All Rights Reserved.本記事で紹介するのは、混同されがちなVDIとリモートデスクトップの違いです。どちらも働き方改革に貢献するソリューションでリモートからデスクトップ環境にアクセスすることに変わりありませんが、実装方式などの違いからその特徴も異なります。環境ごとに適したデスクトップ仮想化を導入できるよう、VDIとリモートデスクトップの違いを知りましょう。Azure WAFとは? 多層防御のためにやっておくことは何かAzureへの移行を徹底解説!オンプレミスからクラウド環境への移行手順また、アップデートや再起動に伴うストレージ負荷が少ないことから、CPUとメモリのオーバーヘッドも少なく、一般的に1台にハードウェアでより多くのユーザーに対応することができます。リモートデスクトップは一般的に「RDS(Remote Desktop Service)」と呼ばれるデスクトップ環境の実装方式です。1台のサーバー(1つのサーバーOS)に複数のユーザーが接続して同じデスクトップ環境を使用するものを指しています。従来のデスクトップ仮想化といえばリモートデスクトップを指す場合が多かったものの、VDI市場が急成長したことで徐々に採用する企業が少なくなっています。そのほかにも社内のPCをサーバーで一括管理できるためでPC管理コストを削減できるなど様々なメリットがあります。リモートデスクトップのメリットは、仮想環境に用いるデスクトップを最小限にとどめることで、コスト低減効果が望めることです。サーバー上にある仮想マシンを共有で使用するため、コスト削減を実現しながら一定の利便性も保ちます。ユーザーごとに個別のデスクトップ環境を用意する必要があり、かつサーバーリソースを最大限活用したいというニーズがあればVDIがおすすめです。ほとんどのケースにおいてVDIが選択肢となることでしょう。ただし、環境を整えるためには初期投資が必要になることを知っておくべきでしょう。VDIでデスクトップ環境を整えるメリットは、「ユーザーごとに個別の仮想マシンを割り当てる」という点です。お互いに個々のデスクトップ環境にアクセスしながらもサーバーリソースを効率良く使うことができます。以上のように、VDIとリモートデスクトップは同じデスクトップ仮想化であっても、実証方式とメリット・デメリットが大きく違います。従って、それぞれの想定される導入シーンが異なるためここで整理しておきます。Azure AD Premiumとは? Copyright © NEC Fielding, Ltd, 2020. 一方、RDSのデメリットはユーザー個別の要件に対応できない点があります。RDSではユーザーが独自にアプリをインストールしたり、設定を変更したりはできないためカスタマイズ性がVDIに劣っています。そのため、特定業務での使用や共同作業型の使用に向いています。デスクトップ仮想化にかかる費用をとにかく押さえたい、なおかつユーザーが使う環境が一定ならばリモートデスクトップがおすすめです。リモートデスクトップはユーザー数分の仮想マシンを用意しなくてもよい分、複雑性はなくなります。クラウド移行で成功するための4つのポイントとAzureで気をつける3つのポイントWindows Virtual DesktopにCitrix Cloudを組み合わせるメリットとは?©2020 Cloud Practice Channel. All rights reserved.Copyright © NEC Fielding, Ltd, 2000-2020.
シンクライアントの検討から構築・運用まで、シンクライアントのエキスパートが徹底解説!全6回にわたってご紹介します。今回は、シンクライアントの4つの実行方式を詳しくご紹介します。 VDIとリモートデスクトップ の違いとは? Windows Virtual Desktop(WVD)とは?そのメリットを解説; 仮想デスクトップ(VDI)とシンクライアントの違いとは? ゼロクライアントはデスクトップ仮想化を利用するための専用端末。cpuやhdd、osなどを搭載しておらず、 セキュリティや描画性能に優れています。仮想化構築から端末導入、オンサイト保守までトータル … Microsoft 365のセキュリティを強化するにはまた、操作する端末にはサーバーで実行されているビューだけが送られてきますのでPCから情報漏洩の心配もないため、いつでも、どこからでも、そして、どのような端末からアクセスしてもセキュリティは担保されるのです。一口にテレワーク環境といってもさまざまなタイプがありますし、いずれも実現は決して簡単ではありません。真っ先に考えなければいけないことは「ICT(情報通信技術)を使って、オフィスから離れた場所でも通常通り業務をこなせる環境の整備」です。テレワーク環境には多くのメリットがある反面、実現のためには手間と時間がかかります。 デスクトップ仮想化(vdi)とシンクライアントはどう違う? 本連載では、「今後、自社でもVDIの導入を検討するべきだろうか・・・? 」とお考えのシステム担当者の皆さんに、VDIの意義や効果、導入検討段階で気になるポイントなどを解説していきます。 注目を集めながら、意外と分かりにくいvdi。従来の仮想化技術のメリット/デメリットと比べながら、vdiの概念や動作原理を解説する。 (3/4) All rights reserved.HDDやファンなどの可動部品がないため故障率はPCと比べて低く記憶媒体がないため、廃棄時にデータ消去作業も不要ゼロクライアントを利用するためには、デスクトップ仮想化(VDI)を構築する必要があります。これは、1台のホストサーバのリソースを利用して、複数のユーザに自分専用のパソコンを利用しているようなデスクトップ環境を同時に提供するシステムです。ゼロクライアントなら、ローカル端末にWindowsやLinuxなどのOSが不要で、各種設定から管理までサーバで集中管理できるため、管理負担が大幅に軽減されます。ゼロクライアントとは、OSを一切搭載せず、デスクトップ仮想化(VDI)環境を利用する端末です。デスクトップ仮想化(VDI)を利用することに特化しており、HDDなどのローカルストレージを持ちません。従来のパソコンと比較して運用コストの削減、高度なセキュリティと優れた描画性能を発揮します。デスクトップ仮想化(VDI)構築の豊富な実績をもつNECフィールディングが導入から運用、オンサイト保守までトータルにサポート。お客さまの環境や課題、ご要望を詳細にお聞きしてスムーズなデスクトップ仮想化(VDI)を実現します。大規模なゼロクライアント端末の導入もおまかせください。ゼロクライアントとは、ネットワーク経由でデスクトップ仮想化(VDI)を利用するための専用端末です。ゼロクライアントはCPUやHDD、OSなどを搭載しておらず、 同様にデスクトップ仮想化(VDI)を利用するための専用端末であるシンクライアントより立ち上がりスピード、セキュリティ、描画性能に優れ、医療機関や製造業、教育機関など、さまざまな業界で注目されています。PCと比べて部品点数が少なく低消費電力。回転物もないので排熱、騒音も心配なし通常テンプレートから設定し、管理者が運用管理 する。端末ソフトウェアのアップデートも 行う必要がある仮想PC型とサーバベース型の2つのデスクトップ仮想化(VDI)から環境に合った方式を選べます。ゼロクライアント端末は、ディスプレイ一体型とボックス型をご用意。デスクトップ仮想化の豊富な経験のもと、大規模なゼロクライアント導入もスムーズに行い業務の支障を最小限に抑えます。従来のシンクライアントより導入・運用コストやセキュリティに優れた端末複数の接続プロトコルに対応し、アップデートやメンテナンスには管理専用ユーティリティなどが必要万が一のトラブル時は、全国に広がる約400のサービス拠点からお客さまのもとに素早く駆けつけます。24時間365日対応、常にお客様の近くで約3,600名のエンジニアが待機しています。ゼロクライアントは、シンクライアントのようにインストールされたOSやCPUを必要としないため、高速で起動でき、ユーザの生産性を向上。セキュリティにも優れています。また、ゼロクライアントでは、アプリケーションのインストールを含めすべてサーバ側で設定し、集中管理が可能。IT管理者の負担を大幅に軽減できます。綿密なヒアリングを通じてお客さま環境やご要望をしっかり把握。ニーズにマッチしたデスクトップ仮想化(VDI)環境をスピーディに構築します。導入後のオンサイト保守までトータルにサポートしますので、IT管理者の負担を軽減できます。