さらには、蜘蛛やスズメバチなど間違えれば自分が食べられてしまうような相手も食べてしまうことがあります。幼虫のまま越冬でき、一年中見つけることができます。用水路などでも見かけますね。名前から考えると銀色、シルバーの色をしているのかと思いますが、実は緑、黄、黒のカラフルなトンボ。例えば「オニヤンマのヤゴ」「ギンヤンマのヤゴ」という具合です。通常では折りたたまれている下唇を一瞬で伸ばして、離れた場所にいる餌を捕まえています。有名なトンボにはオニヤンマ、ギンヤンマ、イトトンボ、シオカラトンボなどなど。幼虫のまま冬を越えることもあるので、幼虫を一年中見つけることができます。さまざまなトンボの種類を見てきましたが、餌は何を食べているのか、それぞれの羽化までの期間を確認していきましょう。ザリガニを飼育する方法! ザリガニにはどんな種類がある? 水槽の環境や餌…幼虫でいる期間がそれほど長い訳ではありませんが、成虫が出現している期間が長いので、幼虫も一年中見つける事ができます。トンボは素早い動きなので、種類を見分けることは簡単ではありません。「とんぼ」と「かげろう」は似ていますが、まったく別の昆虫で別の生物です。面白いのが、成虫になれば空を飛びますが、幼虫であるヤゴの時代は淡水の水中で過ごしています。体長が大きいことで有名なオニヤンマは幼虫ヤゴの期間がとても長いです。ヤゴの好物はイトミミズ、ボウフラ、アカムシ、ミジンコ、バッタ、オタマジャクシ、メダカなどです。幼虫を捕まえて家で飼育するとなった際、一番困るのがこの餌問題です。ヘラジカ・最大サイズの記録とは? 最大級ヘラジカの画像・動画をご紹介! …似たような形をしたトンボは数多く存在していますが、ハグロトンボはハネも身体も黒いのが特徴的です。長生きするペット・ランキング9選! 小動物や哺乳類でも長生きする? 日本…しかし、8ヶ月程度の期間があり、幼虫で越冬することもあります。生きた餌をちゃんとトンボに与えることができるのであれば、トンボはきちんと餌を食べてくれます。メダカの飼育を屋内でするなら?
ナニワトンボは年々減少傾向にあると考えられ、絶滅危惧種II類に指定されています。日本全国に分布しますが北海道、青森、千葉、東京などでは絶滅が危惧されています。ハグロトンボもオスとメスで体の色に違いがあり、オスは黒く、緑色の光沢を持っています。トンボの系統は均翅亜目から不均翅亜目に分岐したと考えられていて、両方の特徴を持つムカシトンボは2つの亜目の祖先的なトンボだと考えられています。見られる地方で翅の色が違うもののメスの個体は薄い橙色か無色かの2タイプだけの様です。日本に存在する色々な色を持った綺麗なトンボを見ていきましょう。アオモンイトトンボの体色は少し特殊でオスと同じ体色の『同色型』のメスと、色が違う『異色型』のメスが存在します。メスもオスと同様に黄色い体色を持ちますが腹部は少し緑色を帯びます。ヒメアカネの名はアカネ属の中で最小である事から由来しているといわれています。またハビロイトトンボが飛んでいる姿は「青と白に瞬くビーコンのよう」だと例えられます。触覚があったらほぼ蝶と見た目は同じです。外で出会っても蝶と見間違えていまいそうですね…オスはお腹の下が全体的に青く、節々も空色をしているので、そこでアオモンイトトンボと見分けることが出来ます。メスは黄緑色の体色で、背中から後頭部にかけて黒くなっています。赤い体が特徴的なアキアカネですが、体は最初から赤い訳ではなく、成長するにつれて茶褐色から徐々に赤みを帯びていきます。メスはオスよりも色が明るく、茶褐色に薄い緑色がマダラに入っています。© 2020 ねいちゃーはっく。 All rights reserved.冬を越し春が来ると徐々に体色は変化していき、青色に変化します。またメスは『神様トンボ』と言われおり、とても縁起のいいトンボだとされています。メスは黄色の体色に黒色の模様をもちオニヤンマとその姿が似ています。日本では沖縄県を除く各地に分布している種であり、日本以外にもロシアや中国などにも生息しています。ヒメアカネのメスは茶褐色の体色で胸から腹部にかけて黄緑色をしています。同色型のメスはオスとほぼ同じで交尾をしていてもどちらがメスかわかりません。沖縄県では成虫の姿を2月から12月下旬とほぼ1年を通して見ることが出来ます。ちなみにオニヤンマそっくりのトンボですが、分類上はヤンマ科でもオニヤンマ科でもないそうです…それに対して異色型のメスは全体的に茶褐色になっていて全く違う体色を持ちます。周りに敵はいないように思えるオニヤンマですが、東京都では生息数の減少から『準絶滅危惧種』に指定されています。セスジイトトンボもアオモンイトトンボと同様に同色型と異色型のメスが存在します、メスは黄色を基調とした体色に茶褐色の模様が入っていて、特にメスは腹部が幅広くなっています。ちなみギンヤンマの名前の由来は、オスのお腹の付け根が銀色であるところから由来しているといわれています。また、同じく全身が赤いベニトンボと見た目が似ていますが、ショウジョウトンボの翅は赤くないのでそこで見分けることが出来ます。鮮やかな体色持つキイトトンボは2014年に大阪府で準絶滅危惧種に指定されています。トンボと人との歴史は古く、トンボは前にしか飛ばない『不退転』を表すと考えられ、戦国時代などでは『勝ち虫』とよばれ、武士たちの間では縁起のいい虫として扱われていた過去を持ちます。ニホンカワトンボは東京都ではほとんどの区で絶滅。宮崎県、愛媛県、静岡県、鹿児島県などでは絶滅危惧種に指定され、他6県でも準絶滅危惧種に指定されるなど絶滅が懸念されています。赤とんぼの様に赤い体を持っていますが、分類上はアカネ属ではなく、ハッチョウトンボに属するトンボです。また、太古の時代からその姿がほとんど変わっていない事から『生きた化石』とも呼ばれています。オスのモノサシトンボは全体的に水色の体色を持ち、背中から後頭部にかけて黒くなっています。