一度慣れてしまえばあとは、楽勝です。決して、マウスが使えなくなるわけじゃありません。我々のようなトラックボールを日頃から使っているユーザは、マウスに持ち替えても何の違和感も感じません。Macintoshについていたマウスは、ジョブズのこだわりで、ボタンは一つしか付いていませんでした。トラックボールといえば、ケンジントン(Kensington)です。 2020年2月、親指型のトラックボール「Pro Fit Ergo Vertical Trackball」が発売になりました。 トラッ ...ボールを右から左へ指で弾いて転がすだけです。ボールの径もそこそこあって重さもあるので、慣性が働き、ボールは指を放してもしばらく回るため、ポインターは動き続けることになります。トラックボールなら、広大なデスクトップの右端から左端へのポインターの移動が一瞬でできます。代表的なのが、スイスのLogicool(Logitech)の、M570、M570tです。2017年秋にM570tの後継である、MX Ergoという右手親指で転がすトラックボールが出ました。スティックも自在に操れるのなら、ボールも親指で回したらいいんじゃね? というのが、マウスの親指のところに小さなボールを取り付けたタイプです。アメリカ製の57mm径の大玉を使ったトラックボール CST 2545 を買って使っていたので中長期レポート しています。 5年ほど前にCSTのトラックボールをAmazonで購入しました。しかし、使い勝 ...2018年4月発売のエレコムのDEFT PROです。DEFTは、人差し指や中指でボールを操作しつつ、ホイールは、右手親指で操作します。Macintosh Plusを代表とするApple Computerのコンパクトマック(一体型Mac)は、ディスプレイの大きさが9インチのモノクロブラウン管でした。ただし、ボールは、光学センサーで動きを読み取れる模様でなければならないので、勝手に自分で交換することができません。ターボマウスは、自分で修理したり改造したりできるユーザしか長く使いこなすことができませんでした。回転運動をデジタル信号に変換するセンサーをロータリーエンコーダーと言います。直線的な動きをデジタル信号に変換するのをリニアエンコーダーと言います。昔からあるセンサーの一つで、いまでも、ロボットなど機械制御には欠かせないセンサーです。グラフィックカードの性能が良くなって価格も下がり、ディスプレイも大きくなって、2台、3台とディスプレイをつないで、広いデスクトップで使うようになります。マウスでのポインターの移動に時間がかかるようになって困りました。小さい球体(ビーズ状)をボールがはまる半球状の凹み(カップ)に3点配置して固定してあります。昔のトラックボールは、このロータリーエンコーダを使っていました。パソコンの画面の中にある操作をする矢印(ポインター、カーソル)を動かすための道具(ポインティング デバイス)です。特長は、ボールを転がして、画面の中の矢印(ポインター)を動かすことです。中には、ゲームコントローラのスティックそのものが付いたタイプもあります。あくまでも、娯楽用のものばかりなので、バリバリとパソコンで仕事をしよう なんて考えている人には、力不足だと思います。ボールを指で回すのと、マウスを手でつかんで手首と腕で動かすのとでは、別の動きになるからでしょう。トラックボールは、このまま衰退していくポインティングデバイスなのか?と危惧するトラックボール愛好家の私も、ここ数年でユーザー層の広がり(裾野の広がり)に手応えを感じています。Pro Fit Ergo Verticall と EX Ergo昔から、指先の廃用萎縮を防止する(ぼけ防止)ために、「クルミ回し」という健康方法があります。昔の映画で、ギャングのボスがクルミ二個を手で回してカリカリと音を立てているシーンがありましたね。このページでは、トラックボールの過去三十年分のウンチクをまとめました。これで、ExpertMouse は大ヒットします。ただ、機械的故障も相次ぎ、それを改良したつもりだったのが、ゲーム機のコントローラーは、左右の親指を使って操作します。スティックというデバイスの形式で、倒してその方向へ、押さえてオンオフなどの操作ができるようになっています。接触した二つの物の間には、摩擦力が働いています。静止摩擦力と動摩擦力については、高校の理科/物理学で習いましたよね?。などがありました。この問題点と修理については、もう時代遅れなので省きます。黒歴史です。電源は、パソコンからもらうので、電池やバッテリーの減りの心配はいりません。Kensingtonのホイールに対する答えとして、ボールの周りにリング状のホイールをつけました。M570を買って、とてもガッカリしたので、すぐに友人に譲りました。25年ほど前のパソコン通信時代、NIFTY-ServeやPC-VANの関連フォーラムで、マウス vs トラックボール の宗教戦争を繰り返していた頃には、すでに「トラックボールはマウスほど直感的な操作ができない」という結論が出ていました。大きく重いボールでも、その回転の滑らかさが落ちません。当時のターボマウスのボール(57.1mm径)は、ビリヤードの玉そのものでしたから、みんな、好みのビリヤードの玉と交換して使っていました。2018年4月20日に発売になった、エレコムの【DEFT PRO(M-DPT1MRXBK)】を買って、毎日使いつつ、中長期レポートになります。 2019年4月に故障したので修理に出しました。 こんな方 ...エレコム DEFT PROの人工ルビーのビーズと光学センサー部私はどうだったか?忘れました。そこで、肩こりがひどいと訴える人(客もふくめて)、何十人かにトラックボールをすすめて買わせてきた限りでは、みんな口をそろえて「慣れるまで使いにくかった」と違和感を訴えます。ビルゲイツは、Macintoshを真似て、Windows を開発します。Microsoftのマウスは、ボタンが二つありました。トラックボールやマウス、ポインティングデバイスのレビュー記事から参照するようにして活用します。などのコストがかかる部分が多いので、「安かろう悪かろう」になってしまいます。中にはコスパの良い物があります。親指でボールを回す形式は、トラックボールとしては異端児的存在で、親指を酷使するゲーマー的にもダメです。昔のマウスは、ボールが中に入っていて、それをローラについたセンサー(エンコーダ)でX軸とY軸のデータを読み取っていました。それを、そのままひっくり返した構造がトラックボールです。対するボールは樹脂ですから、酸化アルミニウムのビーズが摩耗することはないです。(ダイヤモンドペーストという研磨剤をボールに付けない限り)右手で操作する場合、左のボタンは、親指のつけね(母指のMP、第2関節から母指球)、右ボタンは小指の付け根(小指球)でおすこともあります。手のどの部分で押してもクリックできるようにできています。支持するビーズとボールは、点という非常に小さな面積で接しています。この接触面積が大きくなればなるほど、この点にかかる力(ボールの重さ)が大きくなればなるほど摩擦が大きくなるという摺動特性で、ボールの動きに悪い影響を与えるようになります。のどちらでも、いいです。(ドライバーが刷新されて、まだバグがあるので注意してください。)当時、Kensington の TurboMouse が使い勝手が良いとアメリカで評判なのを知って、私も個人輸入して使い始めました。以来三十年、TurboMouse(Expert Mouse )を愛用しています。サンワサプライや中華の怪しいブランドで売られている、両手のどちらからでも使える、ハンディタイプのトラックボールならいいでしょう。これくらいのサイズ【512 × 342 ピクセル】であれば、純正の(ワンボタン)マウスでなんの不便もなく(今でも)使えます。それぞれのメーカーで、独自の無線で接続します。パソコンに専用のレシーバー(USBドングル)を差し込んで使います。トラックボールの原型が1950年代にあって、製品も1966年頃にあったと言われています。親指がダメな点は、レビュー記事で書きました。そちらを参考にしてください。右側のディスプレイに表示したブラウザをスクロールして、挿入したい写真を左のディスプレイにある写真フォルダのところまで、ポインターを右から左に正面のUHDディスプレイを通り越して移動させるシーンで…。それに対して、ベアリング軸のローラーで支えるトラックボールは、ローラーなので最大静止摩擦抵抗がありませんから、ボールの動かし始めに力がいらないのです。しかも、ボールに勢いよく回るようにはじくとボールがしばらく回転したまま止まりません。今の光学式マウスの裏側に付いている光学センサーと同じもので、安価でドライバーソフトの開発も簡単ですので、諸々のトラックボールが抱えていた問題を解決しています。週末にゲームに興じるジジイです。提灯(ステマ)記事ではない”本物の”口コミ レビュー記事を書いています。とくに、最大静止摩擦力はボールの動き始めに大きく影響します。最大静止摩擦力が大きすぎると、指で動かそうとしても滑らかにボールが動きはじめません。そのために、細かくボールを動かして精密な動きをすることが難しくなります。トラックボールで絵が描ける、描けない という議論については結論が出ていません。ところが、描くモノによっては、ペンタブレットよりもトラックボールが有利なことがあります。Mac歴30年超のSGです。私は、「東プレ(Topre)」のキーボードを愛用しています。いままで、東プレのキーボードには、Mac用のものがありませんでした。今回、 Mac用のキーボード「REALFOR ...これについても、当時から、あれこれ議論がありましたけど、実用面でほとんど支障がないというか、誰もそんなことを気にして使っている人はいません。ボールの細かい模様を光学センサー一個で読み取るという仕組みには、盲点が存在することになります。つまり、光学センサーが測定している点を軸にした回転をボールがする場合です。ガジェット、ゲームの本物レビューを書くブログ。月1万円で遊ぶ趣味を探求!という性質のことを慣性という。中学の理科、高校の物理学で習った。大きく動かす時に、マウスも大きく動かすことになります。机の上がマウスだけのためにあれば、自由自在に動かせます。しかし、広いスペースでマウスを使える人は限られています。これも、宗教戦争で指摘され続けたことですが…、一概に決めつけられないんです。エレコムのDEFTも4千円ほどなので、とくにこだわりがなければいいでしょう。マウスをずっと使ってきて、トラックボールに触ると違和感が大きいはずです。最近主流になった人工ルビー(サファイア)などのビーズ(小球)によるボールの支持は、ボールが点で接触するため動摩擦(抵抗)力が働くためボールの回転のブレーキが大きいんで(摺動特性をしていま)す。だから、ボールが回り続けるということはありません。マウスが高くても数千円で買える時代に、トラックボールは、3千円〜1万円しますから、高いです。しかし、インターネット全盛期にはいり、ブラウザーでの操作で、スクロールを担当するホイールの存在が不可欠になります。トラックボールにも取り入れられました。しばらくして、スクロールをするためのホイールというものを左右のボタンの間に入れます。ドライバーを使わず、ただのUSBのポインティングデバイスとして使う場合は、メーカー違いの複数台が混在しても問題はおきません。ただし、ジェスチャーなどショートカットの割り当てができません。「タマいじり」なんて表現を男女ともに使う事をはばかる時代ですが、あえて言及しましょう。アメリカのCSTというトラックボールは、未だに2,1/4インチ(57.1mm)のボールで、ベアリング ローラー式でしたが流通在庫だけになりました。右手専用です。左手用は日本のエレコムの親指のトラックボールで左手用(M-XT4DRBK)があるくらいです。ロジクールは、Unifyingというロジクールの対応製品であれば、キーボードなども一緒に登録して使えます。この頃から、Windowsが一気に普及しました。トラックボールも最初は、ホイールに相当するものはありませんでした。の2種類があります。指が不自由な人は、手の平など手足の自分が動かせる部位を使います。今でも、パソコンの FPS、TPSといったシューティングゲームで、エイム(照準)をするのは、トラックボールよりもマウスの方が良いです。私も実際にプレイしてみて、シューティングゲームのような素早く正確に操作するのは、マウスの方が優れていると思います。1960年代にダグラス・エンゲルバートという人がマウスを発明しました。ボールを転がしてそのX軸とY軸の動きを読み取るという仕組みで、コンピュータ画面の中にある、矢印など(ポインター)を動かそうというものです。左右の親指でポインティングデバイスを操作するものといえば、ゲームコントローラです。ベアリング軸のローラーでボールを支えるトラックボールが廃れた理由は、私は、Kensington(ケンジントン)のトラックボールを30年近く愛用しています。 リストレストとセットで 今回は、キーボードの右(左利きの人は左)に置く トラックボール【SlimBlade Tr ...Logicool から、2台のパソコンを自由に行き来できるMXシリーズに、親指で操作するトラックボール MX Ergo Wireless Trackball が出たので買って長期レポート をしています ...私はケンジントン(Kensington)のトラックボールを30年愛用しています。 2016年3月に日本での正規販売になった、 Expert Mouse K72359JP ワイヤレストラックボールを買っ ...同じメーカーのトラックボールでも、2つ以上の使用ができないものもあります。メーカーの違うトラックボールを複数使う場合、それぞれのドライバーソフトをインストールすると正常に動作しなくなります。現在売られている1万円前後のトラックボールは、人工ルビーが使われています。酸化アルミニウムの結晶なので、サファイアや単に酸化アルミニウム結晶の白いビーズも同じものです。モース硬度でもダイヤモンドの次に硬い物質です。このページでは、トラックボールにかんするウンチクを私の覚え書き的にまとめたものです。今は、MX Ergo(2017年11月購入) と Kensington Pro Fit Ergo Vertical(2020年3月購入)の2つを使っています。ところが、トラックパッドしか知らない若い世代で、トラックボールを巧みに操り、シューティングゲームでエイム(照準)をビシバシ決めるヤツが出てきたので、この定説も覆りそうです。ごろ寝しながら、PCが使えるとか、そんなキャッチフレーズ売られています。現在のトラックボールのほとんどが、耐摩耗性にすぐれた材質でできたビーズで支えるようになっています。マウスの場合、右から左のディスプレイまでポインタをもってくるのに、「左へずらして持ち上げて、右に持ってきて」の動きを何回くりかえさえなければならないでしょうか?これは面白いと思います。マウスに持ち替えても、トラックボールに持ち替えても、操作にとまどうことがありません。頭の中で、すぐに切り換わると考えられます。こんなかんじで、横長になっています。5K iMacにもUHD(4K)のディスプレイをつないで、デュアルディスプレイにすると、横幅が広くなりすぎて困るので、フルHD(1920×1080)のディスプレイを縦長(ピボット)にして使います。Bluetooth接続のマウスやキーボードが反応しない とぎれとぎれでつながっている パソコンのスリープ(スタンバイ)ができない Wi-Fi(無線ラン)が、とぎれる などの症状で、何が悪いのか?と相談 ...マウスが一般的になったのは、1983年にApple Computer(iPhoneのメーカー Apple Inc.)が、Lisaというパソコンにマウスをつけて売り出したのがきっかけです。ちなみに、Lisaは、みんなが使っているiMacやMacBook Proの原型です。マウスとキーボードのセットMKシリーズの2018年モデル ロジクール(Logicool)【ADVANCED MK545】の長期レポート です。 Logicool Logicool(ロジクール)は、日本 ...ケンジントン(Kensington)のトラックボールは、シンメトリックデザイン(左右対称)なものが多いです。テレビやディスプレイのHDMI端子に挿して使うスティック型PCで使うワイヤレスのトラックボールとして、ハンディタイプのトラックボールは便利です。マウスは、ボールを机の上で転がす。トラックボールは、ボールを手で転がすの違いがあるだけで原理は同じです。2015年あたりから、金儲け「個人の口コミを装ったステルスマーケティング販売業」目的でブログを書く人が急増しています。 その結果、パクリ記事やフェイク広告記事が検索エンジンの上位を占めるようになって、 ...ここ十年で、スマホやタブレットの画面のタッチパネル、ノートパソコンのトラックパッドという第三の平面型ポインティングデバイスが爆発的な勢いで普及しています。ロータリーエンコーダの基本構造として、回転する円盤にスリット(隙間)が刻まれていて、その円盤を挟む形で、発光素子と受光素子が向き合い、スリットから漏れる光を電気信号におきかえるという仕組みです。こういう、ベジェ曲線というドロー系の線を描く作業で、ハンドルをきちんと持ってドラッグするくらいなら、トラックボールでもできます。