音楽をかけたり、お香やアロマでリラックスした空間を作り、普段オフィスで緊張した空間で仕事をしていたのをリラックスした状態で仕事を行えます。また、服装についても、私服の選択肢が増えます。オフィスで働いていると、机や椅子、モニターなど、自分で好きなものを揃えることができず、自分に合わない環境で仕事をすることがあります。その点、リモートワークや在宅勤務なら、自分で好きな机や椅子、モニターを揃え、自分にあった環境で業務ができます。テレワークや在宅勤務をする際に、設備環境を整えておくことは、とても重要です。基本的にインターネットの環境さえあれば、どこでも自由な場所、自由な時間に仕事を行うことができるテレワーク。エンジニアにとって、具体的に、どんなメリットがあるのでしょうか。テレワークや在宅勤務はオフィスで仕事をしている時よりも自由度が高くなるため、だらだらと仕事ができてしまいます。時間を気にせずに遅くまで仕事を続けることでパフォーマンス低下につながることもありますので注意が必要です。プライベートに使える時間も増えて気持ちに余裕ができることで、仕事へのモチベーションや効率も上がり、仕事に集中して取り組めるようにもなるでしょう。メリットも多いエンジニアのテレワーク・在宅勤務ですがデメリットはあるのでしょうか。ここからは、デメリットについても詳しく解説していきます。今後、さらに増えていくことが予想されるリモートワーク・在宅勤務に合わせて自身の作業環境の見直しや息抜きの習慣をつけてみるなど、工夫をしてみましょう。これらのアンケート結果を見ると、現在のIT業界では、テレワークや在宅勤務を行える会社が多いことがわかり、今後、テレワークや在宅勤務を実施する企業が、さらに増加すると推測できます。テレワークは自身の時間が増え、作業にも集中しやすくなるほか、自身の好きなように作業環境を整えやすい点もメリットです。椅子、机、モニターなどを整えることでより作業効率が上がったり、ストレスを押さえたりすることもできるでしょう。テレワークや在宅勤務は、周囲の人間と一定の距離を置けるため、ストレスを感じにくいメリットがありますが、誰とも話をしない日が何日も続くことで心身面に不調をきたす人もいます。また、小さな子供がいたり、介護者がいたりする場合は、急な病気などに対応しなければならないこともあります。そんな時でもすぐに対応することができ、仕事への支障も最小限に抑えられます。最大のメリットは通勤しなくても良いということです。通勤する場合、家と勤務先の往復に数時間を費やすだけでなく満員電車に乗らなくてはなりません。時間だけでなく体力も消耗し、精神的なストレスも大きくなります。オフィスで使っているようなものは無理だとしても、仕事しやすい高さに調整したり、腰を痛めないようにクッションを置いたりして、長時間作業できる環境に整えましょう。仕事をスムーズに進めるためには、作業をリスト化して進捗に応じて整理できるタスク管理ツールもおすすめです。進捗状況も確認できるので、効率的に仕事を進められるようになります。長時間座りっぱなしの状態でいると、健康に悪影響を与えるリスクが高くなります。そうならないためには、タイマーをセットしておき、1時間程度作業をしたら席を離れて軽い運動をするなど習慣をつけるのがよいでしょう。ここでは、そんなエンジニアのリモートワーク導入状況やメリット・デメリット、働き方のコツなどについて解説します。ここからは、普段とは違う環境で働くことになるテレワークや在宅勤務に慣れるためのコツや注意点を紹介します。テレワークや在宅勤務は基本的に一人で働いているので、集中して作業を行うことができます。テレワークや在宅勤務であれば、連絡が来ても自分のペースで返事がしやすく、作業を中断せずに効率的に仕事が進められます。人によっては、生産性も上げやすくなるでしょう。エンジニアのリモートワーク導入状況やメリット・デメリット、働き方のコツなどについて解説します。これ以外に、モニターやキーボード、マウスなどを、きちんと自分に合ったものに整えていくことで、生産性の向上が見込めます。特にモニターを追加すると、作業範囲が広がり、大きく生産性が上がる可能性があるため、検討してみてください。オフィスで働いている場合は仕事の出来映えだけでなく、人柄、勤務態度や仕事への意欲などの働き方も勤務評価の対象になりやすいですが、テレワークや在宅勤務では成果物が評価として重視される傾向が強まる可能性があります。テレワークや在宅勤務の場合、自分で自分の仕事を管理する必要があります。スマホ、テレビなどの誘惑も多いため、自己管理能力が低いえ人は集中力が落ち、生産性が下がる場合があります。また、テレワークを実施しているエンジニアのうち54.2%が4月からと回答し、比較的テレワークを導入しやすいとされるエンジニアでも、それ以前は積極的に導入されていなかったことがわかります。会社生活につきものの飲み会も減り、その時間を使って自分の趣味や作業に没頭できるというメリットもあります。テレワークや在宅勤務の場合、上司と同じ空間にいないため、直接勤務状況を見てもらえず、設計書のクオリティで評価されることになります。まず、仕事がしやすい机と椅子を用意しましょう。特に椅子は座り心地が良くないと長時間の作業によって身体への負担が大きくなるため、注意が必要です。テレワークや在宅勤務は、集中できるので仕事が捗るものの、つい机を離れて動くことを忘れがちです。あまりにも集中しすぎて、知らないうちに2~3時間過ぎてしまったという人も多いといわれています。テレワークは、離れた場所を意味する“tele”と仕事を意味する“work”を掛け合わせた造語です。オフィス以外の場所で働くことを意味し、自宅だけでなくコワーキングスペースやカフェなどのインターネット環境がある場所も含みます。エンジニアの仕事はコンピューターだけあればできるという仕事も多く、他の仕事のようにコミュニケーションや人との共同作業は最小限で済むため、テレワークの仕事がしやすいと言われています。2020年4月に実施された、ITエンジニアのテレワーク実施状況に関するアンケート調査によると、テレワークを毎日、または週に数日実施している答えたITエンジニアは78.1%と高い状況になっています。アンケートには、テレワーク実施における課題についての質問もあり、コミュニケーションの取りづらさや仕事用のスペースがない、などが挙げられています。今まではスーツを着ていかなければいけなかった会社であっても、リモートワークであれば、クライアントとのコミュニケーションが必要な場面を除くと私服を許可される場合も多いため、自由度が増します。仕事に関する質問やメールの返事など、コミュニケーションが必要となる場合は、できるだけ即レス対応を心がけましょう。テレワークや在宅勤務のメールのやり取りは、温度感が把握しにくい文字でのコミュニケーションになります。だからこそ、思いやりを持った対応を行うことが重要です。資料作成や画像作成といった時間のかかる作業をしている時以外は、いつでも対応できるようにしましょう。また、家族やパートナーと同居している場合は、離れた部屋や作業スペースなど、プライベートな部分と切り分けられる専用スペースを作るのも効果的です。仕事をする場所も自由です。セキュリティの面から禁止事項となっている企業もありますが、ノートパソコンを持って図書館やカフェなど、場所を変えながら働くことができる企業もあるでしょう。こういった環境であれば、気分転換ができ、集中力やモチベーションが維持しやすくなります。だらだら過ごしてしまったり、仕事とプライベートの区別がつけられなくなったりすることで納期に間に合わなくなり、周囲に迷惑をかけてしまうという事態も招きかねません。就業先業態別の実施率では、自社サービスを持つIT系企業実施率が最も高く89%、システムエンジニアリングサービス(SES)企業が80%、受託開発企業78%、非IT系企業では、さらに低く73%という結果でした。メリットの多いテレワークや在宅勤務ですが、注意すべき点もあります。オフィスに通わないために、自己管理能力がないと効率が落ちてしまったり、話をする機会が減ることで心身面に不調をきたしたりする可能性があることです。パソナテックは全国10拠点にて、転職相談・お仕事紹介・各種イベント・セミナーを実施しています。仕事が上手くいったことを喜んでくれる仲間や、切磋琢磨するライバルが近くにいないことは、人によって孤独を感じてしまう場合があります。自宅にWi-Fi環境がない場合や、自宅以外で作業する場合はWi-Fiルーターをレンタルするとよいでしょう。短期間利用も可能で、料金プランも容量に合わせて選ぶことができます。機器は自宅に郵送してもらうことができ、難しい設定も不要なので、すぐに使い始めることができます。またテレワークを上手に続けるためには、たまに外でランチをしたり散歩にでてみたりするなど、適度な息抜きが大切です。また、ランチを外で食べたり、散歩に出掛けてリフレッシュしたりといったことも意識して行い、なるべく部屋の中にずっとこもらないような工夫をしましょう。テレワークや在宅勤務では通勤時間がなくなった分、時間を有効に使うことができるので、家事や育児をする時間も増えます。そうならないために、できるだけ規則正しい生活を送るようにしましょう。毎日のスケジュールを決めて計画的に仕事を進め、プライベートと仕事の時間はしっかりと分けてください。
仕事基準でなく働き方基準で評価される現状の制度では、頑張っている姿勢を見せることが何よりも大切です。テレワークが普及することで仕事に費やした時間ではなく仕事の成果を評価するような仕組みが浸透していくでしょう。業務の効率化に取り組んでいる会社や組織は多いと思いますが、この業務の効率化、最近急速に普及しているテレワーク(在宅勤務)によって今後促進されていくはずです。そして、チームに良い影響を与えるためには、ときには効率度外視で物事を考えることも必要となってくるはずです。ですが、テレワークでは労働時間や取り組み姿勢などの価値が相対的に下がることになります。むしろ、低い生産性のままで仕事をしていたほうが、勤務時間が長くなるので残業代を稼げて結果的に給料が高くなるということも十分ありえるわけです。テレワークが業務効率にもたらす最大の効果はおそらく通勤時間の削減ですが、このほかにもあらゆる業務の意義や時間対効果を見直すきっかけになるでしょう。そんな社会不適合者がコミュニケーションレス(コミュレス)社会の到来に備え、コミュニケーションに頼ることのない働き方や資産形成の方法などを探求していきます。また、生産性を高めたところで生産性の向上分がそのまま給料に反映されるということもありません。そもそもの話として会社員が業務を効率よくこなすことにメリットはありません。コミュ力なし、専門スキルなし、愛嬌なしの三重苦を抱えながらもどうにか会社で生き延びている30代サラリーマン。私はこれまで業務効率化は合理的な思考プロセスによって行われるものだという話をしてきました。多くの会社では給料制度として時間給(時給)制度が採用されており、労働時間に応じて給料が決まります。ですから、テレワークの普及によって人々の業務効率化に対する意識は大きく変わってくると思います。仕事を効率化して、たとえば業務時間を2時間削減できたとして、別に2時間早く帰宅できるわけでもありません。また、会社という組織活動においては、個人の成果よりもチームに良い影響を与えることのほうがずっと大切なことです。