(ちなみに黒帯は柔術人口の10パーセントにも満たないようです。)他の格闘技の経験がある人などは最初から青帯や紫帯からスタートすることもありますが、現に、私は青帯を頂いてから1年が経過しましたが、白帯の頃からガードの練習ばかりしていたこともありパスガードが全然できません。青帯を渡す基準は道場主によって違うようですが、強さだけが基準ではないので、青帯になっても、強い白帯相手には押さえ込まれたり、極められたりすることも普通にあります。同じ青帯でも、つい最近まで青帯だった人と青帯になってから3年経過している人でしたら実力もまったく違います。白帯からすると、青帯の人はたくさんの技を知っていて、ほとんどの技が一通りできると思ってしまいがちですが、それは大きな間違いです。そこで試合に出ている人ともなるとみんな強い人ばかりといった印象です。青帯を巻いているからといって、全員が白帯の人よりも強いわけではありません。アダルトの青帯とマスターの紫帯でしたら、スパーリングをするとアダルトの青帯の方が強いなんてことは道場では日常茶飯事です。柔術にはたくさんの技があって、柔術についてまだあまり知らないビギナーの頃は道場の先輩に見たこともない技を極められたりすることも多いと思います。繰り返しになりますが、帯の色はあくまでも強さの一つの目安でしかありません。おそらく、道場にはあなたと同じ帯色で、同じくらいの実力の人が何人かいると思いますが、あなたが青帯をもらったからといって、いきなりそういった人たちよりも強くなれるわけではありません。青帯になるまでには1〜2年の期間が必要ですので、そのくらいの期間、練習やスパーリングなどを繰り返していると、自分がやられた技をなんとなく覚えていたりするので、練習で一方的にボコボコにされることは少なくなってきますが、やはり紫帯や茶帯相手には白帯の時と変わらずボコボコにされてしまいます。私も、柔術を始めたばかりの白帯の頃は青帯にとても憧れていましたし、早く白帯を卒業したいと思って、たくさん試合に出てきました。柔術の試合は年齢によってアダルトとマスターにカテゴリーが分かれています。柔術歴3年目、紫帯目指して週3〜4ペースでマイペースに練習中。違う格闘技をやっていた白帯や、運動神経が良くて力が強い白帯の人もいますし、中には若くてイキのいい白帯など道場には様々なタイプの白帯がいます。帯の色が変わることはとても嬉しいことですが、それだけを目標にするのではなく、柔術を楽しみながら強くなることを目標にコツコツと練習を続けましょう!アダルトとマスターでは、帯色が同じでも強さが全く違うということがよくあります。 日本ブラジリアン柔術連盟が定めている青帯の最短終了期間は2年。つまり現在の規定では青帯での会員登録がされた日から2年経たないと、紫帯にはなれないことになっています。ブラジリアン柔術で紫帯になれたら満足だ、と思っている白帯の人はかなり多いと思います。実は僕もそんな人の一人でした。柔術を始めたばかりのときは紫帯は、一番身近な「先生」といった存在で、とにかくなにをしてもこてんぱにやられてしまう。そんな紫帯のレベルに達するには一体どれくらいの期間がかかるのか考えてみました。ただ、そのスピードで昇帯するには大抵の場合、ほぼ毎日練習するぐらいのやる気がないとまず無理でしょう。白帯で2年、青帯で2年と考えても4年で紫帯になることができます。4年間みっちり時間をかけて練習すれば実力もそれなりになっているはずです。もちろん一定の期間が経ったからといって、誰でも紫帯になれるとは限りません。あくまでも実力やその他の条件が合わさったうえで、先生が認めてくれて初めて紫帯をもらえるのです。ただ、一つの目安として柔術を始めたばかりの人が紫帯になるまでの目安はおおよそ次のように分けられるのではないでしょうか。そもそも白帯から青帯になるまでに3年以上の月日を費やした人は、最低でも5年はかかります。白帯から青帯になるまでは早くても、人によっては青帯から紫帯になるまでは4年も5年もかかってしまうという人もいます。道場によって昇帯の条件が厳しいところや、人によって青帯になって少し強くなると練習をさぼりがちになったりする人もいます。途中で怪我をしたり、長期離脱したりするようなことがなければ、週に3回程度の練習でも3年から5年の間には大抵の人は紫帯になれるはずです。何帯そうですが、帯の取得は早ければいい、ということではありません。特に紫帯といえば、インストラクターとして人に指導することが認められるレベルであると同時に、青帯以下の帯を生徒に認定することが出来る資格を得ることになります。また、東京に複数の柔術道場を展開するトライフォースのように白帯から青帯までに100日以上、青帯から紫帯までに240日以上といった要件を設けている道場もあるようです。実力が伴っていないのに、帯だけ取得してしまうと、そういった責任を全うできないばかりか、下の帯の生徒たちにもスパーリングで簡単に負けてしまうようなことにもなりかねません。そうならないためにも、ゆっくり自分のペースで、しっかりとした技術、知識をつけていきましょう。白帯から青帯になるまでに数ヶ月しかかからなかったような才能のある人は、最短終了期間いっぱいの2年間青帯を経験したとしても、2年数ヶ月以内に十分に紫帯になれる可能性はあります。
ブラジリアン柔術をやっている人、これから始めようと思っている人の中にはいつかは黒帯になりたい、と願っている人は少なくないでしょう。そこで今回は実際に黒帯になったら実はこんな苦労がある、という現実的な話をしたいと思います。 白帯、青帯、紫帯、茶帯、黒帯 ※階級別とオープンクラスの年齢カテゴリーを異なった年齢カテゴリーにすることは出来ません。 ※IBJJFルールの規定によりジュブナイル、アダルトカテゴリーには規定の生まれ年に達している競技者のみエントリー可能となります(変更も不可となります) 本業は柔道整復師兼パーソナルトレーナー ブラジリアン柔術で紫帯になれたら満足だ、と思っている白帯の人はかなり多いと思います。実は僕もそんな人の一人でした。柔術を始めたばかりのときは紫帯は、一番身近な「先生」といった存在で、とにかくなにをしてもこてんぱにやられてしまう。 ー柔術とも呼ばれています。白帯の大会での一回以上の優勝経験茶帯の全日本格式以上の大会での優勝経験 ブラジリアン柔術の青,紫,茶とか黒帯色の認定って何を基準に決めてるんですか?昇級昇段試験とか経験とかで決めてるんでしょうか??詳しい方宜しくです補足も踏まえて簡単なところから分かる範囲で説明します。柔術の帯の階級を色だけで
1年半は長いようで、紫帯から茶帯になるまでの準備期間と考えるとそう長くもありません。1年半以内に紫帯から茶帯になるような人は、だいたいが短い期間内に試合で結果を出した人ぐらいでしょう。そのほかの一般の生徒は通常は2年以上はかかるものだという認識で間違いないと思いますし、僕も実際に紫帯を2年ほどやり茶帯になりました。柔術を始めてからで言うと6,7年かかったと思います。各帯を2年ずつやることを考えると、白帯2年、青帯2年、紫帯2年で6年で茶帯をもらえる計算になります。学業や仕事をしながら合間を縫って練習している人の場合、ほとんどがしかし同じペースで練習や上達を続けていくことは難しいはずです。その結果やはり7、8年かかってしまう人も多いようです。日本ブラジリアン柔術連盟が定めている紫帯の最短終了期間は1年6ヶ月。つまり現在の規定では紫帯になってから最低でも1年半を過ぎないと、茶帯になれないルールになっています。10代前半など若いときに柔術を始め、1日に何回も練習をするような生徒は18歳で茶帯になることもできます。才能のある海外のトップ選手のほとんどは10代後半や20代前半のうちに茶帯になる傾向があります。道場によっては練習のときから茶帯、黒帯以外の生徒に足関節を禁止している道場もあります。そういう道場で練習する人にとっては、茶帯になることでまた新しく学ぶことが増える楽しみもあるはずです。人によって早く取得できる人、遅い人など様々です。しかし地道に頑張っていけばいつかは誰にでも茶帯になれるので、みなさんもぜひ頑張ってください。10年というと黒帯になっていてもおかしくない年月ですが、途中で怪我をしてしまったり、あるいは一時期辞めてまた復帰したというような人はこれぐらいかかります。ブラジリアン柔術の茶帯といえば、十分にインストラクターをこなすことのできるレベルであり、黒帯まであと一歩の人を指します。では、そんなレベルにまで達するには一体どれくらいの期間練習を続ける必要があるのでしょうか。白帯を半年、青帯を2年、紫帯を1年6ヶ月でクリアしていければ茶帯には4年ぐらいでなることも可能です。ただ、これを実現するにはほとんど毎日練習して、試合でも結果を出すことが求められるでしょう。10年以上かかると、モチベーションを維持するのも難しくなるかもしれません。かといって「10年もやっているのにまだ紫帯かよ」などと思う必要はないです。あくまでも自分のペースでじっくり極めていけばいいと思います。紫帯から茶帯になって変わることといえば、試合時間が7分から8分になるのと、試合で足や膝の関節技が使えるようになることぐらいでしょうか。日本や柔術発展途上の海外では茶帯の人が代表として道場をやっているところも少なくありません。茶帯はそれだけ大きな責任を負うことのできるレベルであるということです。