カイルのことを見たことがあるのに思い出せないという人は、『リアル・ハウスワイブス・オブ・ビバリーヒルズ』で見かけたのではないでしょうか。はじめて放送された2010年から、こちらのリアリティー番組に出演しているカイル。話数は驚きの138話!アーノルド・シュワルツェネッガーがホストを務めた『ニュー・セレブリティー・アプレンティス(原題)』では、コンテスタントとして出演しています。あのドラマが終わってからも女優業を続け、今日まで演技に携わっています。キャロライン・インガルス役の後、複数の映画やテレビ番組に出演しているカレン。その他には、『ホテル』、人気クライムドラマ『ジェシカおばさんの事件簿』2話にも出演しています。1994年のアメリカの映画、『ワイアット・アープ』ではケビン・コスナーと共演。最近で言えば、多くの大物俳優たちのようにテレビにシフトチェンジしているようです。ドラマシリーズでの初の大役は、『リベンジ』のビクトリア・グレイソン役。また、テレビ版『12モンキーズ』でリリアンを演じています。ジェイソンはハリウッドで最もお金になる俳優のひとりとなりました。映画・テレビで精力的に活躍してます。最近の作品で言えば、『クレイジー・パーティー』、『セントラル・インテリジェンス』などです。『ブル〜ス一家は大暴走!』は、2016年に1シーズンのみで復活が決定。『オザークへようこそ』に出演しました。これはショーンにとって初めての役でした。このエピソードで監督を務めた父のレオ・ペンを通じて、この役を手にしました。さほど重要な役柄ではなく、この役はクレジットにも載っていませんが、 ショーンに俳優への興味を植え付けたようです。『大草原の小さな家』での役を去った後は、地元の舞台作品に出演するために、テレビ・映画界から退きます。ヒンドゥー教に傾倒するようになり、ウィー・ハリウッド・ヴェダンタ・プレーヤーズで子どもたちに演技指導を行っていました。2000年初期に引退し、2018年に逝去しています。アリソンには、『大草原の小さな家』以前にもオファーされた出演作があります。こちらは、1974年のフィーチャー映画『スロー・アウト・ザ・アンカー(原題)』です。『大草原の小さな家』への出演中にも、他作品に出演。多くの共演者と同様、『ラブ・ボート』や『ファンタジー・アイランド』に出演しました。養子組上の親のポール・ギルバートとバーバラ・クレインも俳優です。ジョナサンは、『大草原の小さな家』以外に一作だけ、『奇跡の人』という映画に出演。現在は証券ブローカーとして活躍しています。姉のメリッサによれば、カリフォルニアから引っ越して、原因不明の理由でメリッサとの連絡を絶ってしまったそうです。ドラマが終了してから、アリソンは散発的に女優業を続けていますが、コメディーの分野へシフトしてきています。スタンドアップルーティーンでは、ドラマでの自分の役を茶化していますが、この役を懐かしく振り返ってもいます。また『ヒアズ・エイミー(原題)』というコメディアルバムもレコーディングしています。同作におけるジェイソンの出演を見てみても、この俳優がより大きな役を演じる運命にあることは明白でした。有名なゲストスターを除いて、このドラマ出身の最も成功した俳優といっても良いでしょう。出演した21話から軌道に乗って、彼のキャリアは開花したのです。1980年代以降のメリッサ・フランシスには、女優としてのクレジットは3つしかありません。1990年に『陽だまりのグラウンド』 のエピソードの1つに出演し、2009年映画の『ウィッチマウンテン/地図から消された山』と2012年の映画『ディクテーター/身元不明でニューヨーク』に出演したのみです。子役としての日々を捨て、経済学を勉強するためにハーバード大学へ進学。ハーバード大学エコノミスト誌の編集長、ハーバードのポロチームのキャプテンをも務めました。様々な意味で、ローラの大人への旅路を追ったこのドラマは、成長または教養小説として捉えられています。メリッサは、このキャラクターに深みと成熟さを与え、世界中の多くの視聴者の心を奪い去りました。『大草原の小さな家』の放送終了後も、メリッサは女優業を続けています。人生のうちの約10年をあのドラマで過ごし、ほぼすべての10代の時を同作に捧げました。『アンネの日記』や『ハザード・ストーム』などの映画にも出演しています。『NIP/TUCK マイアミ整形外科医』、『バビロン5』、『アニメシリーズ・バットマン』などのテレビ番組にも出演しています。キャロライン役には、なんでもできる幅広い強い女優が必要でした。彼女は長年にわたって、このドラマをまとめ続けています。このドラマの放送中、カレンは他の番組にも出演しています。『ガンスモーク』の1話に登場や、コメディー映画の『ハリーズ・ウォー(原題)』にも出演しています。ディーン・バトラーは、ローラの未来のイケメンの旦那さんであるアルマンゾ・ワイルダー役を演じて、世の女性たちの心をつかみ取りました。バトラーにとっても大きな役であり、映画『フォーエバー』に続いて、名前が載った2つ目の作品でもありました。シーズン6からシーズン9にかけて、65話に出演。このドラマ出演中に、『ラブ・ボート』にも出演しています。この写真からもわかる通り、ディーンはイケメンで、ファンからも愛されていました。何年も恋焦がれた後に、アルマンゾを射止めたローラ。バトラーは、アルマンゾ役を続投した『大草原の小さな家』のテレビ映画も含め、頻繁にテレビにも出演しています。『ファンタジー・アイランド』や『がんばれ!ブーマー』にも出演。キャリアでとても成功を収めた、このドラマ出身の俳優や女優は何人か存在します。ストウはそのうちの1人といって間違いないでしょう。『大草原の小さな家』に出演してから、多くのプロジェクトに参加しています。最も顕著なものは、1995年のSF映画『12モンキーズ』での主演。亡くなる前に、別のマイケル・ランドン作品にも出演しているフレンチ。ランドンが脚本、プロデュース、監督を務めた、『ハイウェイ・トゥー・ヘブン』にマーク・ゴードン役で出演しています。同作では100話以上に出演しており、これが彼の遺作となりました。このドラマに出演する傍ら、カイルは他にテレビや映画での役のオファーを受けています。『ザ・カー』、『悪魔の沼』、そして有名な『ハロウィン』。このドラマを去るまでに、13歳で20作以上に出演。業界のスタンダードからしても、すでにベテランのプロの域です。さらに、多くの時間をチャリティー関連に費やしているアリソン。彼女は子ども時代に受けた虐待を乗り越えて、似たような状況を経験している人達を助けることに自身の時間と努力を捧げています。今でも『大草原の小さな家』の共演者のメリッサ・ギルバートとは仲が良く、定期的に連絡を取っているそうです。人気作のテレビシリーズ役に加え、『大草原の小さな家』のテレビ映画3作にも出演。『きのうの日々』、『最後の別れ』、『この愛すべき子ら』では、テレビ版と同じウィリーを演じています。このドラマでデビューする前から成功を収めていたものの、『大草原の小さな家』で名前が知れ渡ったのは言うまでもありません。彼女が出演した163作は、彼女の技術を育てて、評判を高めました。ドラマの放送中、『ラブ・ボート』や『ハナ・バーベラ・ハッピー・アワー(原題)』での役も務めています。お気づきではないかもしれませんが、女優のマデリーン・ストウも同作に出演していました。シーズン7の『わたしのママ』に登場しています。これは、当時まだ主流な映画に出演していないストウにとって初めての役でした。このドラマに出演した中で、最も有名かつ成功を収めた女優のひとりです。ボニー・バートレットの父親は、若いころ俳優を志したものの、ハリウッドで大役を得ることが出来ず、保険の営業マンになりました。父の夢に生きる決意をしたボニーは、高校卒業後に演技のレッスンを受け始めます。ドラマへの出演を果たし、少しずつテレビ界に進出していきました。『大草原の小さな家』が終了してからほどなくしてこの世を去ったフレンチ。かなりの愛煙家であり、進行肺がんと診断されてから、2ヶ月と持ちませんでした。共演者のマイケル・ランドンも、診断から数か月の54歳で生涯を閉じています。なんて、偶然!舞台にも進出しており、いくつかのスティーヴン・ソンドハイムのショーで舞台に上がっています。演劇が好きな人であれば、『イントゥ・ザ・ウッズ』や『ウエスト・サイドストーリー』への出演でもご存知かもしれません。バトラーは、オーディションで出会った、女優のキャサリン・キャノンと結婚しています。『モーク&ミンディ』、『ギャラクティカ1980』、『セント・エスルウェア』、『アルフ』などの他のテレビシリーズ、テレビ映画などにも登場している子役のメリッサ。出演映画には、『スキャベンジャーハント(原題)』、『マン・ウーマンアンドチャイルド(原題)』、『悪夢の惨劇』などがあります。『セント・エスルウェア(原題)』でエレン・クレイグを演じて、役柄も夫である実際の夫と共にエミー賞を受賞し、名声と称賛を受けました。同じ日に演技の賞を受賞したカップルは、バートレットたちが史上2組目。『セント・エスルウェア』のドクター・マーク役とエレン・クレイグ役で、2人ともエミー賞を受賞しています。『大草原の小さな家』は、たくさんのスペシャルゲストが出演しています。多くのゲストスターは、出演時はまだ無名で、のちにかなり有名になっていきます。その無名俳優のひとりが、ショーン・ペンです。第112話の『ジョーンズおじさんの鐘』に出演。最近の再開写真には、マイケル・ランドンの姿を確認することが出来ません。チャールズを演じた同俳優は、1991年にガンで逝去。他のキャスト、クルー、友人から惜しまれこの世を去りました。こちらの写真も、彼抜きでは何かが欠けたように見えてしまいます。このひどい子ども時代に影響を受けるのではなく(姉はアルコールに依存)、この経験から強くなって成功へのモチベーションが高まった、とフランシスは話しています。この作品に出演したキャストの多くが、その後のキャリアでかなりの成功を収めています。芸能界で有名にならなかったキャストも、演技とは関係のない分野で活躍しているようです。しかし、9年間共に仕事をしてきた絆は常に生き続けます。出演していた子どもたちは成長して大人になり、彼らには深い友情が生まれました。 ジェニー・ワイルダーを演じる前、ドハーティーは『フィニックス(原題)』や『ヴォヤージャーズ!(原題)』などの3つのドラマに出演しました。ジェニーのキャラクターは、シャノンにとっては天からの恵みで、その続編のテレビ映画でも同じ役を演じています。『ファーザー・マーフィー(原題)』の後、ドハーティーがこの役を手に入れることができたのは、マイケル・ランドンの力添えががあったからとされています。『大草原の小さな家』での役によって成功を収め、記憶に残るキャリアを築き上げていったディーン。様々な映画やテレビ番組へ出演を果たしました。若い視聴者からは、『バフィー 〜恋する十字架〜』でのバフィーの父親役、ハンク・サマーズとして知られているかもしれません。彼が亡くなった年には、マイケルは『ライフ』誌のカバーに登場し、人生、キャリア、ガンとの戦いについて語りました。カルバー・シティにある家族向けの墓に埋葬されているランドン。彼の墓石にはこう記されています。「喜びで人生をつかみ取った男。寛大に生命を与えた男。愛と笑いの遺産を残した男。」ドラマを卒業してから、カイルのキャリアは様々な方向へ向かっています。テレビや映画など様々なジャンルに挑戦。例えば、医療ドラマ、『ER緊急救命室』の21話、『ダウン・トゥー・アース(原題)』では12話に登場しています。残念ながら、すい臓がんで1991年にこの世を去ったマイケル。まだ、54歳の若さでした。脚本、プロデュース、監督、『ハイウェイ・トゥー・ヘブン』での俳優業などの偉大な遺産を残しています。また、テレビガイドによる、時代を超えたセクシーな俳優50のひとりに選出もされています。テレビゲーム好きのマシューは、1982年、1,200,000のスコアでパックマンの米国チャンピオンの座を手にしました。そして1992年、マシューと兄弟のパトリックは、助けを必要とする若者を支援する、ユース・レスキュー・ファンドを設立。同団体は、LAユース・サポーティブ・サービスとパートナーシップを結んでいます。これはドラマのために作られたキャラクターであり、インガルス家への養子として、第5シーズンから登場しました。ラボートーは、残りの5シーズンで同ドラマにて出演し続けます。映画・テレビ界のスターである、ルーシー・リー・フリッピンはたくさんの役をこなしていますが、最もよく知られているのは、『大草原の小さな家』でのアルマンゾの姉でローラの義理の姉である、イライザ・ジェイン・ワイルダー役です。同ドラマでの彼女の役は、原作のキャラクターに比べるとそれほど、重要な役柄にはなりませんでしたが、1897~1982年の間、合計で18話に出演しています。主演俳優としてブレイクのきっかけとなったのが、『デッドマン・ウォーキング』。この作品で、アカデミー賞にノミネートされ、ベルリン国際映画祭銀熊賞(男優賞)を受賞しました。『ギター弾きの恋』と『アイ・アム・サム』でもアカデミー賞にノミネートされており、彼のキャリアの中で、他にもたくさんの賞を受賞しています。『大草原の小さな家』が終了した際、メリッサはもうすぐ20歳で、キャリアもこれからと言ったところでした。カナダ人女優は、プライムタイムのテレビ番組から、すぐに初の映画、スラッシャー映画の『誕生日はもう来ない』に出演。57作品以上に出演して、ポストプロダクション中の『Mr.&Mrs.フォックス』にはカメオ出演しています。『大草原の小さな家』最大のスターのひとりであるドハーティーは、『ビバリーヒルズ高校白書』に出演して、ティーンの象徴ともなりました。ティーンの高校生の市場を牛耳るだけでは飽き足らず、シャノンは90年後半にアンサンブルファンタジードラマの『チャームド』に出演。さらに、カルト系ケヴィン・スミスの映画『モール・ラッツ』や『ジェイ&サイレント・ボブ /帝国への逆襲』にも出演しています。この時までは、一緒に仕事をするのが難しいとうわさされていたものの、みんなのあこがれの存在になっていたランドン。彼は、『大草原の小さな家』で演技を続けながら、脚本、プロデュース、監督としても関わっていきました。今日まで知られている『大草原の小さな家』が存在することも、ひとえにランドンのお陰です。その悲惨な出来事の中には、夜中に上司が酔っ払って家まで押しかけ、性的な言葉を浴びせられたという事件がありました。ひどく病気であるフリをして、無理やり帰宅したというフランシス。次の日には別の仕事を探し始めましたが、当時警察に通報しなかったことを、今では後悔していると話しています。9歳にして国中からスポットライトを当てられることは決して簡単ではありません。しかし、まさにメリッサ・ギルバートの生活は、この代表でした。当時、この役に応募した500人の中から役を勝ち取った、カリフォルニア出身のメリッサ。インガルス家の次女であるローラを演じました。家族の浮き沈みを描いたこのドラマ。特にローラの成長にも、幾度となくフォーカスされています。キャサリン・マグレガーは、ウィリーとネリーの母親で、ネルスの妻である、ハリエット・オルソンのコメディ調の演技で有名な女優です。1974年から1983年の間、合計で153話に出演。『大草原の小さな家』で活躍する前は、いくつかの映画、テレビ作品、舞台に出演していました。マイケル・ランドンは、『大草原の小さな家』に出演する前、ヒットシリーズの『ボナンザ』で有名になりました。『ボナンザ』撮影中に脚本と監督業にものめり込み、 『大草原の小さな家』にチャールズ・インガルス役で参加してからも、その才能が役立ちます。最近では、乳がんの診断とその闘病生活を告白し一面になりました。患者たちの代弁者となり、自身の経験を基に率直に語っています。『大草原の小さな家』での役は大役ではなかったものの、彼女にとってはテレビ出演の初めての貴重な役柄でした。これ以前にも、『アニー・ホール』などの小さな映画などで小さな役をこなしていますが、『大草原の小さな家』がひとつの分岐点となったことは言うまでもありません。『カーター・カウンティ』の警察署長を演じるために同作からお休みを取るまでの、1974~1977年の間に出演。『カーター・カウンティ』が放送終了した際に、マイケル・ランドンから『大草原の小さな家』に戻ってくるよう誘いを受け、同じ役で1981~1984年まで出演し、いくつかのエピソードでは監督業も務めています。1950年から断続的に、女優業のキャリアをスタートさせてから、クレジットには載っていない役で『波止場』に出演しています。同作には、ハリウッドの憧れ、マーロン・ブランドが主演を務めています。『カレの嘘と彼女のヒミツ』、『サッカードッグ:ザ・ムービー』、『ラットレース』などの映画にも出演。ロサンゼルスのゲフィンハウスで舞台にも立っています。ローラ・インガルスの宿敵である、ネリー・ハリエット・オルソンの役を勝ち取って、子役として有名になったアーングリン。この役が、生意気なアリソンをスポットライトの当たる場所へと呼び出し、ネリーはこドラマの重要な部分となっていきました。第7シリーズでドラマを去った際、このキャラの人気が証明され、第9シーズンと最終シーズンで再び登場します。信じられないかもしれませんが、ティーンのアイドル、シャナン・ドハーティーも、『大草原の小さな家』に出演経験あり。彼女は9作目のファイナルシーズンで、ジェニー・ワイルダーを演じています。11歳のときに、この役を受けており、彼女の初期の演技作の一つとなっています。『大草原の小さな家』から人気になっていった有名人は、シャナン・ドハーティーだけではありません。ジェイソン・ベイトマンは、シーズン7と8に出演して、ジェームズ・インゲイルズを演じました。インゲイルズ家が養子として迎え入れた孤児のキャラクターです。ベイトマンにとって、コマーシャルの短い出演以外の、初めての俳優の仕事となりました。『大草原の小さな家』では成功を収めたものの、ドラマが終了したあとは、キャサリン・マグレガーがテレビに出演し続けることはありませんでした。同作のテレビ映画にですら、出演していません。この作品が始まるまでには、すでに2回の離婚も経験しています。1人目は俳優のバート・レムゼン。2人目は俳優、監督・教師のエドワード・G・ケイン・マーチンです。ドラマが終わってから花開いたジェイソンのキャリアですが、多くの人はお笑いの傑作テレビシリーズ『ブル〜ス一家は大暴走!』の主演としてご存知かもしれません。映画界にも進出していて、『モンスター上司』、『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』、『ザ・ギフト』、『泥棒は幸せのはじまり』などに出演。彼女の役柄は、盲目の芸術家であるアニー・クレインです。生物学上の母親が連絡を取ってきて、対立に直面するという役どころ。この役は複雑で、その演技力はストウが女優として持つ深さと才能を証明しました。 『大草原の小さな家』に出演する前の『刑事バレッタ』、『ナティビティー(原題)』、『アメイジング・スパイダーマン』(テレビシリーズ)などで、すでに才能に磨きをかけていたのかもしれません。女優として演技を続ける傍ら、メリッサは出版作を持つ著者でもあります。2010年、現在54歳の彼女は、自伝、『The Way I See It』を発表。この本では、彼女の初期の人生とキャリア、特に『大草原の小さな家』や役によって影響を受けた自分のプライベートライフに関することが書かれています。お母さん役を務め始めた時は、自分のキャリアがどこかへ向かい始めたとのではないかと感じるのではないでしょうか。シリーズ中、キャロライン・インガルスを演じてきたグラッスル。彼女をこのドラマで見た人は、今までずっと舞台女優としてのキャリアを築いてきた女性と感じるはずです。しかし、実は彼女のキャリアの中で、初めてきちんとした役がこの役。『大草原の小さな家』のキャスティング監督たちにして見れば、ダイヤの原石の発見です。生後6か月の時に、ジョンソン・エンド・ジョンソンのシャンプーのコマーシャルで演劇キャリアをスタートさせた、メリッサ・フランシス。その後、若き女優は『大草原の小さな家』の2シーズンでカサンドラ・クーパー・インガルスを熱演しています。『大草原の小さな家』での役に加えて、キャリアの中で100以上のコマーシャルにも出演。最近で言えば、政治に興味を示しているメリッサ。民主党支持者である彼女は、シガン州の選挙区で民主党から下院議員に立候補。予備選挙では勝利を収めます。しかし、健康問題を理由に撤退。夫と子どもとの時間を過ごしたいと考えているため、政治界に戻るかどうかは不明です。『大草原の小さな家』の放送終了後、多くのドラマにゲスト出演します。『大草原の小さな家』の脚本・監督・プロデュースにも関わっているマイケル・ランドンによって、脚本、監督、プロデュースが行われた『ハイウェイ・トゥー・ヘブン』もその作品のひとつです。ラボートーは、ディズニー映画の『ムーラン』など声優としての活動も行っています。ボニー・バートレットは、『大草原の小さな家』への出演後、より周囲から認知されるようになりました。1980年代までには、顕著にキャリアを積んでいったボニー。ミニシリーズである、『V-ノース・アンド・サウス:ブック2(原題)』や『ボーイ・ミーツ・ワールド』に出演します。マシュー・ラボートーは、ブレイクのきっかけになった『大草原の小さな家』でのアルバート・インガルス役で有名になりました。他のインガルス家のメンバーとは異なり、アルバートは半自伝的な本である『大草原の小さな家』の実際のキャラクターには基づいていません。ヴィクター・フレンチは、父親の背中を追い、スタントマンとしてテレビでのキャリアをスタートさせました。西部劇への出演で有名なフレンチは、西部劇の中で最も長い放送期間を誇る、『ガンスモーク』に23回も出演しています。その後、『大草原の小さな家』での有名なアイゼア・エドワーズに抜擢。さらに、『大草原の小さな家:最後の別れ』では再びお母さん役を演じます。これは、3作ある『大草原の小さな家』テレビ映画の最後の作品であり、土地開発業界の大物に立ち向かうべく家族が再び結束します。2000年代に入ってから、カレンは舞台への情熱を追い求めて、プレミアムバスルームの顔にもなっています。マイケル・ランドンは自分自身が辛い子ども時代を送ってきたため、自分の子どもにはできる限りの機会を与えるようにしていました。セットで、自分の子どもにチャンスを与えたこともその一環です。彼の娘のレスリー・ランドンは、レギュラーの役を得る前から、1975年から1981年の間『大草原の小さな家』に何度か出演しています。1982年から1984年の間は、学校の先生であるエタ・プラムを演じました。彼女の代表的な役といえばイライザ・ジェイン・ワイルダー ですが、『大草原の小さな家』への出演をきっかけに、様々なテレビへの出演を増やしていきました。『大草原の小さな家』の放送が終了したあと、テレビ番組『フロー(原題)』で、ポリー・ホリデイのキャラクターの姉妹である、キャッスルベリーを演じます。『フロー』では23話に出演し、『ゴールデン・ガールズ』、『フルハウス』、『ビバリーヒルズ高校白書』などの時代を代表する多くの作品にもゲスト出演を果たしています。メアリー・インガルス役を彼女が引き受けた際、すでに芸能界ではそこそこの地位を確立していたメリッサ。彼女が12歳のときにこの役を射止めていますが、『奥さまは魔女』や『ゆかいなブレディー家』などの作品にすでに出演済み。どんな俳優や女優、ティーンになりたての子どもにとっても、誇るべき出演歴ですよね。長きにわたって『大草原の小さな家』に出演していたものの、この作品以外に俳優としてのキャリアはほぼありません。家族に俳優が多すぎる、ということがあるのかもしれません。苗字に聞き覚えがあるな、と思ったかもしれませんが、彼は『大草原の小さな家』のローラ・インガルスを演じたメリッサ・ギルバートの戸籍上の弟です。ネルス&ハリエット・オルセンの息子であり、ローラのフレネミーのネリーの兄弟である、ウィリー・オルソンを演じたジョナサン・ギルバート。7歳の時に、この作品でキャリアをスタートさせます。ウィリー・オルセンのキャラクターは、9シーズンすべてに出演して、登場話数は合計140話にも登ります。かわいすぎでどうしようもないアリーシャ・エドワーズは、シーズン2、3、6、8に登場。6歳のカイル・リチャーズが演じています。これはカイルにとって初めての演技のお仕事ではありません。すでに、『女刑事ペッパー』にデビュー済み。しかし、この『大草原と小さな家』が彼女にとって初のレギュラーの仕事であり、女優としてのキャリアを軌道に乗せた役でもあります。俳優、監督、プロデューサー、脚本家の娘であるものの、レスリーは女優業にはあまり興味がなかったようです。『大草原の小さな家』以外にクレジットがのっているものは、『ファーザー・マーフィー』の1982年のエピソードのみです。『ドリーム・デイ』というエピソードで、ケイト・ジョーンズを演じています。以降、ショーンはハリウッドで最も有名な俳優のひとりとなりました。俳優業だけでなく、映画創りにも取り組んでいます。『ミスティック・リバー』と『ミルク』でアカデミー賞を2度受賞しています。映画界以外にも、政治的活動家として知られています。シーズン9のうちの15話、3作の『大草原の小さな家』のテレビ映画でエタを熱演。ランドンは、同作品で他のマイナーキャラクターも演じています。シーズン1での疫病患者、シーズン3でのケイト、シーズン6でのマージ、シーズン8でのパムです。何年もの間、子育てのために小さな役のみを受けていたボニー。1973年に『大草原の小さな家』でのグレース・エドワーズの役に抜擢され、1977年で同シリーズを去るまでこの役を演じています。