映画「シャッターアイランド」を観ていると、ところどころに登場人物の挙動や台詞、視線などに違和感を感じたり、「あれ?」「なんで?」と疑問を感じたりする箇所があります。このサイトは、映画「シャッターアイランド」徹底解説サイトです。 シャッター アイランドの映画情報。1415件のネタバレレビュー・ストーリー・内容・結末・解説。マーティン・スコセッシ監督、レオナルド・ディカプリオ出演。精神を病んだ犯罪者だけを収容し、四方八方を海に囲まれた「閉ざされた島(シャッター アイランド)」から一人の女が姿を消した。 テディの妄想を現実にすれば、それがきっかけで正気に戻るかもしれないと考えたのです。テディと妻のドロレスがかつて住んでいたアパートの管理人で、テディの留守中にドロレスを火事で殺した放火魔レディスがこの島に収監されていたのです。嵐は一向に治まる気配がなく、病院が停電するおそれまで出てきてしまいます。孤立した不気味な島の精神病院を舞台に、ある別の目的を抱えた男が失踪事件の謎に挑むサイコスリラー映画です。仕方なく1人で灯台に向かったテディは、途中の崖の中に洞窟があることに気付きます。実は、テディはこのシャッターアイランドのC棟の患者であり、67人目の患者がテディ自身で、テディの本名は「アンドリュー・レディス」だったのです。万が一停電すると、隔離しているC棟の危険な患者の施錠も解かれてしまいます。孤島の反対側は、絶壁になっており、人が立ち入る場所がありません。ヒリングスを殴り返したテディは、彼をチャックに任せてさらに奥に向かいました。そして1年後に出所し、出所後わずか2週間で3人の男性を殺した男でした。テディとチャックは、レイチェルの部屋を見せてもらい、そこでレイチェルが脱走当時はだしだったことを確認します。C棟に着いたテディとチャック、患者のヒリングスに襲われてしまいます。テディとチャックを迎えに来た警備副隊長のマクフィアソンは、協力はするが、滞在中は病院のルールを守ってもらうと2人に釘を刺します。コーリー院長やマクフィアソン警備副隊長らに連れられ、自ら灯台へ歩いて手術に向かうテディの後ろ姿を、シーアン医師は、やりきれない思いで見送りました。途中からテディの体調がすぐれなかったのは、ずっと投与していた抗精神薬が切れたことによる禁断症状でした。中のらせん階段をのぼり、一つ一つ部屋をチェックしていきますが、何も手がかりはありません。この記事では、ハリウッド映画「シャッターアイランド」のあらすじネタバレと感想、豪華キャストについて紹介します。第二次世界大戦に出征したテディは、戦場で多くの人を殺したことで、精神のバランスを崩してしまいます。テディは、灯台を監視している警備員を殴って気絶させると銃を奪い、灯台の中に入ります。そんな折、テディは、マクフィアソン警備副隊長とコーリー院長の会話を聞いて、レイチェルの残した手掛かり「4の法則 67番目は誰?」の意味に気付きました。テディは、コーリー院長の車を爆破し、警備を引き付けているうちに病院内から脱走し、泳いで灯台に向かいます。浮気性の夫を斧で殺したミセス・カーンズに話を聞いていたテディは、相棒のチャックが席をはずした折に、手帳に「RUN(逃げろ)」と書かれます。逮捕されたジョージ・ノイスは、死刑になっていたはずでしたが、この島に収監されていたのです。ちなみにテディが洞窟で会ったレイチェルは、テディの妄想であり、そんな女性は存在しません。ロボトミー手術の危険性を説明したレイチェルは、テディの体調が悪いのも病院で口にした食べ物、飲み物、薬、タバコそれらの全てに、精神薬が入っているからだと指摘しました。ミニオンズ フィーバー(2020)|日本公開日はいつ?あらすじや評判・公...危険な精神病を患った犯罪者を、ロボトミー手術にかけると、穏やかになりますが、その人の人格や記憶が無くなってしまいます。コーリー院長やシーアン医師は、これはテディが自分を許せなくて、他の人格を作り上げることで現実から逃避していると考えます。テディは、他の患者にレディスのことを聞いて回りますが、みんな一様に決まった答えしかしません。テディは、ナーリング医師にシーアン医師の個人情報を提示するように要求しますが、拒否されてしまいました。ジョージ・ノイスは、学生時代に殺人未遂で逮捕された後、島のC棟に収監されます。病院側は、この島でロボトミー手術の実験を行い、世間に発表しようと考えていたのです。その後職員たちに聞き込みを行ったテディは、レイチェルの担当医であるシーアン医師が、入れ違いで今朝のフェリーで島を立ち去っていたことを知り、シーアン医師がレイチェルの脱走に何らかの形で関わっていると結論づけます。テディは、ジョージにレディスの居場所を聞きますが「レディスはお前だ」「お前のために仕組まれたゲームだ」と言われます。劇場公開当時、あまりに宣伝が大げさだったので、斜に構えていましたが、見終わった後全て納得できたことを覚えています。コーリー院長に会った2人は、レイチェルが昨夜22時から0時の間に脱走したと教えられました。翌日も嵐の影響で、フェリーは欠航してしまい、テディとチャックは、島での捜査を継続することにします。そして相棒のチャックこそが、テディの主治医シーアン医師だったのです。1954年、アメリカのボストンの沖合の孤島・シャッターアイランドに、アッシュクリフ病院という犯罪者の精神病施設がありました。ラストに向けて、多くの伏線があり、難解なストーリーで知られている本作は、映画館で二度見キャンペーンが行われるほど、話題になりました。このテストで正気に戻らなかった場合は、ロボトミー手術を行うと、コーリー院長は決めていました。そしてある日、ドロレスは3人の子供を殺害し、「私を楽にして」とテディに懇願します。島の警備は厳重で、病院の周囲には電流が通った有刺鉄線が張られていました。この病院に収容されている患者数は、A棟とB棟あわせて42人、C棟に24人、あわせて66人でした。ロボトミー手術が行われる直前、テディはシーアン医師に「ここにいると考える。どっちがましかな。モンスターのまま生きるか、善人のままで死ぬか」と言います。病院に収監された後も、症状が回復したり、悪くなったりをくり返していました。テディは、島に滞在しているうちに、偏頭痛に悩まされていました。この発言をシーアン医師は、また元の状態に戻っている、つまり回復の見込みなしとみなし、ロボトミー手術の実施を決定します。2010年に公開された本作は、衝撃のラストという触れ込みで宣伝され、日本でも大ヒットしました。テディは、ドロレスの望み通り、彼女を射殺し楽にさせたのですが、この事件が原因で、彼は精神崩壊に陥ります。今まで皆がテディを連邦保安官として扱っていたのは、そのためだったのです。テディは、自分の犯した罪や過去の経験がつらく、耐えられなかったのです。そこに行くと1人の女性がおり、その女性がレイチェル・ソランドでした。それはまるでコーリー院長から教わった回答を、そのまま口にしているようでした。そのメモには「4の法則 67番目は誰?」と書かれており、筆跡はレイチェルのものでした。レイチェルは生きており、しかも患者ではなく医師で、彼女は独身で子供もいないことがわかります。孤島にある精神病院(刑務所)に連邦保安官らが訪れ、そこで不可解な謎に遭遇する。映画「ワンデイ23年のラブストーリー」のネタバレと感想|エマとデクスター...相棒などいなかったと言われたテディは、愕然としますが、チャックは病院側に拉致されたと疑います。テディは、そんな状態のレイチェルが自分で脱走するとは、考えにくいと思います。C棟でも、レディスを発見できなかったテディは、残るは島の灯台しかないと考えます。1954年9月、病院の一室から女性患者レイチェル・ソランドが失踪した知らせを受けた、アメリカ連邦保安官のテディとその相棒チャックが、島を訪れます。見るたびに印象が変わり、様々な解釈が浮かんでくることも魅力の一つです。本作でもテディの相棒役を熱演し、その後「アベンジャーズ」のハルク役に大抜擢されるなど、名俳優としての地位を確立しました。そんなある日、嵐の影響で島の発電所が浸水し、ついに停電してしまいます。本土に電話をしてシーアン医師と話をしようと考えたテディでしたが、本土に嵐が上陸していたため、電話がつながりませんでした。その夜、コーリー院長に夕食に招かれたテディは、ドイツ人のナーリング医師と出会います。それは、ロボトミー手術と呼ばれ、脳の前頭葉切除により、凶暴性を抑えるための手術でした。さらに、聞き込みを続けていくとこの島で、ある人体実験が行われている疑惑が浮上します。入所して2年が立ちましたが、いっこうに回復の兆しがなく、いまだに院長やスタッフのことを牛乳屋や郵便配達人と思ってしまう、虚構の世界を作り上げていました。正気なのですが、ロボトミー手術を受けるために、わざと精神病患者のように振舞っていたのです。また、C棟に入るには、マクフィアソン警備副隊長とコーリー院長の許可証と立ち合いが必要でした。チャックを探そうするテディにコーリー院長は「君はひとりで来た」で告げます。戦争から戻った後も、酒浸りの生活を送るテディを見て、妻のドロレスはうつ病を患います。アカデミー賞授賞式にプリウスを自ら運転し登場したことも話題になりました。テディは、レイチェルが67人目の患者がいると示唆しているのではと、考えます。孤島への出入りはフェリーのみで、そのフェリーも1日に何便しかありませんでした。レイチェルは、わが子3人は溺死させ、その死体をキッチンに運び食事しているところを発見され、この島に来ました。レイチェルはロボトミー手術に反対し、この島の患者が実験体になっていることを世間に訴えようとしたのです。翌日、シーアン医師にあったテディは「島をでよう、チャック」と言います。男性患者を収容するA棟、女性患者を収容するB棟、さらに特別危険な患者を収容するC棟があり、脱走したレイチェルは、C棟に入っていました。その場から逃げようとしたテディは、老医師から鎮静剤を注射されそうになりますが、必死に抵抗し逃げることに成功します。主演のレオナルド・ディカプリオと監督のマーティン・スコセッシが4度目のタッグを組んだ本作は、デニス・ルへインの同名小説を原作としています。テディは、症状が悪くなり妄想が始まると、自分がアメリカ連邦保安官だと信じ込み、レイチェルという人物を探し始めます。レイチェルの生存を確認したテディは、病院側に不信感を抱き、島を出て帰るとコーリー院長に伝えます。