日本文学振興会より、第163回芥川龍之介賞の候補作が発表されました。選考委員会は、きたる2020年7月15日(水)午後2時より都内で開催されます。 選考委員(五十音順) 小川洋子・奥泉光・川上弘美・ … 1970年、青森県八戸市生まれ。日本大学藝術学部文芸学科卒業後、2009年、『海猫ツリーハウス』(集英社)で第33回すばる文学賞を受賞しデビュー。2012年に『イサの氾濫』が第25回三島由紀夫賞候補、『聖地Cs』(新潮社)が第36回野間文芸新人賞候補に。2016年に『イサの氾濫』(未来社)が第38回野間文芸新人賞候補にノミネート。ほかに、『野良ビトたちの燃え上がる肖像』(新潮社)、『幸福な水夫』(未来社)などがある。芥川賞は初のノミネート。1988年、福岡県福岡市生まれ。2016年「縫わんばならん」で第48回新潮新人賞を受賞し、デビュー。2017年、同作で第156回芥川賞候補にノミネート。2017年『四時過ぎの船』で第157回芥川賞候補。2018年、第31回三島由紀夫賞候補にノミネート。2019年、「ラッコの家」で第161回芥川龍之介賞に3度目のノミネート。芥川賞は今回で4度目のノミネート。1981年、青森県八戸市生まれ。2015年、『道徳の時間』(講談社)で第61回江戸川乱歩賞を受賞し、デビュー。2018年、『白い衝動』(講談社)が第20回大藪春彦賞受賞、『マトリョーシカ・ブラッド』が第40回吉川英治文学新人賞候補、『ライオン・ブルー』が第31回山本周五郎賞候補、『雛口依子の最低な落下とやけくそキャノンボール』が第72回日本推理作家協会賞長編および連作短編集部門候補。1986年、千葉県千葉市生まれ。2015年、東京大学大学院博士課程2年次に『ユートロニカのこちら側』(早川書房)で第3回ハヤカワSFコンテスト大賞を受賞しデビュー。2017年、『ゲームの王国』(ゲームの王国)で第38回日本SF大賞受賞、第39回吉川英治文学新人賞候補、第31回山本周五郎賞受賞。1986年、北海道江別市生まれ。2015年、『十七八より』(講談社)で第58回群像新人文学賞を受賞しデビュー。2018年、『本物の読書家』(講談社)で第40回野間文芸新人賞を受賞。芥川賞は初のノミネート。1969年、東京都生まれ。2002年、『妖の華』が、第2回ムー伝奇ノベル大賞優秀賞を受賞し、翌年同作でデビュー。2003年、『アクセス』が第4回ホラーサスペンス大賞特別賞受賞。2007年、『ストロベリーナイト』が第9回大藪春彦賞候補。2009年、『武士道セブンティーン』が第24回坪田譲治文学賞候補、『ハング』が第12回大藪春彦賞候補。2012年、『あなたが愛した記憶』が第3回第山田風太郎賞候補。2014年、第5回山田風太郎賞候補。直木賞ノミネートは今回初。第162回芥川龍之介賞・直木三十五賞(2019年下半期)の候補作が発表されました!受賞作を決める選考会は1月15日に東京・築地の「新喜楽」で行われます。今回ノミネートされた話題の著者・候補作を一挙ご紹介いたします。1973年、広島県因島市生まれ。アパレルメーカー勤務、青年海外協力隊隊員、高校講師などを経て、2007年『聖職者』で第29回小説推理新人賞を受賞し、その翌年、同作を収録した『告白』(双葉社)でデビュー、2009年、同作で第6回本屋大賞受賞。2012年、『望郷』(文藝春秋)で第65回日本推理作家協会賞(短編部門)受賞。2013年、『母性』(新潮社)で第26回山本周五郎賞候補、『望郷』で第28回直木賞候補。2015年、『絶唱』(新潮社)で第28回吉川英治文学新人賞候補。2016年、『ユートピア』(集英社)で第29回山本周五郎賞受賞。2016年、『ポイズンドーター・ホーリーマザー』(光文社)で第155回直木賞候補。2018年、『未来』(双葉社)で第159回直木賞候補など多数。直木賞ノミネートは今回3回目。1978年、大阪府生まれ。2018年『天地に燦たり』(文藝春秋)で第25回松本清張賞を受賞し、デビュー。『熱源』(文藝春秋)は、第10回山田風太郎賞候補、第9回本屋が選ぶ時代小説大賞受賞。発表が楽しみですね!気になる作品は、ぜひ今からチェックしておきましょう!1978年、栃木県宇都宮市出身。2013年、『動きすぎてはいけない―ジル・ドゥルーズと生成変化の哲学』(河出書房新社)で紀伊國屋じんぶん大賞を受賞、2014年に第5回表象文化論学会賞を受賞。2017年『勉強の哲学―来たるべきバカのために』(文藝春秋)、2018年『意味がない無意味』(河出書房新社)などを発表。2019年、初の小説作品『デッドライン』(新潮社)で、第41回野間文芸新人賞を受賞。芥川賞は初のノミネート。1992年、東京都生まれ。医師・小説家。2012年、『肉骨茶』(新潮社)で第44回新潮新人賞受賞しデビュー、2013年には同作が第148回芥川賞候補作にノミネートし、翌2014年には『影媛』(新潮社)が第152回芥川賞候補に。京都の新たな担い手の育成を目的とした「京都市芸術文化特別奨励制度」の2017年度特別奨励者でもある。芥川賞は3度目のノミネート。

1969年三重県生まれ。三重県立四日市高等学校、中央大学法学部法律学科卒業。四日市市観光大使。1991年に出版社に入社。雑誌主催のイベント関連業務、着物雑誌編集部、ファッション誌編集部を経て、フリーライターになる。2008年に永島順子(ながしま・じゅんこ)名義で応募した『風待ちのひと』(応募時のタイトルは「夏の終わりのトラヴィアータ」)で第3回ポプラ社小説大賞特別賞を受賞。2009年に筆名とタイトルを改め同作で小説家デビュー。2014年『ミッドナイト・バス』で第27回山本周五郎賞候補、第151回直木賞候補。2017年『彼方の友へ』(実業之日本社)本作で第158回直木賞候補。2020年『雲を紡ぐ』で第163回直木賞候補。第163回芥川龍之介賞・直木三十五賞(2020年上半期)の候補作が発表されました!受賞作を決める選考会は7月15日に東京・築地の「新喜楽」で行われ、受賞作は同日のうちに発表されます。今回ノミネートされた話題の著者・候補作を一挙ご紹介いたします。1984年、京都府生まれの時代小説作家。ダンスインストラクター、作曲家、埋蔵文化財調査員を経て専業作家となる。2016年、『蹴れ、彦五郎』で第十九回伊豆文学賞の小説・随筆・紀行文部門最優秀賞、2016年『狐の城』で第二十三回九州さが大衆文学賞大賞・笹沢左保賞をそれぞれ受賞。2017年『火喰鳥』が単行本デビュー作となり、啓文堂書店時代小説文庫大賞を受賞、「羽州ぼろ鳶組」シリーズとして代表作となる。2018年「童神」で第十回角川春樹小説賞を受賞し、『童の神』と改題されて単行本発刊。同作が第8回本屋が選ぶ時代小説大賞候補となると同時に、第160回直木賞の候補に。2020年『じんかん』で第163回直木賞候補。1991年埼玉県生まれ。2020年「アキちゃん」で第125回文學界新人賞を受賞しデビュー。2020年、『アキちゃん』で第163回芥川賞候補になる。1966年大阪府生まれ。関西大学文学部卒。2009年、第二一回ファンタジーノベル大賞を受賞した『月桃夜』でデビュー。一二年、『アンチェルの蝶』で第一五回大藪春彦賞候補となる。また、『雪の鉄樹』が本の雑誌増刊「おすすめ文庫王国2017」第一位、『冬雷』が本の雑誌2017年上半期エンターテインメント・ベスト10 第二位となる。その他の著書に『あの日のあなた』『オブリヴィオン』『カラヴィンカ』。2020年『銀花の蔵』で第163回直木賞候補。1991年、神奈川県生まれ。慶應義塾大学法学部卒業。東京都在住。2019年『改良』で第56回文藝賞を受賞しデビュー。2020年、『破局』で第163回芥川賞候補になる。1972年、東京都生まれ。早稲田大学大学院国際情報通信研究科博士課程修了。博士(国際情報通信学)。会社勤務を経て、神奈川工科大学情報学部准教授。『架空列車』(講談社)で第55回(2012年)群像新人文学賞受賞。2020年、『アウア・エイジ(Our Age)』で第163回芥川賞候補になる。発表が楽しみですね!気になる作品は、ぜひ今からチェックしておきましょう!劇作家。東京都出身。大阪府在住。武蔵野美術大学建築学科卒業。日本劇作家協会会員。非戦を選ぶ演劇人の会実行委員。2007年より劇団劇作家に所属。東京にて他団体への書き下ろしを中心に活動する。2011年の夏に大阪に移住。2012年5月に劇団劇作家を退団後、演劇ユニット燈座(あかりざ)を立ち上げる。2020年、『赤い砂を蹴る』で第163回芥川賞候補になる。1977年京都府生まれ。同志社大学文学部文化史学専攻卒業、同大学院文学研究科博士課程前期修了。専門は奈良仏教史。母は作家の澤田ふじ子。時代小説のアンソロジー編纂などを行い、2008年、第2回小説宝石新人賞最終候補。2010年『孤鷹の天』で小説家デビュー。2011年同作で第17回中山義秀文学賞を最年少受賞。2012年『満つる月の如し 仏師・定朝』で第2回本屋が選ぶ時代小説大賞、第32回新田次郎文学賞受賞。2015年『若冲』で第153回直木賞候補。2016年同作で第9回親鸞賞受賞。2017年『火定』(PHP研究所)で第158回直木賞候補。2019年『落花』(中央公論新社)で第32回山本周五郎賞候補および第161回直木賞候補に。2020年『能楽ものがたり 稚児桜』で第163回直木賞候補。1965年北海道生まれ。横浜市立大学卒業。出版社勤務を経てフリーライターになる。96年『不夜城』で小説家としてデビュー。翌年に同作品で第18回吉川英治文学新人賞、98年に『鎮魂歌(レクイエム)不夜城2』で第51回日本推理作家協会賞、99年に『漂流街』で第1回大藪春彦賞を受賞。著者多数。近著に『アンタッチャブル』『陽だまりに天使たち ソウルメイト2』『神奈備』『比ぶ者なき』『神の涙』がある。2020年『少年と犬』で第163回直木賞候補。1975年、富山県生まれ。多摩美術大学美術学部絵画学科卒。2010年、「うどん キツネつきの」が第1回創元SF短編賞の佳作に選出され、同作収録したアンソロジー『原色の想像力』(創元SF文庫)でデビュー。2015年、「おやすみラジオ」が第46回星雲賞(日本短編部門)参考候補作に。同年、短編集『うどん キツネつきの』が第36回日本SF大賞最終候補。2016年、「太陽の側の島」で第2回林芙美子文学賞受賞。2018年、短編集『オブジェクタム』が第39回日本SF大賞最終候補作に。「居た場所」(『文藝』冬号掲載)で第160回芥川賞初ノミネート。2019年、「カム・ギャザー・ラウンド・ピープル」(『すばる』2019年5月号)で第161回芥川賞ノミネート。2020年、『首里の馬』で第163回芥川賞候補、三島由紀夫賞候補 第162回芥川龍之介賞・直木三十五賞(2019年下半期)の候補作が発表されました!受賞作を決める選考会は1月15日に東京・築地の「新喜楽」で行われます。今回ノミネートされた話題の著者・候補作を一挙ご紹介いたします。 芥川賞候補作 木村友祐さ そういえば、最近「許せない!」と思うことがほとんどなくなったなぁとこの物語を読みながら思いました。30代になったからなんでしょうか・・20代前半も後半もいろん…