リリースではさらに「大容量電池の利点を活かして災害時に役立てるよう、駆動用電池に蓄えた電力を最大1,500Wの出力で家電などへ供給できる外部給電機能を搭載」していることが紹介されています。このあたりは「さすがトヨタ」と言うべきそつのない選択だと感じます。今回発表されたRAV4 Primeは、トヨタにとってプリウスに続いて2車種目となるPHV。すでにHVは幅広い車種に展開していますから、さまざまな車種に外部から充電できるPHVを設定していくのは、さほどハードルの高いことではないでしょう。日本のユーザーとして気になるのは、普通のHVよりも高価にならざるを得ないPHVに、はたして日本でどのくらいのニーズがあるのか、ということですね。現状でも、とくに高速道路では急速充電器の不足が問題になりつつあります。今後、トヨタから数多くのPHVモデルが登場すると仮定すると、日本国内の急速充電環境の整備はさらに火急を要する課題となります。なんとか「うまい方法」を考えていきたいですね。発表では触れられておらず、EVsmartブログ編集部として気になったのが「急速充電への対応」でした。プリウスPHVでは、欧米などでは急速充電機能はなし。日本仕様はCHAdeMO対応がオプション設定されました。ところで。。。「私が住む四国の田舎」で、カメラマンでいらっしゃる。ライター目指して上京し、ライター続けるために東京にしがみついている身としては、どのようにお仕事を回してらっしゃるのか興味しんしんだったりします。wアメリカで11月22日(金)から開催されているロサンゼルスオートショーで、トヨタがRAV4のプラグインハイブリッド車(PHV)である「RAV4 Prime」(米国車名・米国仕様)を世界初公開しました。日本でも来年(2020年)夏の発売を予定しています。今回のPHVモデル追加について、リリースでは冒頭で「RAV4の基本性能をベースに(中略)パワートレーンには新開発のプラグインハイブリッドシステムを採用し、米国でクラストップレベルの加速性能を始めとするパワフルな走行を可能としています。電動車ならではの運転の楽しさに加えて、EV航続距離をはじめとする優れた環境性能も両立させて」いると紹介されています。RAV4 Prime(PHV)は、アメリカと日本で2020年夏、欧州では2020年後半の発売が予定されています。はたして、どんなクルマなのか。現地取材したわけではないので、プレスリリースの内容を読み解くしかないですが、まず、リリースで強調されているのは次の2点です。1994年に日本でデビューした初代RAV4は、5ナンバーサイズのコンパクトな4WDのSUVでした。その後、世界に展開されるとことにアメリカで人気となり、アメリカで累計約397万台、グローバルでは累計約974万台(2019年10月末時点)が売れている人気車種です。EVユーザーとして、また欧米や中国での規制の動向を見ると、外部からの給電ができないHVを「電動車」と呼ぶことにはいささか疑問を感じます。また、フォルクスワーゲンをはじめとする欧州メーカーのEV攻勢を考えると、今後数年、トヨタの「電動車」の主力がPHVになっていくのではないかと考えることができます。「新開発の大容量リチウムイオン電池」がどのような電池なのか。また搭載している電池容量などは未公表ですが、EVとしての一充電航続距離(EPA基準で測定)は39Mile(約62km)で、燃費性能が90MPGe(約38km/ℓ)を達成しているそうです。航続距離が62kmということは、5.5km/kWhとして、約11kWh程度の電池は搭載している計算になります。プリウスPHVの総電力量(搭載電池容量)は8.8kWhなので、それよりも少し多めに電池を搭載していると考えられます。ふたつ目のポイントである「スポーティでプレミアム感のある専用デザイン」として強調されているのは、「専用ミッドグリルとロアバンパーを採用。メッシュグリルでスポーティさを際立たせ、ピアノブラックのアクセントで高級感を高めて」いること。「19インチ専用アルミホイールに大径タイヤを設定」。「インテリアでは、視認性を高めるヘッドアップディスプレイや、大型9インチディスプレイオーディオをRAV4として初採用。スポーティな走行を支援するパドルシフトも設定」していることが紹介されています。プリウスでもPHVモデルは通常モデルよりも高級感が強調されました。RAV4 Primeの価格はまだ未公表ですが、HVモデル(日本向けのHYBRID Gが約390万円)と比較してもそれなりに高価な設定として、それに見合った「高級感」と「走りの性能」が付加価値として提供されるということでしょう。大容量電池は床下に張り出して搭載し、室内スペースはまったく犠牲になっていないことが、メディアの記事で伝えられています。今まで培ってきたモデルの価値を守りつつ、充電できるという新たな価値を加えるための手法も、トヨタらしい進化を遂げているようです。その中でも、2017年に設定した「電動車普及のマイルストーン」を5年程度前倒しにして「2025年までに550万台以上の電動車を販売することが目標」であることを示しました。ただし、2017年の発表にある通り、電動車の中心(資料によると550万台のうち450万台)は、HV(ハイブリッド車)とPHVであることを示しています。EVsmartブログを愛読いただいているみなさんにとっては釈迦に説法ですが、プラグインハイブリッド車とは外部電源から充電可能なハイブリッド車のこと。EVsmartブログでは略称として世界のスタンダードとなっていて「Plug-in Hybrid Electric Vehicle」の略として合理的な「PHEV」を使用していますが、トヨタではプリウスにおいても「Plug-in Hybrid Vehicle」の略である「PHV」という呼び方をしています。今回はトヨタの新車種についての情報なので、記事中では「PHV」と呼びます。dc42 さま、ke-tau さま、コメントありがとうございます。個人的には、現行アウトランダーPHEVくらいかなあと想像はしていますが。また、待ち望むモデルのスペックをあれこれ予想するのも楽しみのひとつかと。価格もアウトランダーPHEVと競争力ある設定だったら、かなり売れそうな予感もします。はたして、RAV4ではどうなのか。「欧米、中国仕様で急速充電に対応するのか。また対応する場合の規格は?」と「日本仕様はCHAdeMO対応の設定があるか?」という2点について広報ご担当部署に質問してみましたが、詳細は「現時点で公表しておりません。しかるべき時に公表させていただきます」という回答でした。予想としては、プリウスで対応しているのにRAV4で非対応とする理由がないでしょうから、おそらくCHAdeMO充電も可能になるのではないかと思われます。
★1 放電対応車種以外は、evパワー・ステーションをご使用になれません。 2019年5月に実施した改良による「乗車定員5名の車両」が対象です 急速充電インレット(外部給電機能[V2H]付)はオプション装備で … ◆ボディ剛性は従来型に対して37%向上◆全高は従来型比で40mm低…具体的には、急速充電インレットに、外部給電機能(V2H)をオプション設定。V2H機器(別売)と接続することで、プリウスPHVの駆動用バッテリーに蓄えた電力を、家庭用電力として利用できる。あわせて、住宅の太陽光発電などで生じた余剰電力を、車両の駆動用バッテリーに蓄電することもでき、電力需要の平準化にも貢献。さらに、充電時間も普段の200V用充電ケーブルを使った場合と比べ、約1時間30分と大幅に短縮できる。価格は317万8440円から426万6000円。なお、ウェルキャブ(メーカー完成特装車)もベース車と同様の改良を施している。価格は335万3400円から383万6160円。今回の一部改良では、乗車定員を従来型の4名から5名とし、ゆとりの車内空間を実現。また、クルマに蓄えた電気を住宅に供給する「V2H(Vehicle to Home)」も備え、災害などの停電時でも、プリウスPHVを蓄電池として活用できるようにした。また、安全・安心装備を拡充。駐車場から後退する際に、左右後方から接近してくる車両を検知し注意喚起するリヤクロストラフィックアラートや、車両を上から見たような映像をナビ画面に表示するパノラミックビューモニターを新たに設定。インテリジェントクリアランスソナー[パーキングサポートブレーキ(静止物)]の設定も拡大している。グループPSAジャパンは7月29日、DSブランド初の電気自動車(EV…さらに、専用通信機DCM(Data Communication Module)を全車に標準搭載。遠隔で走行アドバイスや車両診断を受けられる「eケアサービス」や「LINEマイカーアカウント」など、様々なコネクティッドサービスを利用できる。トヨタ自動車は、『プリウス』および『プリウスPHV』の安全装備…当サイトに掲載の記事・見出し・写真・画像の無断転載を禁じます。トヨタ自動車は、『プリウスPHV』を一部改良し、5月9日より販売を開始した。 toyota.jp 新型プリウスPHVの公式ページです。カタログ情報の確認をはじめ、オーナーの皆様の評価の閲覧、見積りシミュレーション、他車比較シミュレーション、カタログ請求などができます。
急速充電、v2hに対応していない理由は? 急速充電、v2hに対応していない主な理由は次の通りです。ご要望に添えず申し訳ございません。 電気自動車の市場拡大を想定し、設定を見送りました。 電気自動車は、車が走るための動力源が充電のみとなります。 トヨタRAV4 Prime(PHV)は急速充電に対応するのか? RAV4 PHV, 電気自動車ニュース.

トヨタはプリウスphvを改良することで、新たにラインナップした「rav4 phv」とあわせてアピールしていく予定です。 トヨタ・プリウスを「おさらい」 トヨタ・プリウス(初代) トヨタ・プリウス(prius)は、1997年に登場したハイブリッド専用車です。