなくなってしまいました。 去年は、どうして開かないのかなと思いつつ、くっついてる所を 外したら開きました。 Q. 庭のヤマボウシとハナミズキの花が咲きません。 日当たりも良く、排水も良い場所なのですが、何故でしょう? A. 木が元気よく成長しているときは新芽のほうに栄養が行き、花芽が付きにくいことがあります。 また、8・・・
◆植え付ける場所は日当たりの良い場所で栄養のある土が適している花の中には一年おきに開花する隔年開花という性質を持ったものがあります。隔年開花とは、ある年蕾をたくさんつけ、たくさん開花させた木が、花を開花させるために非常にエネルギーを使いすぎてしまい、翌年花つきが悪くなる場合があります。ツツジやシャクナゲ、カキなどがそうで、毎年同じように開花させたい場合は蕾の段階で摘蕾(てきらい)を行うことが必要です。土に栄養分がない、もしくはすでに分解されてしまったなど、何らかの理由で栄養がない土になっている場合、花がつかなくなることがあります。ハナミズキの葉は、枝の先に楕円形についています。花は、桜の様な形に見えますが、花弁が付いているわけではありません。花に見える部分は、花弁ではなく、葉が変形した総苞(そうほう)、です。実際の花弁は総苞よりも中央にあります。沢山花芽が付いた後の年は花が咲かなかったり花芽が付いても数が少なかったり、といったムラがある場合があります。例年よりたくさん花芽が付いた時、翌年も適度な花付きを望む場合は蕾を取る摘蕾(てきらい)を行ってあげると花つきのムラが少なくなるでしょう。木の生長を見守りつつ、春に花を楽しめるようによく観察してみましょう!桜が開花し終わった時期に花を咲かせるハナミズキ。見ごろは4月から5月にかけてです。落葉樹として知られているハナミズキですが、10m以上まで生長します。分布も全国各地。極端に寒さの厳しい地域では生育が見られませんが、大抵の場所なら育てることが出来ます。中高短で美術を学び、卒業後観葉植物も扱う雑貨店で店長、バイヤーを担当。産後LOVEGREEN編集部で季節や庭木、虫の記事担当しつつ、説明や挿絵などで再び絵を描き始める。Botapiiでもエディブルガーデン他のイラストを担当。縁あって現在はフィリピンのセブ在住。ダイビングリゾートで広報も担当している為、海の中やマクロダイビングの世界に夢中。魚より珊瑚やホヤ、海藻など植物寄りの世界が好き。勘と勢いで生きている。まず考えられるのは木が生長途中にあるということ。木は、花をつけることにも実をつけることにもエネルギーを使います(生殖生長)が、木の生長期にまだまだ生長したい場合は花や実にエネルギーを回せないことがあります。苗を買ってきて年数が浅かったりすると木は葉や枝・根を伸ばす方にエネルギーを使うため(栄養生長)花や実にまでエネルギーが使えないようです。柑橘類などの果樹はとくに実をつけるまで時間がかかりますが同じ理由です。お礼肥料をまきましょう。花後6月ごろに、木の枝の外周に沿って、10cmほどの深さの穴を掘り、肥料を混ぜ込みます。また、休眠期の11~3月ごろにも寒肥と言って冬越しのための肥料をまきましょう。

ハナミズキのお花(ガク)が開かないのは、何ででしょうね。 専門家じゃないから分からないけど、環境が関係するのかな。 水枯れや肥料不足も影響すると聞いたことがあります。 ハナミズキの花が一部開かない原因はよく分かりません。 以前東京都内の植木生産者の方から、 「開花時期に水分が不足すると完全に開く前に落ちてしまう」ということを聞いたことがあります。