第8回宇宙エレベーター学会にてG-レコ劇場版言及 表題の通り、第8回宇宙エレベーター学会の活動報告にて 「Gのレコンギスタ」の劇場版またはOVA全3部作について言及がありました。 コンテから全新作とのこと。 なお富野監督は 劇場版『Gのレコンギスタ Ⅱ』「ベルリ 撃進」は、『G-レコ』TVシリーズ全26話のうち、第6話「強敵、デレンセン!」から、第11話「突入! 宇宙戦争」までに相当するエピソードを再構成した作品だ。この中で、荒木哲郎はTVシリーズ第10話「テリトリィ脱出」の絵コンテ・演出を担当。 劇場版『ガンダム Gのレコンギスタ I』「行け!コア・ファイター」Blu-ray特装限定版【Blu-ray】 - 石井マーク - 富野由悠季 - DVDの購入は楽天ブックスで。全品送料無料!購入毎に「楽天ポイント」が貯まってお得!みんなのレビュー・感想 劇場版『Gのレコンギスタ Ⅱ』「ベルリ 撃進」は、『G-レコ』TVシリーズ全26話のうち、第6話「強敵、デレンセン!」から、第11話「突入! 宇宙戦争」までに相当するエピソードを再構成した作品だ。この中で、荒木哲郎はTVシリーズ第10話「テリトリィ脱出」の絵コンテ・演出を担当。うっそうと生い茂ったジャングルで重量級メカ「G-セルフ 高トルクパック」が猛烈な音と光を立てて大暴れするド迫力のアクション回で、劇場版『Gのレコンギスタ Ⅱ』「ベルリ 撃進」においても大きな見せ場の1つとなっている。僕はあのシーンを論理的に組んだつもりでいるんだけど、荒木演出がその後の戦闘シーンを受け継いでくれたおかげで、全体がロジカルに見えなくなっている。これは本当に命拾いしたなと思いましたね。演出って、1本の映画があったら1つのタッチでまとめなきゃいけないと言われているんだけど、それをやるとつまんなくなるんだよね。シーンごとに手を変え品を変えってやっていかないと1時間半以上の映像は楽しく観られない。先述の作品で世界規模で高い評価を集めていた中、自ら志願して『G-レコ』TVシリーズに参加したという荒木哲郎。そんな彼の目には、富野監督編集による劇場版の出来映えはどのように映ったのか? 久々の再会を喜んだ後、荒木はまず作中で発せられた「ある言葉」について語り始めた。僕のような気分になると、メカそのものの構造みたいなことを追いかけて演出しなくちゃいけないって思ってしまうのだけど、荒木監督のコンテはその部分がなくて、劇として必要なカットしかない。これは僕にはできないんだよね。よくこんな風に割り切れるな、本当に無責任だな! って感じた(笑)。こういう種類の作品には使われない言葉遣いを持ってくるっていうのは、本当に面倒なんだ。『G-レコ』では、作り終わったTVシリーズとしての改変事項っていうのは基本的にない。ただ、抜け落ちている部分を追加していかないと映画にならなくて、特にそれが第3部と第4部の部分でものすごく大きくある。その部分を付け加えたら、何とか5本で映画のかたちになるんじゃないかと予定して作業をしている。
2014年にTVで放送された『ガンダム Gのレコンギスタ』(全26話)に新作カットを追加し、映像を再編集した劇場版『ガンダム Gのレコンギスタ』(全5部作)。その第1部である劇場版『ガンダム Gのレコンギスタ I』「行け!コア・ファイター」の日本国内での上映が「2019年秋」に決定! ただ、TVシリーズでは2つの大きな抜け落ちがあった。それは、アイーダとベルリの関係性がきちんと描けていなかったことと、ビーナス・グロゥブがなんなのかをきちんと説明していなかったこと。それがなかったから最後まで話がわからなかった。この2つをきちんと組み込んだ上で配分を整えていくと、自動的に全5部作という長さが必要ということになる。幸い、第1部と第2部ではまだ大きな手傷を負っていないけど、第3部と第4部はその点でのつっこみが多くあって、それを乗り越えて第5部に落ち着いていく。これができると、TVシリーズ最終話のクライマックスは何一つ手を付けないでいけるという逆算ができます。富野由悠季はなぜ『Gのレコンギスタ』に、アニメにこだわるのか。「いまだにスペースコロニーを信じている人に“もっと気をつけてほしい”」2020年2月21日(金)より全国29館にて2週間限定上映中!アニメの総集編劇場作品における見どころの1つとされるのが、TVシリーズにはなかった新作映像の追加。前作、劇場版『Gのレコンギスタ I 』「行け!コア・ファイター」ではリテイク含む多数の新規カットがファンに喜ばれたが、劇場版『Gのレコンギスタ Ⅱ』「ベルリ 撃進」ではどうなのだろうか?TVシリーズの段階では、ムキになってとにかく最後まで作ってしまった。間違いではなかったけれど、それでは1本の映画になっていない。これをそのままにしておくと、作品として評価されないことになってしまうから、その手入れをして、全5部作で1本の映画にする。こんなことやっているヤツ、ほかにいないでしょうね?もちろん、こんな風にまとめられないって言う人もいるし、僕もそう思ったことがある。でも、まとめられないときって、だいたい自分の“我”が出ているんだよね。ここは気に入っているシーンだから残しておきたいとか。これが一番駄目なのよ。ニュートラルにやらないと破綻するんだよね。富野由悠季といえば、長編TVアニメシリーズを見事な手腕で劇場映画にカットアップすることでも有名。 『機動戦士ガンダム』劇場版3部作のほか、『伝説巨人イデオン』から『∀ガンダム』まで、数多くの作品でこうした取り組みを行ってきた。そして荒木哲郎も、監督作『進撃の巨人』『甲鉄城のカバネリ』で総集編映画の制作を経験済みだ。ここでは、そんな2人に、人気TVシリーズを劇場映画作品に再編集することの意義と難しさについて語ってもらった。 『G-レコ』劇場版はなぜ全5部作になったのか? 富野由悠季といえば、長編TVアニメシリーズを見事な手腕で劇場映画にカットアップすることでも有名。 『機動戦士ガンダム』劇場版3部作のほか、『伝説巨人イデオン』から『∀ガンダム』まで、数多くの作品でこうした取り組みを行ってきた。