① 規格の違い. iso27001(isms認証)とは.

【図解】ISOとは?サルでも分かるISO入門ISO返上から再取得へ~穂高電子が目指した「会社のためのISO」~Copyright © ISOプロ All Rights Reserved.自社リソースはお客様のために!ISO取得のアウトソーシングという選択知っておきたい!ISO9001取得後にかかるランニングコスト【初めての人向け】ISO9001とはなにか?わかりやすく説明します【初めての人向け】ISMSとは?易しく解説ISO規格は2005年に、ISOを日本語にした「JIS Q 27001」は2006年に誕生し、現在は「ISO/IEC27001:2013」もしくは「JIS Q 27001:2014」が基準となっています。日本では、全業界で約5,000社も企業や組織がISO27001の要求事項に沿った組織管理をしています(登録企業ベース)。産業廃棄処理業の適正処理を行う上ので「ISO27001」大切さ【ISO27001入門】規格の詳細から要求事項・取得のノウハ…【担当者は知っておきたい】ISO27002における情報セキュリティ【HACCP義務化】いつから始まる! 企業全体の「情報セキュリティを管理するための仕組み」が、ISMSなのです。私が初めてISMSという単語を知り、インターネットで検索した時、「ISMS」と検索したのにもかかわらず、「ISO/IEC27001」や「JIS Q 27001」など、よくわからない横文字が出てきました。これらの被害を抑えるには、つまりは、企業の情報セキュリティのレベルを高めるには、一体どうすればいいでしょうか?このISMSは、その名の通り「システム」、つまりは「仕組み」のことです。ISMSとは、Information Security Management System の頭文字をとって並べたもので、日本語では「情報セキュリティマネジメントシステム」と呼ばれています。今回は、ISMSとISO27001の違いについて説明したいと思います。それこそが「ISO/IEC27001」であり「JIS Q 27001」なのです。実際にはISMSの「手順や方法」とは呼ばず、ISMSの「規格」やISMSの「要求事項」と呼んだりします。そして、その制度が規格にそって、適切に作られていると判断されれば、「ISMS認証機関」と呼ばれる機関から「ISMS認証取得」の称号をもらうことができるわけです。様々な答えが考えられますが、ISMS的な考え方では、企業の情報セキュリティのレベルを高めるためには、「機密性・完全性・可用性」という3つの性質を維持することが大切だ!と言われています。これらの性質の詳細を説明すると長くなるため省略しますが、結局ISMSは「この3つの性質を適切に維持することができれば、企業全体として優れた情報セキュリティ対策ができますよ」ということを述べているのです。一見、基準が2つあるように見えますが、「ISO/IEC27001」は、国際標準化機構(ISO)と国際電気標準会議(IEC)が共同で作成した「国際規格」のことです。よって、ISMSを取得するには、ISMSの要求事項、つまりはISO/IEC27001やJIS Q 27001に従って社内の制度を作っていく必要があります。つまり、「ISO/IEC27001」と「JIS Q 27001」は、書かれている言語が違うだけで、中身はほとんど同じものです。そのため、これらの3つの性質を維持するための「手順や方法」が存在しています。しかし、いざ、「情報セキュリティ対策をするぞ!ISMSを構築するぞ!」となったときに、少し問題が起こってしまいます。「機密性・完全性・可用性」の3つの性質を維持する、と言われただけでは、具体的に何からどのように手を付ければいいのか、わからないのです。最近、情報漏えいや悪質なハッカーによる攻撃など、企業の情報セキュリティに関する被害が多く発生しています。そして、その規格を日本語に訳したものが「JIS Q 27001」なのです。それらがISMSとどう関係しているのかを以下で説明していきます。 iso27001/ismsとは 3/4 ISMSとプライバシーマークの違い、比較、どちらが良い? ISMSとプライバシーマークの選択 「ISMS適合性評価制度」と並んで、よく話題となる第三者認証制度に「プライバシーマーク制度」があります。 さて、ISO9001の2015年版が出ましたね!ISO9001の取得されている企業の皆様は改訂作業などいかがでしょうか?今回は、ISO9001を取得されている企業様の中でもISO27001も併せて取得されている皆さんが気にされているであろう事を書かせていただきます。ISOの担当者の皆さん、朗報ですよ!!複数のマネジメントシステムをまとめることができるんです!!ハイレベルストラクチャー最高ですね!!!笑さて、それではISO9001とISO27001を統合した会社としなかった会社を比べてみましょう。さて、今回ISO9001の2015年版になったことにより、ハイレベルストラクチャー(HLS)が採用されました。ハイレベルストラクチャーってなんですか?という方もいらっしゃるかもしれないので、簡単に説明をさせて頂きます。このハイレベルストラクチャーの採用によって、ISO9001やISO27001の規格毎でバラバラだった章構造が統一されることになります。といっても、統合できるからといって何か良いことがあるの?と疑問に思う方もいらっしゃると思いますので、下記に統合した際のメリットを記載させていただきます。別に気になっていないよ、という方もいらっしゃるかもしれませんが、お時間があるようでしたらぜひご一読いただければと思います。さて、それでは表題の方に戻るのですが、ISO9001とISO27001は統合できるのか?ということについてですが、勘の良い方はもうわかっているかもしれませんが、ハイレベルストラクチャーの採用により、ISO9001とISO27001は統合することが可能です!!このように章構造や用語の定義などが統一されるということは、複数の規格(ISO)を有している組織でも、規格毎に使っていた言葉が同じになり、分かりやすくなったとも言えます。ISO27001では情報セキュリティのことを書かれているので、細かい項番の名称は違っていますが、章構造は一緒となっています。また、章構造が統一されるだけでなく、用語の定義なども統一されます。ISO9001の2015年度版では、下記のような構造になります。今後ISO9001とISO27001の統合や取得を考えている、ISOについてもっと知りたい、そんなことを考えている方がいらっしゃれば、お気軽に弊社までお問い合わせください。弊社ISO・プライバシーマークのコンサルタントが説明させて頂きます。ズバリ、ISO9001とISO27001は統合できるの?統合した方が良いの?ということです!!