大学の教授にメールを送る時、返信をするときの正しい送り方が分からないという人に現役大学生が分かりやすく解説していきます。これだけ守れば大丈夫というリストもあるので必見! まずは基本的なメールの書き方や言葉の使い方など、必ず押さえておきたいポイントについてご紹介します。お忙しいところ恐れ入りますが、ご確認いただけますようお願いいたします。スマートフォンから個人のメールアドレスを使って教授にメールを送るのは避けましょう。教授はメールのチェックや返信をPCで行うことが多く、学生側も大学から支給されているメールアドレスを使ってPCから送ることが基本です。ドメイン名が大学以外の場合、迷惑メールと勘違いされて、見てもらえない場合もあります。メールを送る際は、本文の最初で自分が誰であるかを名乗るのがマナーです。教授あてなら大学名、学部・学科名、学年、履修クラス、氏名など、送り主がひと目でわかるように記載します。その後でメールの本題に入りましょう。教授に送るメールの具体的な文例を3つご紹介します。メールの構成や使われている言葉など、基本的なマナーを実際どのように使うのか参考にしてみましょう。挨拶文の後には、自分の所属と名前を記載します。「〇〇大学△△学部××学科 ●年 □□□□です」、「〇〇研究室/ゼミの□□□□です」など、ひと目で誰から来たメールかわかるように書きます。特に注意したいのが、携帯電話キャリアによるキャリアメールです。Docomoやau、SoftBankなどのキャリア・ドメインのメアドで送ると、教授がパソコンから返信したメールが自分のキャリアのスパムメール対策に引っかかり、受信できないなどのトラブルにつながるおそれも考えられます。アルバイトや転職に役立つ情報が満載!最新のお仕事ニュースなら【タウンワークマガジン】メールの文面は、なるべく簡潔にわかりやすくまとめるのが理想的です。しかし、どうしても長文になる場合は、適度に改行して読みやすくするように心掛けましょう。改行は、文章の内容が変わるところで区切りとして入れます。文面を書き終わったら、読みやすい文章になっているか読み手の立場で全文を読み返しましょう。改行が多すぎる文章もかえって読みにくいため、注意が必要です。教授とのメールについては、こちらから送るだけでなく、教授から来たメールに返信する場合もあります。返信時に気をつけるべきポイントを文例とともにご紹介します。もし大学で支給されたメアドが使えない場合は、せめてgmail、hotmail、yahooなどのフリーメールから送るようにしましょう。スマホからフリーメールで送りたい場合は、メールアプリをダウンロードしておくと楽に送ることができます。メール本文の最初には、宛先として相手の名前を書きます。学生が教授に送る場合は、「〇〇先生」という書き方が一般的です。また、仮に教授と親しく、普段の会話ではニックネームなどで呼んでいたとしても、メールでは必ず「〇〇先生」と書くのが礼儀です。教授など目上の人に対するメールは、必ず丁寧な文章を心掛けましょう。例えば、お願いや相談がある場合、「~してください」という命令形の表現は目上の人に使いません。この場合は「~していただけますでしょうか」など、相手に敬意を示す表現を選ぶのが正解です。※この記事は2017年11月15日にタウンワークマガジンに掲載されたものです。教授あてのメールでは、件名から本文まで、基本的な構造が決まっています。どのような構成でメールを作成すれば良いかがわかるとメールを書きやすくなりますので、ポイントを押さえておきましょう。また、身近な人とのメールで使うようなフランクな表現も避けます。「~しておきますね」という会話調の言い回しや、「!」「♪」などの記号を文末に付けて感情を表す方法、絵文字などは、目上の人へのメールに適していません。大学教授に送るメールの文面は、目上の人に対するマナーを守って作成することが大切です。レポート提出、ゼミに関する連絡、課題や卒論についての相談など、大学生活の中で教授にメールを送る機会は何度かあるでしょう。では、教授に送るメールのマナーとは、どのようなものでしょうか。今回は、大学生なら知っておきたい、教授に送るメールの書き方について、文例を交えてご紹介します。 【大学レポートの提出が遅れた時のお詫びメールの書き方】 直接教授の元に行き謝罪できたらいいですが、できない場合はメールで行います。 お詫びメールは長々と書くのではなく3つのポイントを意識し … 「件名」の欄でこのメールが誰から送られたものであるかということがわかります。教授はそれを見てメールを開いてくださることでしょう。手紙のような時候の挨拶は不要ですが、いきなり用件を伝えるようなメールではいけません。友達とのメール交換とはちがって、相手が教授ですので、きちんとしたマナーを忘れてはいけません。用件は用件として手短に、しかし正確に伝えることが大切ですが、その前にすこしこのマナーについて学んでおくことにしましょう。では、教授へのメールの本文の書き方を、用件別に考えてみることにしましょう。メールの文章は1文1文があまり長くならないようにしてください。教授への敬意を表しつつ、しかも簡潔にメールを書くことが大切です。敬語には、尊敬語・謙譲語・丁寧語の3種類あります。教授へのメールでは、かならず丁寧語を用いてください。また、教授にかかわることは尊敬語、あなたにかかわることは謙譲語で表現してください。自分の立場を教授の立っておられる場所より一段下げて言葉を使う、という感じです。あまり長いメールだと、いろいろ忙しい教授には迷惑になってしまいますから、用件は手短に述べてください。用件の前後には、教授に対する感謝の気持ちを素直に伝える配慮が必要です。選考で要求される履歴書。しかし、どんな風に書いたら良いのか分からない、という方も多いのではないかと思います。そんな...メールには必ず「件名」を記入する部分があります。これに何も書かないでメールを送ると「(件名なし)」という表示でメールが送られてしまいます。いろいろな迷惑メールが飛びかっている現在、教授へのメールでこれは避けてください。教授に対して失礼になるだけではなく、読まれることなく削除されてしまうこともあります。では、ここに何を書けばいいのでしょうか。たった1行ですから、そんなに多くのことは書けません。最初のメールのときには、学籍番号と名前をきちんと書いて、誰からのメールなのかをはっきりさせる必要があります。また教授は、他の大学でも教えておられることでしょうから、所属大学・学部・学科・学年などの情報も添えておくといいでしょう。また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。教授へのメールの時のマナーは必要不可欠です。教授への最初のメール、返信方法、留学する時の留学先の教授へのメールの仕方、質問のメール、お詫びのメール、挨拶のメール、大学院入試の際のメールの仕方、宛名の書き方など詳しく書いています。教授に対するマナーを守りながら、メールの書き出しと本文を書いたあと、それで終わりというわけではありません。きちんと締めくくっておく必要があります。突然送られてきたメールを読んでくださった教授へのお礼の気持ちを素直に表すとともに、これから必要に応じて教授とメールのやりとりができるようにしてください。「こちらの言いたいことだけをメールに書いてしまいました。ここまでお読みくださいまして本当にありがとうございます。大学構内で先生にお目にかかったとき、ご挨拶いたします。先生の親身なご指導には心から感謝しております。」いつもいろいろお世話になっている教授に差し上げるお礼のメールについて考えてみることにしましょう。感謝の気持ちを素直に伝えることが大切です。またメールの「件名」も、何に対するお礼であるかということを示すのがいいでしょう。件名:ゼミ・コンパにご出席くださいましてありがとうございます「○○○○先生先生のゼミナールに所属しております○○○○です。先日は、ゼミナールのコンパにご出席くださいまして、まことにありがとうございました。ふだん教室でお目にかかる先生とはまた別のお話が聞けて、ゼミ生一同感激しております。」教授の講義にはたくさんの学生が出席しているために、なかなか教授に挨拶ができません。日頃の感謝の気持ちを教授に伝えておくことで、今後いろいろと教授に相談にのってもらえることがあります。メールでひとこと挨拶しておくのもいいでしょう。件名:○○の講義に出席している○○学科の○○○○です「○○○○先生いつも先生の○○の講義を拝聴している○○学科の○○○○と申します。いきなり先生にメールを差し上げる失礼、どうかご容赦ください。先生の講義では毎回、何か考えさせられることがあり、質問というわけではないのですが、先生にひとことご挨拶申し上げたくてメールしている次第です。」大学教授は、かつては「象牙の塔」の住人と呼ばれていました。それは、俗世間とかけ離れたところにいて学問研究に打ち込んでいたからです。もちろん今でも、教授の仕事として学問研究は欠かせません。「象牙の塔」の住人と呼ばれていた教授が、大学生の教育をしなかったわけではありませんが、現代の教授にとって教育は学問以上に大切な仕事になっています。ですから、学生とさまざまな形でかかわる必要があります。通勤経路とは何でしょうか。通勤経路の届け出を提出したことがある人は多いと思います。通勤経路の書き方が良く分からない...「象牙の塔」という言葉がもはや死語になった昨今、メールやLINEやFacebookなど、手軽にコミュニケーションがとれる方法がいろいろあります。教授にメールを出すというのは、簡単なようでなかなか難しいです。しかし、メールによってあなたの言葉がそのまま教授に伝わりますから、一通のメールを通じて教授とのこれからのコンタクトがとれるようになります。ただし、くれぐれもマナーを守り、メールを差しあげた教授があなたに好感をもっていただけるようなメールにしてください。これもあなたの大学での勉強の重要な一環です。記載されている内容は2017年10月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。教授への連絡手段としてメールではなく手紙も考えることができます。手紙のほうがメールよりも正式なので、卒業したあとに、学生時代に受けた教授の親身な指導へのお礼を述べたり、自分の近況を伝えたりするのには、メールよりも手紙がいいでしょう。「拝啓」から始まって時候の挨拶を述べたうえで本文に入り、最後は締めの言葉を述べたあと「敬具」で締めくくるという手紙の形式があります。この形式をきちんとふまえたうえで、丁寧に手書きをする必要があります。手紙にはそれなりの意味がありますが、とりあえず教授に何か連絡したいことがある場合はメールがいいでしょう。以前は履修要項などに教授の住所や電話番号も掲載されていました。現在では個人情報保護の考えが一般的ですので、そのような名簿は公開されていません。しかし、電話帳などで教授の自宅の電話番号を調べることは可能です。スマホが身近なものになった現代でも、電話は手近な連絡手段であることにかわりはありません。しかし、電話をかけるということは、相手を電話口に呼び出すということですから、場合によっては失礼になってしまいます。相手が教授の場合は、自宅で研究をされていることもありますので、たとえ電話番号がわかったとしても電話をかけてはいけません。メールならば、教授の都合で見ることができますので、教授への連絡にメールを使うのが最適です。多くの採用担当者は、あなたの「人となり」を判断する材料として「趣味特技」欄までチェックしています。だから、適切に趣...大学でいろいろ学んでみてさらに勉強を続けたいと思ったら、大学院で学ぶのがいいでしょう。大学院では学部より学生数も少ないので教授とより親密になってより深く学問を学ぶことができます。しかしそのためには、大学院で指導を受ける教授とのコンタクトが大切になりますので、大学院受験を考えたら指導教授にしたい教授にメールでその意志を早めに伝えておきましょう。件名:○○学科○○○○です 大学院入試について「○○○○教授先生の○○ゼミナールほか、この4年間いろいろな授業で先生のご指導を受けて参りました○○学科の○○○○です。少し以前から、大学院に入学して先生のご指導をさらに受けたいという気になってきました。」教授の住所や電話番号が大学の教職員名簿に記載されていたこともありましたが、現在ではそれは個人情報として、一般には公開されていません。そのかわりに、オフィスアワーというものが設定されていて、週に1度その時間に教授の研究室に行くと教授に会って話ができることになっています。しかし今すぐに教授と連絡をとりたいという場合、オフィスアワーまで待っていられません。またその時間に他の学生も来るので、順番が回ってくるまで待たなくてはならないこともあります。それに会って話すほどのことではないということもあります。そんなとき手持ちのスマホから教授にメールができたらいいのですが、教授にメールをしていいのでしょうか。「ご査収ください/ご査収願いします/ご査収くださいますよう」と、ビジネスで使用される「ご査収」という言葉ですが、何...個人情報保護の観点から、事務室で教授の住所や電話番号を聞いても教えてくれません。ただし、事務室はあなたが教授に伝えたいことを伝言してくれます。しかし「私に連絡をください」などというような伝言はダメです。きちんと書面に書いて、「これを○○教授に渡してください」とお願いすることになります。書面に書くということは、それなりにきちんとしたものでなくてはなりませんから、気軽に教授と連絡がとれるというものではありません。それに、その書面がいつ教授の手元に届くのかわかりませんし、ほかの書類と紛れてしまうこともあります。書面でこちらの意向を享受に伝えるよりは、教授へのメールのほうが簡単です。体調をこわしたために授業を休んでしまうこともあります。大学の授業では、教授の講義を聞くだけのこともありますが、学生に分担が回ってきて発表することもあります。自分が発表をする番だったのに欠席したらとても迷惑になります。そのことを謝罪するとともに、「ずる休み」ではなかったことをきちんと伝えておきましょう。件名:○月○日○○の授業を欠席してしまいました ○○学科○○○○「○○○○先生先生の○○の授業に出席している○○学科の○○○○です。メールで失礼いたしますが、○月○日の授業を欠席したことについて、一刻も早くお詫び申し上げたくてメールいたしました。当日高熱が出てしまい、どうしても出席することができませんでした。」大学での勉強は、教授の話を聞いてそれを丸暗記すればいいというものではありません。そこから何か啓発されて、自分でいろいろ調べてみる必要があります。そうすると、いろいろな疑問点とぶつかることがあります。そんなとき、教授にメールで質問をすれば、あなたに対する教授の評価もあがります。件名:○○の授業に出席している○○学科の○○○○です 質問があります「○○○○先生お忙しいところ突然メールして申し訳ありません。先生の○○の授業に出席している○○学科の○○○○です。先生にひとつ質問したいことがありまして、失礼とは存じながらメールをいたしました。先生が授業でおっしゃったことについていろいろ調べてみたいと思うのですが、どの文献から読みはじめたらいいのか、お教えください。」留学にはいろいろな方法がありますが、あなたが指導を受けている教授にうかがって、留学先の先生を紹介してもらうのが一番です。ただしその際は、自分が留学先で何を学びたいのかをはっきりさせておく必要があります。まずはメールで教授にあなたの意志を伝えてみてください。件名:ゼミナール3年生の○○○○です 留学について「○○○○先生いきなりメールを差し上げる失礼、どうかお許しください。先生のゼミナール3年生の○○○○です。ゼミではおもに○○について勉強しております。先生のもとでいろいろ勉強していて、外国の大学でこのことについてさらに別の角度から学ぶことができないかと考えるようになりました。先生が学ばれた○○大学への留学についてお伺いしたいのですが。」手紙は封筒の表に宛先の住所と氏名が書かれていて、さらに「○○在中」というようなちょっした用件を書くこともできます。ですから、「○○先生」という宛名は手紙の締めの部分に書くことになります。メールでは、「件名」のところにあなたが誰であるかを教授に知らせる情報を書き込みますので、ここに「○○先生」と書くわけにはいきません。本文の最初にフルネームで「○○○○先生」または「○○○○教授」と宛名を書いてください。「○○○○先生お忙しいところ、突然メールを差し上げる失礼、どうかお許しください。私、○○大学○○学科○年生の○○○○と申します。」このような書き出しでいいでしょう。教授のメールアドレスはたいてい公開されていますし、事務室で尋ねればふつうは教えてくれます。ですから教授にメールを出すのは、手紙を書いたり電話をしたりするよりは簡単に教授に連絡がとれる手段です。簡単だからといってメールを出す相手が教授ですから、それなりのマナーは心得ておいてください。「万事はじめが肝腎」といいますが、最初のメールで教授との連絡がとれるようになったら、あとはいつでも教授とメールでやりとりができるようになります。最初のメールで教授に失礼な思いをさせてしまうと、教授とのメールの道がたたれてしまいますから注意してください。いまいち難しくてなかなか正しい意味を調べることのない「ご健勝」「ご多幸」という言葉。調べてみると意外に簡単で、何に...あなたのメールが失礼なものだったり、返事する価値もないようなものだったりしたら、教授は返信してくださらないでしょう。しかし、研究と教育が大学教授の重要な仕事ですから、学生からの真面目なメールに対しては、教授から返信があります。教授からの返信を受けとったら、かならずあなたのメールに答えてくださったことに対するお礼のメールを出してください。件名:○○学科○○○○です メールありがとうございました「○○○○先生先日先生にメールで○○のことについて質問いたしました○○学科の○○○○です。ご丁寧にお答えくださり、感謝しております。またこれからもなにかと先生にはメールでいろいろなことをお伺いしたく存じます。」