「 だがあの事件後、母は叩かなくなった。僕に何か良くない事が起こるんじゃないかといつも心配して注意深くなり、健康だったのに3年も経たない内に亡くなったよ 」としんみりとした。「 僕はどこにも行かない。何もここになくても…、もし遠くに行ったとしても、僕は必ず戻って来るよ。君の元へ 」「 不思議よね。繋がっているみたい。まるで地図のように…。この地図をたどって来て、私たちはここで出会ったのかもしれないわね 」「 君は一体僕に何をしたんだ?信じられない。どうしてこの僕がこんな所にいるんだ。」だが去ろうとした時「 弟について聞きたくないの?」と言われてソファに座った「 他の人と同じ様にアンラッキーだったと言ったさ。カン・スングが最初に動いたから正当防衛だった!と思ったよ。だがお前をあそこで見た俺は、スングが攻撃しようとしたのではなく、お前に斧を見せたくなくて隠そうとしていた事に撃った後で気づいたんだ」「” 父さん!”と呼んだお前の声と俺が人を殺したことを決して忘れることはできなかった。すまなかった。」これにジングクは「 叩かれても母親の言うことを聞かないトラブルメーカーだった。だから子供の頃良く叩かれたよ。警察官になった後も毎朝出かける前に気をつけろと叩かれていた。」と笑いながら打ち明けた。今朝もムヨンからワークアウトに来ないとテキストを受け取ったジンガンは、その後掲示板に貼られた行方不明児童のチラシの前でムヨンの絵と家族について語る彼を思い出していた。その後、家の前で待っていたジンカンを見て、佇んだまま言葉を失うムヨン。そう話すジンガンの髪にムヨンは柔らかくキスをして、鏡を見つめた。「 弟ならいなかったわ 」とセランはムヨンの顔をしげしげと見つめた。ジングクの母が事件後にヘサン病院に搬送された二人の子供の内、女の子を養子にした。その子がジンガンだという事実を隠して、曖昧に答えただけだった。ジンガンは「 ご飯がなんでそんなに重要なんだ?」というムヨンに「 生まれ変わりたいと言ったでしょ?そのために暖かい家に住まないと。暖かい家では、暖かいご飯の匂いがするのよ。」と優しく諭した。やかんの沸騰音が引き金となって、別の記憶を思い出して愕然とするムヨンの姿で終了しました。「 俺がお前の父さんを殺してしまったからだ。そしてお前が消えた。」来週二回で、どのように過去が再現され現在の問題が解決されるのかが楽しみな所です。第1章が自分自身で、第2章がムヨン、第7章がユリだと判明しているギョンモの本『トラウマと共に』の目次です。「 だからなぜ僕を探したんだ?他の人のように父は死に値する奴だった。どうせ死刑だったと言えば終わりだろ?」その後ベッドでムヨンと抱き合いながら、ジンガンは「 だから物が増えることを願ったの。猫がいれば餌をあげるし花があれば水をあげる。食べ物があれば腐る前に食べるから。そうしてあなたがどこにも行けない様にと願ってたの。」と告げた。「 昨日布団に入った時、” しっかりしなさい! ”と母に叩かれたらどんなに良いだろうとしみじみ思ったんだ。」と深呼吸をした。最後の2つのエピソードの中心は間違いなく二人が兄妹なのか、それともムヨンの父が殺した信者の二人の子供なのかの解明になるでしょう。「 とても興味を持っているのね。火事の日に二人の子供が病院に運ばれたけど、いなかったわ。」父親が殺した三人の内の二人がジンガンの両親(又は母だけ)かもしれません。もしハッピーエンドなら、交際を隠していた二人が良心の呵責に苦しみながらジンガンを育ててきたジングクと和解して幸せに暮らしてくれるといいですね。「 謝るくらいならこんな事をするべきじゃない。僕は父が警察官で僕を探していると思っていた。記憶を探したり父を思う度に考えていた人があなただと思うと耐えられない。決して許すつもりはない。」ギョンチョルの録音を聞いた後ジングクを外に呼び出したムヨンは、家から離れた場所に移ると、カン・スンホの行方不明のチラシを出して探していた理由を問い詰めた。最後にジェットコースターに乗るのを断るムヨンを、ジンガンは「 彼とテーマパークに来るの初めてだから一緒に乗りたい!」と睨みつけた。翌朝セランの家へ押しかけたムヨンは「 もう必要ない。弾丸を一つ使った 」と銃を返した。そして背を向けたムヨンに飛びついて、強引に乗り場へ連れて行った。tvN『空から降る一億の星』制作陣が『愛は人を救う』というテーマがある(⇓に引用文)とエンディングについて語っているので、ハッピーエンドと二人が兄妹ではない可能性も出てきました。(笑!)「 面白いわね。大人になっても、困っているときはまだ母親が一番なのね。」現時点でジンガンを妹だと思っているムヨンがどうするのかと、悪巧みをしていそうなセランが気になりますね。その後家に戻り鏡の前で抱き合った二人は、火傷のあとを一緒に眺めた。翌日ジングクは、タク・ソジョンを連れてへサンの母の墓地にお参りをした。墓を清めお供えをした後、墓の前に座り話をする二人。父親に発見されるまでのニ年間、カルト教団の小さな教会でジンガンとムヨンと親たちは、共同生活をしていたのはないでしょうか?「 そんな風に見るな。他の人のようにもっと正直になれないのか?」「 生まれ変わりたい。」というムヨンに走って飛びついたジンガンは、泣いている彼を抱擁した。その後ムヨンに向き合って食卓に付いて食べ始めたジンガンは、初めてムヨンの家に来た時を思い出して思わず笑った。「 父は警察官だといつも思ってた。僕の夢の中では、父はまだ僕を探している。世界のどこかで、失われた息子の僕を… 」その頃ボンギ寺の本堂を訪れて、ジンガンと同じ文句を思い出しながら父と母の位牌の前で泣いているムヨン。そして「 OK!」と気軽に受け取って去るムヨンを満足そうに見つめた。そしてムヨンの中でいくつかの” トンセン( 弟妹 ) ”に直結した光景がフラッシュバックされた。だが薬を購入して薬局を出た所で、やかんの沸騰音と父親が撃たれる光景が次々と蘇り頭痛に襲われたムヨンは、両手で顔を覆って地面に倒れ込んだ。そう言って背を向けたムヨンに、ジングクは「 お前の父親はボンギ寺の本堂に弔っている。命日は陰暦で9月18日、太陽暦で11月1日だ 」と叫んだ。その時別の記憶がフラッシュバックされて 小さな” 弟 ”の顔を見たムヨンは、財布から引き出したジンカンの写真を見て愕然とした。「 本当に何も知らないみたいね。そんなに神経質になって。あなたのそんな顔を見たら教えたくなくなったわ。先ず私に何かを与えて。そこで大事な話をしましょう。OK?」とチケット(飛行機か何かのイベント?)を出した。そう愚痴を言いながらも、ジンガンの願いを叶えてあげる優しいムヨンだった。その後、やかんのお湯で火傷したジンガンの指を冷水で冷やしたムヨンは、大丈夫だと言うジンガンを置いて薬局へ向かった。「 ここは超奇妙な家だった。あなたのように冷たくて暗かった。常に孤独を感じて、誰もが去りたくなる家だと思ってた。」「 超シンプルだな。」と微笑むムヨンに「 そうでしょ? 」とジンガンも微笑み返した。そうして二人はご飯が炊き終わるのを待った。 空から降る一億の星 14話 動画を探している方や韓国ドラマの「空から降る一億の星」を日本語字幕や吹き替えで全て見たい方も簡単に見る方法を紹介。