カランコエの育て方|挿し木や植え替えの方法、花が咲かない原因は? 2019年12月9日 HORTI 〜ホルティ〜 by GreenSnap. 古屋悟司 28,714 views 5:30 もし苗の状態で買ったなら、後ほど紹介する「植え替え」の方法で鉢に植えてあげてください。カランコエを長く育てていると茎や葉っぱが茂り、花のつきが悪くなってしまいます。そのため、1~2年に1度、「切り戻し」という剪定を行います。フラワーショップや雑貨屋さんで見かけるかわいい多肉植物。グリーンの印象が強いですが、中には紅葉する種類もあることをご存知でしょうか?今回は、そんな秋に変化の楽し…カランコエが大きくなってきたら、今の鉢では窮屈になってしまうので、一回り大きな鉢に植え替えが必要になります。「植物(木)」の一部を土に「挿す」ので「挿し木」といいます。多くは樹木の場合を「挿し木」、草花の場合は「挿し芽」と区別して呼びますが、基本的には同じ作業をさします。5月~10月頃が新しい芽を出す期間なので、液体肥料を10日に1回のペースで与えて生長を促します。花が咲き始めたら肥料は不要です。なので、芽を摘むことで栄養がほかの部分にも行き渡り、結果的にまんべんなく芽が生長するようになります。肉厚な葉が特徴のカランコエは、園芸店やホームセンターで簡単に手に入る多肉植物で、育てたことがあるという方も多いのではないでしょうか?赤やピンクの星形の花が固まっ…花を咲かせたカランコエは、その後も次々と新しい花が出てきます。その中で、古くて枯れた花と新しく咲いた花が入り交じる時期もあるんです。そして秋になったら少しずつ水やりを控え、冬は土の表面が乾いてから、さらに2~3日後に水やりをします。乾燥気味に管理するのが元気に育てるポイントです。©GreenSnap, Inc. All Rights Reserved.土が乾かないよう日陰で管理すると、約1ヶ月後に根が生えてきます。その後は6ヶ月くらいで根がしっかりするので、一回り大きな鉢に植え替えましょう。また、アブラムシの排泄物はすす病という病気の菌をよせつけます。駆除することがそのまますす病の予防にもつながるので、チェックを忘れないでくださいね。「新しく出た芽をどうして摘むの?」と思うかもしれませんが、植物には先に出た芽に集中して栄養を送りこむ性質があります。カランコエは「短日植物」と呼ばれ、日に当たる時間が12時間以下になると花が咲きます。秋以降に花が咲くのは、これが理由です。日暮れが早く、暗い時間が長いので花が咲くわけです。秋以降でも花が咲くので、「寒い時期に部屋を明るく彩りたい」と考えている人にはぴったりですよ。大きさも30cm以下と扱いやすいサイズです。また、ひょろひょろと間延びしてしまったときも、剪定をし、たくさん日に当ててあげると、太くどっしりと育つようになります。気温が5度以下になると休眠してしまい、長く休眠すると枯れてしまうので注意してくださいね。また、気温の低い場所で育てると、つぼみもつきにくくなって花が見られなくなることもあるんですよ。オレンジやピンクなど明るい花色が魅力のカランコエ。肉厚な葉っぱをもち、乾燥に強いことから、植物を育てるのに慣れていない人でも扱いやすい多肉植物です。100種以上…ただし、室内で育てるのであれば、どうしても蛍光灯の光が当たって暗い環境を作れません。そのため、ダンボールをすっぽりかぶせて蛍光灯の光を遮る「短日処理」という作業が必要になります。これを30~40日ほど繰り返せば花が咲きますよ。放置しておくと土に日が当たらなくなって、土が乾きにくく、枯れる原因になってしまいます。春~秋のよく生長する時期は、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。湿っぽさを嫌い、水が多いと根腐れを起こすカランコエは、土の表面が白っぽく乾燥していることを確認してから水やりしてください。花を咲かせるために、夏頃に「摘心(てきしん)」という作業を行います。これは生えてきた新しい芽を摘む作業のことです。花が咲く時期にたくさんの花をつけるために必要な作業なんですよ。カランコエは花の色が美しく、肉厚な葉っぱが特徴の植物です。初心者でも気軽に育てることができ、オレンジや黄、赤、白など品種によってさまざまな色を楽しめますよ。植物を育てるのが初めてなら、陶器などの鉢に植えられた状態のカランコエを買うと手間がかかりません。特に秋〜冬に出回るものは花の色がよいのでおすすめです。購入してすぐに飾って楽しみましょう。カランコエは「挿し木」あるいは「挿し芽」という方法で簡単に増やすことができます。生長が盛んな4~9月頃に、茎を先端から10cm程度のところで切り、土に挿すだけと作業は簡単です。ただし、花を咲かせるにはちょっとした工夫も必要です。今回は、そんなカランコエについて、挿し木や挿し芽といった増やし方、花を咲かせるコツ、ひょろひょろと間延びしたときの育て方などをご紹介します。種類も豊富で、秋や冬にも花が咲くので、自分好みの花の色や形をしたカランコエを育てて、お部屋に彩りを添えてみてくださいね。園芸店やホームセンターでよく見かけるカランコエは、水やりの頻度が低く、日向で管理していれば元気に育つので、初心者でも簡単に育てることができます。多彩な色や個性的な形から、近年人気急上昇の多肉植物たち。水やりの手間があまりかからず、初心者が育てやすいことも魅力の1つです。単品で育てても楽しいですが、寄せ植…カランコエはアフリカなど熱帯が原産の多肉植物で、乾燥に強く、その反面、寒さや高い湿度に弱い特徴があります。置き場所が決まれば、あとは花が咲くまでコツコツと水やりなどの手入れをします。具体的にどんな作業が必要かご紹介します。「切り戻し」とは、伸びすぎた茎などを短く切って、以前のように整った状態にする剪定方法です。植え替えと同じように3~4月か、9月の開花が終わった後に、根元から10cm程度の長さを残して切ります。かなり大胆に切り取ってしまうので不安になるかもしれませんが、1ヶ月程度で新しい芽が出てきますよ。1~2年に1回の頻度で、3~4月の梅雨前か、9月の穏やかな気候の頃が植え替えのタイミングです。グッズを準備して、次の手順で作業を進めましょう。そのため、日本で育てる場合は管理がしやすいように鉢に植えるのが一般的です。「育苗ポット」と呼ばれるビニール製の鉢に入った状態でも販売されることもありますが、別の鉢を用意して、買って早々に植え替える必要があります。カランコエは特殊な条件で花を咲かせる植物です。それは、「陽が当たる時間が短い」ことです。この性質を活用すれば、季節にとらわれることなく、1年中いつでも花を見ることができるともいえますね。カランコエには春の暖かくなりはじめた時期に、新芽やつぼみにアブラムシがつく可能性があります。発生した場合は早めにアブラムシ用の殺虫剤で退治しましょう。カランコエは1年を通して日の当たるお部屋で管理してください。寒さに弱いので、冬場は10度以上のところで育てます。窓際だと外気が当たるので、少し部屋の内側に飾るのがおすすめです。ホームセンターや100均などで手軽に手に入る多肉植物。ぷっくりとした見た目のかわいらしさから、インテリアに加えて楽しみたいという方も多いですよね。そのま…すす病になると葉っぱや花が黒ずんだり、斑点ができたりします。もし発症してしまったら、その部分を切り取って範囲が広がるのを防ぎましょう。この場合、枯れた花が3割ほどついた茎は順次生えぎわから切り落としていきましょう。また、落ちた花びらも取って捨てましょう。
夏に枝が混みあってきたら、伸びすぎた枝や調子の悪い枝だけ、つけ根から切って間引きます。調子が悪い株も枝をカットした方が調子が良くなる場合が多いです。すべての枝を均一に短くすると、長期間花が咲かなくなるので注意します。鉢上げから2ヶ月後の様子です。暑くて土がすぐ乾いてしまうため、バルコニーの明るい半日陰で管理していました。今後徒長せずに枝ぶりが良くなるように、思い切って幹をカットすることにしました。グリーンアドバイザー、ハンギングバスケットマスター、野菜ソムリエ、家庭菜園検定2級。園芸業界で植物全般を幅広く学び経験してきました。LOVEGREEN編集部では主に寄せ植えやリース作り、ボタニカルピープルなどの取材を担当。人が植物と心地良く暮らし、その幸せの連鎖が世界中に広がっていくことを願います。趣味はママさんサッカー。都大会優勝を目指して日々練習しています。挿し木に適した無菌で無肥料の土を使います。今回は赤玉土の小粒を使いました。鉢上げ後1週間ほどはデリケートなので、長雨にあたらないようにしたり、直射日光を避けて半日陰くらいの場所に置いて育てます。株がしっかりしてきたら、日なたに移動させましょう。・在来系の花は、中大輪で花付きがとてもよいです。葉は大輪系より小さく、縁にギザギザしています。耐暑性は比較的強く挿し木で増やすことが可能です。真夏に株の調子が良くない場合は、午前中だけ日があたる場所や、明るい半日陰などに置いてみましょう。鉢をコンクリートの床の上に直接置くと、照り返しによる高温で株が弱ります。棚の上に置くなど、できるだけ風通しを良くしてあげましょう。葉にはつやがあり、生き生きとはしているのですが、栄養不足と日光不足が原因かと思われます。肥料をあげて、少ししたら日なたで管理しようと思います。ただし、取り込む室内が、最低温度12℃以上を保つことができ、日光も十分に当てられるのであれば、冬の間も花を咲かせることができます。その場合は特に剪定の必要はありません。「ハイビスカス」は、世界の熱帯~亜熱帯地方で栽培されています。南国のイメージ感がたっぷりの花は、各地でアクセサリーなど様々なモチーフに使用されてます。暖かい地域では、庭木としても利用されてます。花の開花期間も長く、赤・ピンク・黄色・白などカラーバリエーションも豊富で、花の大きさも小さいものから大きいものまであり、その品種数は数えきれないほどです。明るい半日陰で管理して日光不足だったせいか、背は高くなったのですが、葉の色が明るいグリーンに変わりました。ブリキ缶の底に穴を開けて鉢底石を敷き、肥料入り培養土を使って植えていきます。この状態で、暖かくなるまで室内のカーテン越しに置いて育てていきます。3ポットとも幹をカットしました。春から秋は、土が乾いたらたっぷりと水をあげましょう。水が切れると蕾が花を咲かせずに落ちることがあります。真夏は、朝と夕方の二回に分けて水をあげてもいいでしょう。・大輪系は、花は大輪ですが、花数は少なめ、葉は大きくて丸いものが多いです。耐暑性は弱く、挿し木で増やすことは難しいです。華やかな美しい花が魅力の熱帯花木として人気があります。日本では一般的に鉢植えで楽しまれていますが、沖縄や霜が降りない暖地では庭木などとしても使われています。冬を迎える前に、全体の丈の2分の1から3分の1程度を残してばっさりとカットします。花が落ちた後の「ガク」は、ハサミで切るか、つけ根から摘み取りましょう。明るい日陰で管理して、10日ほどはずっと湿っている状態にするように水をあげます。挿し木後に、冬の間室内で管理していた鉢です。4月になると、こんなにしっかり根付いて新芽が出ました。中心の幹がしっかりと木化して、そこからたくさんの芽が出ていることがわかります。花が咲くのが楽しみです!・コーラル系は、小輪が垂れ下がって咲き、花付きがとてもよいです。葉は小さくて縁にギザギザがあります。耐暑性は強く挿し木で増やすことが可能です。その後は、乾いたらたっぷりあげます。発根したらポットに鉢上げして、生育に合わせて鉢を大きくしていきます。ハイビスカスは、在来系、大輪系、コーラル系の3つの系統に分けることができます。そして、咲き終わった花はポロっと自然に落ちます。この写真では、一番左側が花が落ちた後の「ガク」です。その他は蕾です。庭植えしていた株の鉢上げ適期も10月です。地上部を1/2~1/4残して切り、株を掘りあげて鉢の大きさに合わせて根を切って鉢に植えつけます。鉢上げしたものを、室内に取り込んで管理します。枝を長さ10cmほどにカットして下の葉を取り、残した葉も大きいものは半分に切ります。 カランコエは日照時間が短くなると花芽をつける短日植物です。 夜間光がさすような明るい場所では花が咲きにくくなってしまいます。 冬、照明のついた室内に取り込んだ場合は、夕方5時〜翌朝7時まで段ボール箱で覆い