第1章「再会」 [Blu-ray] DVD・ブルーレイ - 花江夏樹, 坂本千夏, 細谷佳正, 山口眞弓, 三森すずこ, 重松花鳥, 元永慶太郎 ?デジモンtri.第5章「共生」のレビュー - ユーリカ! 本サイトは、劇場公開作品「デジモンアドベンチャーtri.」1章~6章における問題点について纏めるものです。 作品の出来をあまり良くないと感じる者の意見を中心に構成されておりますので、予めご了承の上考え方の一致しない方の閲覧はご遠慮いただきますようお願いいたします。 →タケルのイニシャルが「M」と表示されている。髙石マケル。→第1章の時点で演出にバラつきがあり安定しないまま、過去作の設定だけはしっかり無視されているようだ。→02ではヤマトに告白をする空を後押ししているが、今作では未練があるような素振りを見せるなど、成長を台無しにされてしまっている。→しかしその葛藤のせいでアルファモンの進撃で破壊される街を傍観する、芽心とメイクーモンを見殺しにしかけるなど、彼が『何を恐れて力に対する葛藤を覚えているのか』が劇中で描き切れていない。→本作のキービジュアルが初公開された当初は、キャラクターデザインの変更を求める署名活動が実施され、ファンの間で問題となった。進化バンクについてはデジモンという作品のキモであり、シリーズを代表する重要な要素だっただけに非常に残念。ウォーグレイモンとメタルガルルモンはその過程で一瞬登場する程度。→二度あることは三度ある。ちくしょう、受験中に攻撃なんて汚ねぇじゃねえか!キャラクターデザインは無印02までの中鶴氏から宇木氏に変更。無印02の時に比べて、選ばれし子どもたちの顔の書き分け(特に目)が殆ど無い。恐らくtriスタッフは西島と姫川とが選ばれて光ヶ丘事件以前の選ばれし子供という設定で作ったんだと思う。→02のドラマCDでは02の主人公である本宮大輔の姉・ジュンや丈の兄・シュウなど身近な人々にもパートナーデジモンが現れたことを公言されているが、それについても一切触れられていない。→芽心が引っ越してくる数日前の、オープニングの時点でメイクーモンはお台場にいる。レストランで注文する、周囲に気も使わず延々とウーロン茶について語る、など。本作の光子郎は章を重ねるごとにウーロン茶に傾倒していく。※ちなみにこのシーンで光子郎はフランス語で注文。英語もロクに喋れなかった三年前と比べて進歩が見えるのはいい点。新たな選ばれし子どもとそのパートナーデジモンとして登場。メイクーモンはtriの監督である元永慶太郎氏のデザイン。→光子郎によれば、ゲートは一年前から原因不明の封鎖状態にある。なぜなんだ?ここは主語をぼかしたりして、自分の考えをはっきりいわない人おおいのは。しかしそれ以外の5人+芽心の合計6人の主要キャラが同じ月島総合高校に通っている。→またデジモンは全体的に体のバランスが悪く、無印にも公式絵にも雰囲気が似ていない。問題点とは思わないけど、個人的にこういう自分たちだけが秘密を握っていることを匂わせるセリフ嫌いやわ。太一は後に外交官となる。厳密には現実世界⇔デジタルワールド間ではあるが、国際的に活躍しているとみられる描写もあり一応伏線として機能する。6.02では大勢の人がデジモンを知っているのだが、tri.では人々がデジモンに関する記憶が全部消されたのようです。破壊されたお台場の街を目の当たりにし、戦うこと・そして大きすぎる力を行使していた自分への葛藤を抱く。しかし時系列上ベリアルヴァンデモンとの戦い(2002年末近辺)以降にアーマゲモンとの戦い(2003年3月25日)が起こっている。一緒に引っ越してきたわけではない様子だが、逸れたのか追ってきたのか、この点についての説明は6章にて完結した現在説明が無い。→『ベリアルヴァンデモンとの最後の戦い』を前面に押し出していたことから、ラスボスがヴァンデモン系ではないかとも考察されていた。→「わけわかんねぇだろ?」などとしゃべっている間クワガーモンはまったく攻撃してこない。攻撃を受け続けていたアグモンを誰も気にしない。何故無印第1話のと同一個体のクワガーモンと6年越しに出会うことになったのか。無印のヴァンデモン編においてデジタルワールドでは現実世界の数倍の時間が流れており、ダークマスターズがデジタルワールドを支配していた長い期間に無印1話の個体が何故生き延びられたかは謎である。劇場では映画の最後の最後に第2章のキービジュアルが表示された。iTunesとPSstoreの有料配信では表示されない。無印と02で第1話のクワガーモンとは別個体のクワガーモンが数体登場しているのだが、グレイモンは何故このクワガーモンが無印第1話のと同一個体のクワガーモンだと分かったのだろうか。また、その戦闘についても『本宮大輔達とベリアルヴァンデモンとの最後の戦いから3年』ではなく『八神ヒカリ達とベリアルヴァンデモンとの最後の戦いから3年』と表記される。オープニングでヒカリが弁当を届けるが、直後のシーンで太一は学食で丼物を二つ食べている。今作では、1章開始時点より最低1年前に、デジタルワールドへのゲートが封鎖されている。そのため、選ばれし子どもたちはデジモンたちと別れて暮らしていた。→これ以降のtri.のエンディングと比較すればかなり手の込んだ仕上がり。一番最後の「李健良、源輝二、そしてアニキに慣れたデジモンファン達を原点に引き戻す重要なセリフ」で草生えたそして、現実世界へアルファモンが現れる。新たな脅威に対抗するべく、子どもたちは再び立ち上がる。→露骨な画面整理。18名に及ぶキャラクターを扱いきるほどの力量が制作陣に無いことが分かる。「友達に会いたい」「遠くてなかなか行けない所なんです」「昔はよく行ってたんですけど」と、西島から進路について尋ねられた太一が発言。→オープニングで学生がまったく動かない、ラストのアルファモンとの戦闘ですら笑顔のまま瞬きひとつしない太一とヤマトが大写しになる、など挙げればキリがない。作中の選ばれし子どもたちが置かれた状況を具体的に示すシーンでありながら、非常に粗が多い。→同じお台場中学校に通っているタケルとヒカリが京と一切接触していない。オメガモン、アルファモン、太一、ヤマトが映ったキービジュアル。キャラクターデザイン発表時に「みんな、また会えたね」とのキャッチフレーズが使われた。「再会」したパートナーデジモンと共に辛くもクワガーモンを退けた選ばれし子どもたち。結局朝食代わりの弁当だったのか昼食の一部となったのか分かりづらい。太一とアグモンの再会時に「太一、でっかくなったな」 「お前、ちっちゃくなったな」と発言。→時系列がはっきりしている以上、アーマゲモンとの戦いから2年とすれば良かった、という声がある。→主要キャラの多くが同じ高校に通っていれば、話を作るのが楽。また、プレミアムバンダイ限定販売の月島総合高校の制服の販促になる。5.ヒカリが着るお台場中学校の制服はいくつかのパターンがある。太一らが02組の失踪を認識したのは3章序盤=インペリアルドラモンによる襲撃の翌日以降。再会を果たした後になって、光子郎によって『ゲートが封鎖されていた事実』が語られる。→02終盤からディアボロモンの逆襲、ドラマCDなどの媒体で2人が交際していることは明言されており、02最終回でも夫婦として登場している。→この点については6章までで一切の言及が無い。また理由についても当然不明。→感染デジモンの事件が起こってもなお彼らについては言及されず、光子郎が設けた対策会議にも招集されない。→第1章にてメイクーモンやクワガーモンが現れた際に携帯電話が電波障害を起こしていたが、後にこれらは『歪みが原因』であると判明。デジモンが近くにいたから、というわけではなかったようだ。第1章公開前から公式メディアは『八神太一ら「選ばれし子どもたち」が異世界・デジタルワールドへ渡ったあの夏の冒険から6年。そして、八神ヒカリたちとベリアルヴァンデモンとの最後の戦いから3年の月日が流れようとしていた。』と表記している。作品の出来に否定的な意見を中心に構成されておりますので、予めご了承の上考え方の一致しない方の閲覧はご遠慮いただければ幸いです。興行収入…2億3千万円(tri.シリーズ・並びにデジモンの単独映画としては過去最高、※ウォーゲームは21億6千600万円)子どもたちがデジモンたちと「どうして再会することになったのか?」クワガーモンが飛んでる時結構スピードが出てた気がするんだが、太一はママチャリで追いついてたような。高速プラグインでも使ったのか?※この他にも、二章での丈の予備校が休校になったのか?など、本作では全体的に不親切な状況描写が散見される。※『大輔らの失踪』から『ヒカリとタケルの一乗寺邸訪問』の間には『文化祭の模擬店内容考案~文化祭終了』を含めたかなりの時間が経過しており、太一らの制服も冬服から夏服へと移行している。というどちらが正しくても説明がつかない八方塞がりの状態を引き起こしている。→また、先延ばしにされたと思われた彼の葛藤を乗り越えるプロセスは、以降うやむやにされることとなった。→知識の紋章の持ち主で学力も高いであろう光子郎まで同じ高校に通っているのも不自然。→オメガモンという切り札を真っ先に切ってしまったために以降の章において『究極体以下で戦うのは全力ではない』『苦戦を演出するためにはオメガモンが負けなければならない』などの余計な制約をかけられてしまった。→本作が『02最終回へ繋がる物語』と明言されている一方で、実際はその結末からの解離が見られる。特にタケルとは(引っ越ししていないと仮定すれば)井ノ上京の家族が経営しているコンビニの真上で、彼女や火田伊織と同じマンションに暮らしている。お台場霧事件を境に多数の『パートナーデジモンを持つ子どもたち』が現れたのだが、本作では彼らについても一切語られていない。→また中学3年生から高校2年生の間での体格の変化は特筆されるものではない。現に時系列上直近に当たる『ディアボロモンの逆襲』と今作では太一たちに体格的な差異はほとんど無い中盤にはミミと芽心も月島総合高校に転校してくる。都合の良い偶然である。以降の章、劇場でtri.を観る視聴者の殆どが、映画の最後の最後に表示される次の章のキービジュアルを集中して見るようになった。八神太一ら「選ばれし子どもたち」が異世界・デジタルワールドへ渡ったあの夏の冒険から6年。そして、八神ヒカリたちとベリアルヴァンデモンとの最後の戦いから3年後の『選ばれし子どもたちのその後』を描く続編。映画を全て終わったという所で、全ての視聴者の意表を完全についたタイミングで、ロゼモン、ヴァイクモン、インペリアルドラモンDM、ミミ、丈が映った第2章のキービジュアルが表示された。それまでの展開を無視している上、『待望の再会』にしてはあっさりしすぎで感動もない。非常にどっちつかずに終わってしまう。tri.全体におけるウォーゲームのセルフオマージュはどれも適切とは感じられないので、編集メモにします。適当。あるいは彼女がそう思ってるからそうなんだろう、彼女のなかでは、という話なんだろうよ。角銅さんのツイッターに「ウォーゲームのテレビ版との矛盾点はどんなことですか?」とリプ送ったら返答くれるかもね→その理由は不明。特に02にて同居していたタケルとパタモン、ヒカリとテイルモンが別れて暮らしている理由も不明となっている。※センコロールと本作のメインビジュアルが酷似。キャラクターデザインについても同様。→第1章の「再会」というタイトルは、主要キャラの子ども達とデジモン達の再会ではなく、「無印第1話のクワガーモンとの6年越しの再会」を表しているのでは、と一部で冗談で言われたりした。1章でもうすぐ梅雨明けってニュースあったけど、梅雨明け前まで冬服のままの高校ってあるのかな?ドットで表現されたパートナーと子どもたちが大きくなったり小さくなったりするだけ。※また、中盤クワガーモンの襲撃を受けた太一らの元に、パートナーデジモンが現れる。しかし上述のとおりゲートは封じられており、感染によって開ける『歪み』を通るしかない。医学部志望の丈は学力の高い高校へ、タケルとヒカリは02での太一らと同様お台場中学校へ進学。無印02では完全体止まりだった主要デジモンの究極体、詳細不明の02組要素のインペリアルドラモンDM、遂に決着したヴァイクモンプレシオモン論争、に多くの視聴者が興味を沸いた。と三段階でドットが変化するため、どうせなら子どもたちについても高校生となった八神太一を中心とする「選ばれし子どもたち」が、新たな脅威『感染デジモン』と戦う中でその謎に迫る全6章の劇場公開作品第一作目。YOUTUBEでtri.の進化バンクを切り貼りしたMADを見たら、tri.の進化バンクの出来はそんなに悪くないように感じた。悪いのはバンクの出来そのものではなく、同じバンクを何度も流すことだと思うわ。全6章通して同じ進化バンクは1回流したらそれ以上流すべきじゃなかった。→しかし、この出現方法についても6章現在説明はない。にも拘わらず現実世界へやって来たアグモンたちパートナーデジモンについて(5章現在においてもまだ)一切説明されていない。→データむき出し状態のデジモンが気持ち悪い色味の緑色のリングをくぐって進化を完了するのもマイナス。究極体という成長段階を単なる踏み台としてしまったことで、以降の「新たな究極進化」の価値を自ら下げてしまった。→総じて、何をしているのか伝わってこないために何をしたいのか分からない戦闘シーンとなってしまった。デザインの方向性自体がデジモンアドベンチャーの雰囲気とは遠く、一方で今作ならではの独自性も無い。物語の鍵を握るゲストキャラクターだが、1章においては顔見世、といった程度の出番。クワガーモンの件に関してはそもそも無印の時に2話のシェルモンとメタルシードラモンの部下のシェルモンが同一個体だったのを気付いてたりするからそこは違和感ないかな。無印最終話で撮影した記念写真。太一、空、丈が所持しているのが確認できるが、撮影したのはアンドロモン。どうやって印刷したというのか。→高校で転入するには親の仕事の都合があったとしても複雑な手続きを踏んだ上に難しい転入試験に合格しなければならない。その上、月島総合高校が公立か私立かは不明だが公立高校では高校が運良く欠員募集をしているタイミングでないと転入不可能。特にミミは太一達と同じ学力を持っているのか怪しい。→ゲートが1年前から閉じていることが作中で語られるため、太一がデジタルワールドに行けなかった期間は長くても2年程度。→同居しているヒカリがD-3を所持している以上、自宅のパソコンから気軽に会いに行けるはずである。デジタルワールドでの冒険から月日は流れ、八神太一は普通の高校生として過ごしていた。そんな時、突如出現したクワガーモンが街で暴れまわる。絶体絶命の瞬間、パートナーデジモン『アグモン』が出現し太一の危機を救う。本サイトは、劇場公開作品「デジモンアドベンチャーtri.」第1章~第6章及びその続編における問題点について広く纏めるものです。同一個体のクワガーモンだと分かったとしても、6年前にアグモンの状態で一度だけ戦った敵の強さを、詳しく覚えていられるのだろうか。デジモンセイバーズの『デジヴァイスic』に近いデジタル空間。パートナーデジモンがあらゆる通信機器から出入りできる。→画面もほとんど全てが白一色。無印02共通の進化バンクに見られるドラマチックな視点移動もない。こいつがゲンナイやデジモンカイザー(=一乗寺賢)の姿をしているのは2人に植え付けられていた暗黒の種を抽出しそこから作られたからという設定があっても良さそう。敵のクワガーモンについてグレイモンが「あいつ前に戦った時より強くなってる」と発言。→そのあまりの放置っぷりに「無印組が冷たい」など、旧来のファンからは誤解の声を生む結果となった。