Art インタビュー・対談 【インタビュー】写真家 レスリー・キー 母の死、孤児院、逮捕劇 、それでも写真を撮る理由は? 2014年05月26日 20:00 JST シンガポールでシングルマザーの家庭で育ちました。でも母は仕事に出ていたので、祖母と過ごすことが多かったですね。周りの友達はみんな両親がいて、「夏休みを使って旅行に行った」などとよく自慢されていました。自分の写真や家族の写真も持っていなかったり、みんなとの共通点が少なかったことでうまくコミュニティに属することができず、人と話すことが苦手な幼少期でした。こういった家庭環境ですから贅沢はできないわけで、私は1歳から13歳まで自分の写真を一枚しか持っていませんでした。持っていたのは、確か12歳のときに写真館で撮影した一枚だけです。妹も子供の時から写真がなく、私のように写真が一枚しかないような人間になって欲しくないと思ったため、中学生になる13歳の時に母からカメラを買ってもらいました。それで、妹の写真をたくさん撮ってあげましたね。ですが、喜んでいたのも束の間で、買ってもらった4ヶ月後に母が39歳の若さで急逝してしまいました。しばらく何にもする気が起きませんでしたが、母がプレゼントしてくれたカメラで人と関われる人間になろうと決意して、私の周りの友達、学生、同級生、アルバイト先の知り合いみんなの写真を撮るようになりました。それからずっと人を撮っています。母が亡くなった後、孤児院に移されることになりました。孤児院で生活した13歳から19歳の6年半、毎週金、土、日曜日はシンガポールにある日本の工場で働いていたのですが、そこで初めて日本のドラマや雑誌、アニメを見て、日本のご飯を食べて、日本の音楽を聞きました。その中でもユーミンの曲が大好きになって、「いつかユーミンと会いたい」と思ったことが日本に来たきっかけです。それからは、自分にたくさん友達を作ってくれたカメラを仕事にしたいと考え、日本でカメラマンになろうと決めました。浜崎あゆみや松任谷由実などこれまで多くの著名人のポートレートを手がけてきたシンガポール出身の写真家LESLIE KEE(レスリー・キー)。昨年には逮捕も経験したが、逮捕後も自費出版誌「SUPER」シリーズの他、ドラマや映画、マガジンを手がけるなど多忙を極めている。苦難を乗り越えなおバイタリティ溢れる作品を撮り続けるフォトグラファーの原動力とは?自分で言うのもなんですが、私は感謝の気持ちを重んじるタイプの人間。母は確かに完璧な家族は作ってくれませんでしたが、一生懸命働いて私の学費を払ってくれましたし、祖母も一生懸命育ててくれたのでとても感謝しています。確かにまわりと比べたら足りない物もあるかもしれませんが、私にはそれだけで充分でした。 Art インタビュー・対談 【インタビュー】写真家 レスリー・キー 母の死、孤児院、逮捕劇 、それでも写真を撮る理由は? 2014年05月26日 20:00 JST 株式会社スミフルジャパンのプレスリリース(2019年9月20日 16時46分)『gackt×あなた×レスリー・キー』2ショット撮影会ご招待キャンペーン! レスリー・キー、三浦春馬さん追悼で写真掲載 レスリー氏は、18日のTwitterで、「18歳からずっと撮影した三浦春馬、僕と同じ4月5日の誕生日です。 レスリーキーを黒木メイサに当てはめたようないつも通りの写真集といえる。それがレスリーキーだし。ちなみにラブメイサのほうは中古で数百円なので、ブックオフで見かけたら是非見比べてください。 黒木メイサ写真集を撮影したレスリー・キー 統一された規格のため各種交換レンズが完全互換で使用可能。 レンジファインダーカメラの標準マウントとして、戦後には日本のCanonやminoltaをはじめ、各種メーカーに採用されることとなりました。 Canon 7SのL39マウント(1960年代) レスリー・キーという人物は、技術だけでなく、人の心を掴み、撮影した相手をハッピーにできることが、この方の凄さです。 ポートレート写真の原点は、人の魅力を引き出し、その人をハッピーな気持ち … X-700ですか、その頃は私はカメラにあまり興味が無かったので、知らなかったのですが。 レスリー・キーさんの撮影現場がテレビで見れて、表紙の1枚の写真にも写真家やモデルさんの才能や努力があることが判りました。 【Tim walker】ティム・ウォーカーの写真集やカメラ使いなどwikiにない情報までリサーチ猫を少年に見立ててストーリー作りされているのですが、きっちりコンセプトが作られているので見ていて安心感があります。生まれ故郷では母1人子2人というシングルマザー環境だったようなので、かなり苦労されたそうです。シンガポールから日本、日本からニューヨークへ。移動距離を考えるだけでも、もの凄いことを成し遂げています。その世界観をもっとフカボリしたいなら作品集を眺めてみるのもオススメです。写真のキメ細やかさ、題材のクールさに、とにかく感動しますよ。どんな生い立ちで、現在はどんなカメラを使用して活躍されているのか、知り尽くして行きます。そんなレスリー・キーさん、普段はどんなカメラや機材を持っているのか探ってみました。キャノンは自社の工場でデジカメ内部に使われている半導体を作っています。家に1枚も家族写真がなかった現状を憂いて、最愛のお母さんに1台のカメラを買ってもらいます。やんちゃに見えますが、東日本大震災のチャリティイベントを何度も手掛けるなど、心優しい一面も持っています。レスリー・キーさんはシンガポール出身の男性カメラマンさん。1971年生まれです。クロダミサトが使うカメラや「沙和子」などの写真集・作品からプロフィールまで知り尽くす東京ビジュアルアーツは市ヶ谷駅にある専門学校で先生には現役のカメラマンさん、映画監督、メイクアップアーティストが多数いることで知られています。アジア人カメラマンとして世界に誇る活動を続けているレスリー・キーさん。滝本幹也が使うカメラや写真集・写真展に広告作品からプロフィールまで知り尽くすミノルタはソニーに買収された歴史があるので今となっては貴重なカメラかもしれません。どの人もこだわりが強いアーティストさんに見えますが、そんな人たちにご指名されているのも何気にすごい。機動性が高く操作が早くおこなえるので、ノンストレスで高速シャッターを切れます。こちらでカメラの基礎を学んだレスリー・キーさん、当時の日本語はまだ片言だったようなので、学校で授業を受けるだけでもかなり大変だったと思われます。ニューヨークでさらに写真の腕を光らせた後、また数年後に日本に再上陸しています。配慮のない展示には問題があるかもしれませんが、配慮があるにも関わらず男性のヌードだからと罪になるのはあまりにもひどいと思います。ジェンダーな部分に取り組まれている方に、誤った解釈がされないためにもレスリ・キーさんの活躍は今後も重要になって来そうですね。セーラー服や浴衣・ウェディングドレスなど手のこんだコスプレがとても多く、熱い製作魂を感じられる一冊になっています。写真家の鷹野隆大さんにも同じような事件がありましたが、これは表現の自由を侵害するものだと思います。フリーランスでデザイナー+カメラマンをしています!SNSではきれいな写真で溢れているのに街中を見ても魅力的に発信できてるお店って少ないない?実はそのカメラの力、ビジネスに変えられるかも!何の病名か明らかにされていませんが、ハードワークが祟って体を壊したのかもしれません。一家の稼ぎ頭としてバリバリ仕事をこな、お母さんの後ろ姿を見て育ったそうです。幼少期には苦難の日々を送られてきた過去など、どのようにして今の現在があるのかとても気になります。俳優さんや音楽家・カメラマンの卵たちが通う東京ビジュアルアーツという専門学校に入っています。躍動感あふれる写真が多いので、ついつい眺めていると引き込まれてしまう感じ。食い入るように世界観に入ってしまえるのが何とも不思議です。レスリー・キーさんはユニクロのポスター写真なども手掛けています。そんなレスリー・キーさんが唯一お母さんに甘えたのは中学入学のころ。ただそれを転機によりレスリー・キーさんの名前は広く知られることになり悪いことばかりではなかったようです。その後フリーのカメラマンとしてデビューした後、2000年代に入って美の本場・ニューヨークに飛んだレスリー・キーさん。レスリー・キーさんには7歳下の妹さんがいますが、嬉しくって妹さんの写真を何枚も撮りまくったそうです。平間至が愛用するカメラや作品や写真集にプロフィールまで知り尽くす日本に戻った後のレスリー・キーさんは、浜崎あゆみさんや松任谷由実さん、倖田來未さん、レディ・ガガら名だたる有名アーティストのカバー写真を撮影しています。自分のセクシャリティに自信を持っているのが、何だかカッコいいですよね。尊敬します。ちなみに登場する猫ちゃんは、そんじょそこらの野良猫ではなく立派なスター猫。実際に多くの有名人の方がレスリー・キーさんを擁護されています。この作品集はそれに近い世界観も感じられる、スポーティな内容になっています。多くのアイドルやアーティストの写真集を手掛けているレスリー・キーさん。物心付くまでシンガポールで過ごし日本にやって来たのは1994年のとき。松藤美里さんが使用するカメラやSNSにインタビューからプロフィールまで知り尽くすアイドル好きの方もそうではない方も満足できる内容になっていますよ。© 2020 一眼フォト All rights reserved.メイクも普段より濃い目に仕上げていて、レスリー・キーさんの世界観を感じさせる大人な一冊になっています。日本だけにとどまらずレディーガガやアヴリルラヴィーンと言った海外アーティストを含むCDジャケットの写真を多く手がける世界的にも有名なフォトグラフファーのレスリー・キーさん。佐内正史が使うカメラや写真集からインスタやプロフィールまで知り尽くす日本の芸能界を撮らせたら右に出るものはいない…そう豪語されているのがレスリー・キーさんです。