なお、今モデルで取り入れられているセミマッケイ製法とは、アッパーとソールをマッケイ製法同様に縫い付けた後、ヒール部分を接着したもの。摩耗しやすいヒールを交換し続けることで、長く履き続けることができます。 c 0m. 靴の中で足の裏が当たる部分(中底)を交換する場合、リペアの工程で木型を入れて新しいソールをつけます。つまり、今まで履いていることによって生じた、甲の革の伸びがなくなるのです。そのため、サイズがきつくなったように感じることがあります。 また、ソールを張替える際、靴の中にあるクッションに相当するパーツを交換するのですが、場合によっては足型に変形した中底をそのパーツが押しあげるため、最初、きつく感じることもあります。ソールの張替えでは、靴に木型を入れる必要があります。底を新しくした後で木型を抜くのですが、そのとき、靴に大きな力が掛かります。もし内張りの部分が弱っていたり、穴が開いていると革が破れてしまうので、あらかじめ追加のリペアをお願いしております。申し上げるまでもないかと思いますが、リペアで靴は元の新品には戻りません。たとえば革についた傷やシワはリペアでは修復が不可能であり、色の仕上げ直し等は一部の商品のみ対応可能となります。また、リペアの過程で分解してみないと靴内部のパーツの損傷状態が分からないこともありますのでご了承ください。靴の中で足の裏が当たる部分(中底)を替えない場合、リペア前に屈曲していた中底が新しい底に平らに引っ張られて、足型に沈み込んだ形と実際の足の形が微妙にずれ、違和感を感じることがあります。リペアの内容によって異なります。店舗までお問い合わせください。リペア後、つま先が反ってシワが発生する場合があります。 これは、お預かりしている期間に甲の革や足の裏が当たる部分(中底)に残った汗等の水分が乾燥し、収縮が進み、乾燥とともに爪先が反ったものと考えられます。修理期間中、木型をなるべく長く靴内に入れることで反り返りを防ぐようにしていますが、修理後のお手入れやシューツリーの装着等である程度の修正することも可能です。修正方法については、販売スタッフにご相談ください。REGALの専門店「REGAL SHOES」は全国に約140店舗を展開しています。店舗検索はこちら新規ウィンドウが開きます誠に申し訳ありませんが、流行性が高い婦人靴はデザインの移り変わりが激しく、一部の定番品を除き、パーツを保管しておりません。リペアを承ってから、可能な範囲で材料を作製・手配をさせていただくことになります。そんな事情から、お時間を頂戴している状況です。リーガル専門店「REGAL SHOES」、または、お近くのREGAL取り扱い店まで、直接、靴をお持ちください。リペアの内容によりますが、ソールの交換で、目安として1~2ヵ月間をいただいております。ただし、リペアの受付の混み具合によって前後しますのであらかじめご了承ください。また、製造から長い期間が経った商品や、パーツの手配がまだ十分にされていない比較的新しい商品、製造中止で代替パーツの手配が必要な商品等は、通常より長い期間をいただく場合もございます。リーガルのリペアをしている千葉県柏市にあるファクトリーです。一部の製法の靴は、新潟・岩手などのファクトリーでリペアを行うこともありますが、全国から承ったリペアの8割方をここで行っています。敷地内はリペアの受付センター棟、ミシン掛け等を行う製甲・縫製棟、そして底付け・ヒールのリペアなどを行うメインの工場の3棟に分かれています。REGALの黄色の函をイメージした外壁がポップな印象のファクトリーです。3,300~6,600円+税 程度。(ヒールの種類で変わります)クリーム等を塗っていただく必要はありませんが、外観から状態が分かるように靴全体の汚れを軽く取ってからお持ちください。泥やカビがついた状態では、靴や革の痛み具合を判別するのがとても困難になります。ぜひ、ご協力をお願いします。

靴は素材と構造がキメ手です。はじめは軽快でも1~2時間歩くと疲れを覚える靴もあれば、少し重く感じても一日履いて疲れの少ない靴もあります。 | regal corporation アッパーに底をつける第一段階です。中底を仮止めした靴型に、先芯と月型芯をいれたアッパーをかぶせたら、アッパーの爪先の端を靴型に巻き込むように釣り込んで、中底のリブに止めます。続いて横とかかとの部分を止め、これでアッパーと中底が一体となります。次にヒールシートラスターという機械で側部、かかと部のアッパーをきれいにまとめて止め、アッパーと中底が一体となります。雨への対応は甲革や底の素材や製法でも変わってきますが、靴の構造的には、セメント式製法が比較的、雨に強いとされています。アッパーに底をつける第一段階です。中底を仮止めした靴型に、つま先に先芯を入れたアッパーを被せ、トゥラスターという機械で圧力を掛け、アッパーのつま先の端を靴型に巻き込むように釣り込んで、中底に止めます。表底貼りが終ったところで一度、靴型を抜き、いよいよアッパーと表底を通し縫う「マッケイ縫い」をして底付けが終ります。次に再び靴型を入れてルーズネール打ち、表底ロール掛け、かかとつけ、底回り仕上げと進みます。製法によっては修理が不可能なものがあります。たとえばセメンテッド式製法の靴は、ソールの交換がとても困難です。これまでの作業で靴についた汚れを取った後、仕上げ剤塗り、ブラシ掛け、中敷貼りを行い、表底には商標やサイズを刻印。さらにヒモ靴は靴紐を通し、スリッポンにはタッセルなどを取りつけます。こうして、製品としての最終仕上げが行われます。底付けの第二段階は、釣り込み作業を終えたアッパーに表底を貼りつける作業です。接着剤が良くつくように接着面を起毛してから、アッパーの底と表底に接着剤を塗ります。適正に管理された乾燥時間を経た後、表底圧着プレス機で、熱活性させて貼り合わせます。甲革・中底・裾テープ等を縫い合わせて袋状にし、裾テープを底側に巻き込んでから表底を貼りつける製法です。プラットフォームに見立てた裾テープ部が特徴で、甲革と異なる素材で変化が出せます。中底に薄く柔らかい材料を使うため非常に屈曲性の良い靴に仕上がります。ちなみに、この製法の名前は開発場所に由来しています。底付けの第二段階です。釣り込み作業で接着したアッパーとリブに細革を縫いつけます。この作業を「すくい縫い」といいます。リブと細革の2つの部品があるため、表底をアッパーに直接縫い合わせる必要がありません。この構造により、表底の交換が可能になるのです。出し縫いの後、かかとつけなどいくつかの作業を経て、底付け工程最後のコバ削り作業になります。コバとは、細革と表底を縫いつけた部分の底廻りの出っ張りです。この張り出した部分を均一の幅に削る作業がコバ削りです。アッパーと表底を接着剤で貼り合わせ、加圧密着させる製法です。構造が簡単で作業工程が短く、自動機械での量産が出来るため、一般に安価な靴作りに適しています。軽く屈曲性に富むのが特徴です。反面、底がスリ減ったときのソール交換は困難です。足のフィット感は、足にあった木型形状のうえで、中底が足の形に沿って変形することで生まれます。グッドイヤー・ウェルト式製法の靴は、この中底の構造が特徴的でフィット感に優れています。これまでの作業で靴についた汚れを取ります。その上で、仕上げのアンティーク剤を塗って、次の工程に進みます。底付けの第三段階です。中底の裏面に中物とシャンクを入れ、表底を貼りつけます。次に、ひと廻り大きい表底の張り出した部分を切り取ってから、表底と細革を縫い合わせます。これを「出し縫い」といいます。ワックスを含んだ糸は良く締まり丈夫です。甲革の端を外側に向けて表底に貼りつけ、その部分を出し縫いするという素朴な製法です。軽くて屈曲性が良く履きやすい上に、底回りの独特な風合いが好まれ、子供靴やデザートブーツ等、大人のウォーキングシューズやカジュアルシューズづくりに用いられています。アッパーに中底をつけるまでは他の製法と同じ。まず、袋状になったアッパーに金足型を入れ、ソール部の左右と底を金型で囲みます。その後、この中底と金型で囲まれた空間に未加硫ゴム片を入れ、加熱加圧してゴムを溶かし、成形しながらアッパーに固着させます。大変堅牢な底付け法で、耐水性にも優れています。「いい靴」というのは、用途によって変わってきます。長時間歩く場合は、軽さよりも疲労の度合いを考えた方が良いですし、人によってはファッション性と価格の兼ね合いで「いい靴」を見極めることもあるでしょう。ちなみに、足に合っている靴は、手に持ったときよりも履いたときの方が軽く感じるものです。紙型に合わせて裁断された革のパーツを縫い合わせた後、タッセルなどの飾り取り付け、靴のアッパー(甲)を形成します。 グッドイヤー・ウェルト製法 ... マッケイ 製法の靴は ... リーガルの場合、オールソール の料金が.