スズキ・スイフト(ハイブリッドrs、2wd、cvtモデル)に試乗。 実際に購入するのであれば「スイフトスポーツ」になると思いますが、現時点でスイフトスポーツは発売されておらず、とりあえず新型スイフトの !近所のスズキにお邪魔して、ちょこっと乗っけてもらいました♪グレードは赤いラインが燦然と輝く、hybrid rs。本当はrst(1Lターボ)が良かったんですが、近所のスズキには置いてませんでした。何でも、r 無断転載禁止石井:それで、イギリスに行ってみると、確かに全然想定していなかった道があったんですね。そういうことで、今回の開発は主にイギリスで行いました。そういう大入力もありますし、一般的な欧州の道もあります。いろいろな道が揃っているのがイギリスという認識で。2017年1月4日より発売が開始されたスズキの新型「スイフト」。モータージャーナリストである鈴木ケンイチ氏が試乗と開発者のインタビューを通して、その走りをレポートする。最後に個人的な思いでいえば、スイフトのグレードはRSだけで十分だ。日本仕様のやわらかな足回りは悪くはないが、スイフトのキャラクターを薄めてしまう。スイフトはスポーティーに振り切る。そして、マイルド志向の顧客にはバレーノを勧める。それが本来の姿だと思う。しかし、現実にはバレーノの売れ行きはかんばしくない。結果的に、スイフトが、広い顧客を相手にする必要があり、グレードもワイドにせざるを得なくなった。理由も経緯もわかるけれど、バレーノとの補完関係ができなかったことが残念でならない。もっと日本市場に受け入れられる次世代バレーノの登場を期待したい。続いてスイフトの運動性能を担当した開発者の話を聞くことができた。以下に、インタビュー形式で紹介する。鈴木:なりほど! そういえば、ほかのメーカーの方も、すごく似たことを言っていましたね。ドイツのセンターラインのない狭いクネクネした道でも、100km/h以上のスピードですれ違うと。正確にクルマが動かないと怖くて走れないと。グレードでいえば、RStが最もスポーティーな味付けが濃く、RS、通常グレードと行くにしたがってマイルドになる。しかし、基本となるのは、どこまでもドライバーの制御下にある成熟したスポーティーさだ。ボーイッシュではなく大人のスポーティーである。欧州車を目指して誕生したスイフトだが、この新型の走りは、まったく欧州車と肩を並べるまでに磨かれたと言っていいだろう。石井:まず、イギリスでのチューニングですね。イギリスでないと、どうしてもない路面というのがあるんです。石井:そうです。初代のスイフトは、最初にスズキの拠点のあるドイツでチューニングを行いました。ところが、イギリスに行くと、さっき言ったフラットフィールが、まったく不十分だと言われて、ビックリしたんですよ。 引用元:bestcarweb.jpスイフトrs系にはハイブリッドrsやrst、つまりターボがあります。しかしrsとしてはmt車も忘れてはいけません。この記事ではその評価とcvtとの比較をしてみたいと思います。悪い点も忘れず書きたいと思います 2017年1月に発売された新型スイフトの試乗と開発者インタビューを通じて、スポーティーさや実用性などをモータージャーナリストの鈴木ケンイチ氏がレポートする。 早速乗ってきました、新型スイフト! スイフトrs 5mtの購入を検討しております。 先日、スイフトrs cvtに試乗しましたが、加速がもっさりした感じがありました。 5mtを試乗したかったのですが、県内には試乗できるディーラーが無いようです。 パワートレインにはスズキの最先端技術であるマイルドハイブリッドおよびダウンサイジングターボエンジンを採用している。ラインアップは、最高出力91馬力の1.2リッター直列4気筒エンジン(JC08モード燃費22.6〜24.0km/l)、1.2リッターにマイルドハイブリッドをプラスしたもの(JC08モード燃費25.4〜27.4km/l)、最高出力102馬力の1リッター3気筒ターボ(JC08モード燃費20.0km/l)の3種類。1.2リッターには5MTとCVT、1.2リッター&マイルドハイブリッドにはCVT、1リッターターボには6ATが組みあわされる。1リッターターボはFFのみだが、1.2リッターにはFFと4WDが用意されている。価格.comマガジンは、気になる製品をユーザー目線で徹底紹介するサイトです。ああ、本当に日常生活の中で、1cm単位のコントロールが必要なんだと。格好じゃなくてね。そういうことを実感して。確かにそういう風に仕上げようという意識でやったのが印象的でしたね。鈴木:今回の開発を振り返ったとき、ハイライトになるのは何でしょうか?その新型スイフトの最大の特徴は、「HEARTECT(ハーテクト)」と名付けられた新世代のプラットフォームを採用したことだ。軽量で剛性の高い新プラットフォームだけでなく、車体全体での軽量化の努力で、先代よりも最大120kgものダイエットに成功した。この数字は驚異的だ。軽さは、動力性能と燃費性能にダイレクトに効く。走りが売りのスイフトには、最高の武器となるだろう。さらに単眼カメラ&レーザーレーダーを使った運転支援システムも用意した。歩行者も検知できる衝突被害軽減自動ブレーキ(AEB)だけでなく、前車を追従するACC機能までも備わる。100万円台のコンパクトカーとしては、非常に充実した内容だ。石井:そうです。なんで、そこまで? というと、アウトバーンはよく道路工事をやっているんですね。日本の高速だと道路工事のときは、車線を減らすことで渋滞しちゃうんですけれど、欧州では4車線あったら4車線のまま。ギュッと道幅が狭くなっていて、その代わりに車速を80km/hにしなさいと表示は出ているんです。けれど、みんな120km/hくらい(笑)で、つっこんでいると。実際に狭まった車線で隣のクルマとの距離は、ミラーがくっつきそうな幅しかないですね。なかにはミラー同士がオーバーラップするんじゃないかってくらい狭いことも。そこで、車速を落とせばいんですけれど、欧州の人たちは流れのままに走る。そうすると本当に100km/hオーバーの速度域で、クルマを1cmくらいでコントロールしないと当たっちゃうねという状況が現実としてあったんです。2017年1月4日にスズキの新型スイフトが発売された。もともとは軽自動車を発展させた小型車としてスタートしたスイフト。しかし、2004年に世界戦略車として生まれ変わってから本格的な快進撃が始まった。スイフトは日本だけでなく、欧州やインド、中国でも売れまくったのだ。2004年からこれまでの累計販売は530万台を突破し、スズキを支える大きな幹に育つ。ちなみに累計販売における日本の比率は10%にすぎない。文字通りのグローバルカーである。グレード編成の基本は、素の1.2リッター・エンジンのモデル。その1.2リッターに、マイルドハイブリッド版、RSグレード、5MTにCVT、FFに4WDまでのバリエーションを用意。それに1リッターターボのRStを追加したのが、今回のスイフトのラインアップだ。さすがにスズキの主力モデルだけあって、数多くのグレードが用意されている。石井:イギリスの丘陵地帯です。ドイツにも丘陵地帯はありますが、イギリスのほうが、もう少しアップダウンが早い。大きなうねりがあるんです。その大きなうねりの中で、逆相違の入力があったり、アンジュレーション(起伏)があったりと、複合で来る。それがイギリスにしかないんですね。石井:その後にドイツに行ってアウトバーンを走らせました。欧州には、「ゴルフ7」とかフィアット、フォード「フィエスタ」があります。なかでも、特に欧州人はフィエスタが大好きなんですよ。それは、ステアリングの切り始めの応答からのリニアリティ。センターポジションからの曲がりやすさです。100km/hから200km/hまでで、1cm単位で、クルマの動きを簡単にコントロールできるようにしなさいと言われたのが、ものすごく印象深いんですね。続いてRSのハイブリッドに乗り換える。最高出力67kW(91馬力)の1.2リッターNAエンジンと最高出力3.1馬力のモーターを組みあわせたマイルドハイブリッドだ。EV走行はできないが、減速エネルギーの回生と最長30秒のモーターアシストを行ってくれる。トランスミッションはCVT。ハンドリングや乗り心地はRStとほとんど変わらない。しかし、パワートレインが圧倒的にスムーズで、アイドリングストップもしてくれる。静粛性もRStよりすぐれている。トルクフルなRStに対して、こちらはスルスルと回転を上げて加速する。パワー感はRStに及ばないが、遅いわけではない。方向性は同じだが、パワートレインの分だけRStよりもマイルドになっていた。スイフトの売りはスポーティーなこと。その狙いはドライバーズシートに納まればすぐにわかる。一面真っ黒なインテリアに大きな二眼メーター。ある意味、古くさいかもしれないが、オーソドックスなスポーツカーのカッコよさを感じて、少しウキウキしてくる。最初に試乗したのは、最高出力75kW(102馬力)の1リッターターボのRStだ。小排気量ターボとはいえ、最初の1歩目からターボは十分な働きを見せる。グイと力強く発進。アクセル操作に対するレスポンスもなかなかのもの。ターボラグがほとんどないため、排気量の大きなエンジンのようだ。ただし、高回転での伸びはもうひとつ。それでも軽量なボディには十分なパワーであり、スポーティーにキビキビと走る。エンジンサウンドは直噴らしい硬質なもの。しかし、なによりも印象的だったのはハンドリングだ。やや重めでネットリした手応えで、わずかな操作にもクルマが正確に動く。4輪がしっかりと路面をつかんでいるかのような安心感もある。ブレーキのフィールもダイレクトで最高だ。しまった足回りからは路面の細かな凹凸が伝わってくるけれど、コンパクトカーではなかなかできないフラットライドな乗り心地だ。全体にゴツゴツとした硬派な走り味。ドライバーの思うままの走りを実現してくれるという意味で立派なスポーツカー。それがRStであった。また、先代でも好評だった走りのセッティングを欧州仕様と同じにした「RS」グレードも設定されている。特に1リッターターボはRSのみで、グレード名は「RSt」となる。今回のスイフトでは、1リッターターボモデルの「RSt」は特別な存在だ。RStには4WDの設定もない。また、ターボも6ATも、RStだけのアイテムとなる。Copyright (c) Kakaku.com, Inc. All Rights Reserved.