マイ・フェイバリット・シングス: r.ロジャーズ(石川芳) piano styleプレミアム・セレクションvol.5 (中級~上級編)cd付(p.89) 応用4~応用5: 3477-003: いつか王子さまが: f.チャーチル(国府弘子) ぷりんと楽譜: 発展2~発展5: 3477-004: いつか王子さまが 2009」オンナ編で1位を獲得し、第57回小学館漫画賞一般向け部門を受賞した小玉ユキさんの人気漫画。全9巻、番外編1巻が発売されています。そして現在。千太郎に会えないまま薫は東京で医者になったが『モーニン』のレコードだけはいつもそばにある。千太郎は長椅子に座ってるはずだったが、薫が病院につくと姿を消していた。深堀百合香は原作では高校生ですが、映画では女子大生という設定のようなのでそれに合わせてネタバレします。千太郎の自宅に行くと弟妹と母親がいて、薫は味わったことのない温かい家庭を見た。そしていざ恋の作戦会議を始めるが、薫はいい提案ができなかった。すると千太郎が「ちょっと来い!」と無理やり薫を教会に連れていった。★以上、映画「坂道のアポロン」原作の最終話までネタバレ+その後(番外編)もネタバレでした。淳一は去年あった薫と律子の結婚式に行けなかったことを勉に謝る。淳一が「オレもセッションに参加して一緒に祝いたかった」と言うと千太郎が「前祝いのセッションなら今日、今からできる」と答える。律子はその場の空気に耐え切れず出て行き、薫はそのあとを追いかける。淳一も今日はやる気が出ないと帰ってしまい、地下室には千太郎と百合香だけが残された。すると薫はすかさず楽器やるならピアノだと反論。勉は自分の孫だからベース、淳一はトランペットを教えに来てもいいとか、それぞれ主張し合う。そのころ千太郎は、忘れ物のマウスピースを届けるついで淳一に百合香の誘い方を相談しようと、カブを走らせた。薫は5才のとき父親がピアノをプレゼントされ弾き始めた。今は伯父の家の客間にピアノがあるりクラシックを弾いてる。伯母は西見家の後継ぎが自分と血と繋がってない薫であることが気に食わないので、ピアノを弾いてると嫌味を言ってくる。帰り道は律子から誘われて一緒に帰った。律子の家はレコード店で、薫がピアノを弾けるとわかると地下スタジオに連れていかれた。そこには千太郎がいて、へたくそなピアノで「モーニン」のイントロを弾いた。薫が淳一に百合香の近況を尋ねると、なんと双子の女の子が生まれたという。写真を見ると一卵性双生児で、顔立ちが百合香そっくりで将来は美人間違いなしだった。実は、律子は薫の子供を妊娠してお腹が大きくなっていた。だから出産の前祝いができる。薫は百合香から借りた写真を律子に見せた。そこには黒い僧衣をまとった千太郎が映っていた。Hey!Say!JUMP知念侑李さん主演の映画「坂道のアポロン」のキャストとあらすじ・予告動画、原作読んで結末(最終話)までネタバレ紹介します。さらに番外編で明かされた最終話のその後についてもネタバレします。そんななか薫は意を決して律子に電話して、日曜日に図書館で勉強しようと誘った。意外にもあっさりOKをもらったが、当時待ち合わせ場所の教会には千太郎もいてガッカリ。薫は、千太郎と深堀百合香がうまくいけば、律子との間を邪魔されずに済むと考えて、千太郎に恋の作戦会議をもちかけた。すると千太郎がドラムを叩き始め、自然と2人のセッションが始まる。いつの間にか曲は『いつかの王子様が』へ。演奏はどんどん激しさを増し、薫が立ち上がって立ったままピアノを弾き千太郎と目を合わせるち、いよいよ曲は『モーニン』へ。面会を終えると病室のドアノブに千太郎の大切なロザリオがかかっていた。薫は千太郎が二度と戻ってこないと悟った。ドラム演奏が終わり子供たちが帰ると、千太郎が薫と律子に気付いて呆然としている。目が合って数秒後、千太郎がニッと笑って口を開くと一瞬で10年前の3人に戻った。薫は志望校の医大に合格し、律子は地元の国立大学に合格した。卒業式で千太郎の名前は呼ばれなかった。すると淳一は突然トランペットを吹いて水兵たちは聞き惚れ、さらに千太郎がドラム、薫がピアノを弾いてセッションを始めると店全体がスイングして、先ほど打って変わって水兵たちと和気あいあいと打ち解けることができた。丘の上の教会に行くと、中から激しいドラムの音が聞こえてきた。扉を開けると子供たちに囲まれて千太郎がドラムを叩いていた。その後、千太郎に会うことはなかった。勉は地下室のセッションに誘ってくれたが千太郎がいないので行く気にならなかった。しかし千太郎が淳一のアパートについたと同時に、部屋から淳一と百合香が2ショットで出てきて、さすがに千太郎は2人の関係を悟った。淳一は百合香と生きていく覚悟を持ったまなざしで、通り過ぎていった。千太郎は律子のお腹に向かって話しかける。生まれたら楽しいことがたくさんある、一方で辛いこともあるがその時は味方になるからと。そして内緒でドラムを習いに来いと付け加えた。また、薫は伯母に、高校を卒業したら東京に行き、父の知人宅に下宿すると伝えた。医者になることを義務ではなく自分の意思で行うためだ。西見薫(知念侑李)が転校先で出会ったのは、誰もが恐れる不良の千太郎(中川大志)とその幼馴染・律子(小松菜奈)。そしてジャズとの出会い。一生ものの友達、一生ものの恋、「この日々がずっと続くと思っていた」二度と戻らない特別なあの頃、青春を経験したすべての人に贈る感動の物語。薫が律子に謝りたくてムカエレコードに行くと定休日だったが、千太郎の妹の幸子がいて糸電話で遊びことに。幸子が店内、薫が外。幸子によると律子は夕飯の支度中だそうだ。数日後、薫は10年ぶりに佐世保につくと、高校へ向かった。律子が母校の教師になっていたことを丸尾から聞いていたのだ。律子は突然薫がきてびっくりしていた。文化祭が近づくにつれ、薫と律子はたんたんと実行委員の仕事をこなす。ステージ発表者の受付をすると、千太郎が松岡とのバンド「ザ・オリンポス」の申込用紙を持ってきた。律子が2人を気遣って、2人でのジャズセッション提案して申し込み用紙を差し出したが、千太郎は握りつぶして部屋を出ていった。ジャズと出会い、もう学校で吐き気を感じくなった。好きな子もできたし。その日を境に、憂鬱だった毎日は楽しいものへと変わり、ピアノとドラムでセッションし、3人で過ごす楽しい毎日が始まる。やがて薫は律子に恋心を抱くようになる。だが、律子の想い人は千太郎だと気づいてしまう。一方、千太郎は10組の松岡星児から誘われて、「千太郎はジャズ一筋だ」と言った薫の目の前でロックバンドのドラムを引き受けた。薫は頭にきた。しかし律子はバイクから振り落とされ、頭を強く打って意識不明の重体。医師によればこのまま目覚めないかもしれないという。勉はうなだれ、薫は事態が信じられない。2週間後、薫が練習してることに気付いた千太郎から誘われ、律子も一緒に再びムカエレコードの地下スタジオへ。するとそこには桂木淳一という、千太郎が憧れるトランペット吹きの大学生がいた。千太郎は持っていたカギでドアを開け、屋上で先輩不良たちと雨のなか喧嘩した。終わったあと、千太郎は薫に屋上のカギを10万円で売ると持ち掛けたりして、いじってきた。結局カギはもらった。さすがに薫はキレて千太郎に殴りかかるが、すぐ体制を入れ替えられた。千太郎は薫を殴る寸前でやめ、悲しそうな目をして去っていった。大学で薫はジャズ研究会に入って、バイト先のバーでピアノ演奏もしたが、基本勉強付けの6年間だった。10年前、父を亡くし親戚に預けられた薫は、家の中で居場所を見つけられないでいた。唯一、ピアノを弾いているときだけが孤独を忘れられる時間だった。幸子がクラスの男子から嫌がることばかりされるというので、薫はその男子が幸子を好きだからと答える。すると途中から糸電話の相手が律子に変わり、薫は律子のファーストキスを奪ったことを謝罪。律子も逃げ出したことを謝り、薫は好きだと告白するが律子はどうすればいいかわからないと謝るのだった。千太郎は夜まで待ちきれず、カブの後ろに律子を乗せて、薫を迎えに向かう。カブが走り出し、律子が背中越しに千太郎に「最近薫を見るとドキドキする」と伝えようとしたその時、一時停止を無視した車が突っ込んできた・・・勉から律子の意識が戻ったという知らせを受け、薫は律子と少しだけ面会する。律子は千太郎が責任を感じてないか心配していた。気にしないでと伝えてくれと。お昼は律子が用意したお弁当を食べた。そのとき薫は律子が千太郎に向けた視線に気づいてしまう。そんな薫が転向先の高校で出会ったのは、誰もが恐れる不良・千太郎と、その幼馴染の律子。律子に導かれ訪れた地下室で、荒らしく、けれども自由で楽しそうにドラムを叩く千太郎とジャズに、薫は心を奪われる。事故当時、千太郎はとっさにハンドルを切ったおかげで右腕の骨折だけで済んだ。千太郎は律子に、やりたくもないロックバンドを引き受けたこと、一生ものと思っていた薫との友情を失ってしまったこと、取返しのつかないことをしたと伝えステージを去ろうとする。しかし2人の会話を舞台裏で薫が聞いていた。薫と律子は写真の裏に書いている住所の島を訪ねた。島民の8割がカトリック信者の、花と海風の島。月曜日の放課後、千太郎が神社でボクシング部の不良と喧嘩してる現場に薫が出くわす。千太郎が失恋でいらだっていた。薫は思わず外に飛び出し、追いかけてきた千太郎に「君はいいよな、温かい家庭に囲まれて、俺の欲しいものを何でも持ってて。君には家の中に居場所がない人間の気持ちなんてわからないだろ!」と言ってしまった。英語の授業で、薫が教科書を読んでると、その発音の良さに対してまたヒソヒソ声が。そのとき千太郎が教室に入ってきて、同じクラスだと判明。律子とも幼馴染だと判明。千太郎が小学校高学年のころ養父が失業して酒で荒れるようになり、千太郎は放課後は教会や公園に行ったりした。ある日、繁華街のバーから聞こえてきたのが、黒人がたたくジャズドラムだった。恐る恐る店に入ると黒人から促され、見よう見真似でドラムを叩いた。すごい解放感だった。どうして島に?10年間何してた?薫は聞きたいことが山ほどあったら再会の喜びでどうでもよくなった。あきれた千太郎は淳一に恋の相談するため、薫を連れて米海軍基地の水兵たちも行き交う繁華街へ。「HOLIDAY」という店に入ると淳一がいて、ちょうどライブの誘いを受けたとこらしく、千太郎をドラマーとして紹介する。しかしそこに居合わせた水兵が、日本人がジャズをやるのかとバカにしてきて一触即発の雰囲気に。映画「坂道のアポロン」の原作は小玉ユキさんの人気漫画。本編9巻と番外編1巻が発売中です。教会のクリスマス会は中止になった。千太郎は自宅にも地下室にもいなかったので薫は教会にきたが、やはり千太郎はいた。千太郎は律子の代わりに自分が重体になればよかったと願い、大切な人を傷つけてばかりの自分を責めた。律子の想いに全く気付かない千太郎。だが、薫が羨む千太郎にも誰にも言えない孤独があった。千太郎は薫に、自分は教会に捨てられた孤児であり、今の家族が里親であることを告白する。お互いの心に欠けたピースを埋め合うように、2人は絆を一生ものの友情へと変えていく。それ以来、千太郎は恋の病におかされ、地下室の練習でも身が入らずぼーっとする。淳一は東京の大学で学生運動に巻き込まれ、気づけば中心人物になり授業に出ないで政治活動にハマっていた。しかしある日、機動隊と衝突してジャズ仲間が両手の肩を砕かれ、二度とサックスを吹けない体になった。それなのにそいつは「これで余計なものを捨てて活動に専念できる」と言ったので、淳一はなんだかやる気がなくなり、逃げるように佐世保に戻ってきた。27才になった西見薫は、医大を卒業して2年目で、都内の総合病院で内科医師をしている。外来はひっきりなしで忙しい毎日を過ごしている。デスクには3人の高校生が映った写真があり、ペン立てにはロザリオがかけてある。千太郎は3才まで教会で暮らしたあと、子供が欲しい川渕夫婦に引き取られた。薫はほかの実行委員に「少しの間、俺がつなぐ」と言ってステージ下にあったピアノを弾き始めた。観客がざわつく。曲は律子の大好きな『マイ・フェイバリット・シングス』。《親に捨てられたのも、養父のことも、今度の事故もおまえのせいはない》薫は号泣した。薫が千太郎を抱きしめると千太郎も堰を切ったように泣きじゃくった。12月に入り街はクリスマスムード。もうすぐ教会で毎年恒例のチャリティーを兼ねたクリスマス会が開催される、薫と千太郎はジャズセッションをする予定だ。そこで薫は律子に『マイ・フェイバリット・シングス』でボーカルをやってみないか誘った。律子とは3年生で別々のクラスになり、受験勉強もあって会話がなくなった。薫は千太郎がいなくなって一番つらいはずの律子を支えてあげることができなかった。淳一と百合香の関係を知っていたのか?と千太郎から聞かれ薫が認めると「浮かれていたオレを笑っていたのか?」と疑ってきたので「君はガサツだ」と言い返してしまう。売り言葉に買い言葉で千太郎が「ガサツなオレと都会者のお前とは釣り合わない」と言い残し去っていった。薫は絶交されたと思い深く傷ついた。そのとき砂浜で不良から絡まれている白いワンピースの女性を発見。千太郎が近寄ると不良たちはビビって逃げていった。千太郎はその女性に一目ぼれした。百合香が「頼みがある」と言うと千太郎は2つ返事で引きうけたが、それはデッサンのモデルだった。百合香によると千太郎は、ギリシャ神話の音楽の神様アポロンに似ているらしい。体育館では松岡のバンド「ザ・オリンポス」がグループサウンズのコスプレで登場し、女子から黄色い声援を受けて演奏スタート。つまらなそうにドラムを叩く千太郎を見て薫が体育館を出ていこうとしたその瞬間、電源トラブルですべての電気が止まり、バンドの演奏も止まった。しかしそんな幸せな青春は長くは続かなかった。ある事件を境に、千太郎は2人の前から姿を消してしまう。そして、10年が経ち・・・・。高校は秋の文化祭の準備がスタート。薫と律子はたまたま実行委員に任命されてしまう。しかし屋上入口ドア前には川渕千太郎という不良がシーツをかぶって寝ていた。薫がひるまず通ろうとすると、3年生の先輩不良たちが現れ、千太郎に喧嘩を売る。GIベビーは捨て子だと蔑まれイジメの対象になった。千太郎の友達は律子だけで小学1年生から一匹狼だった。そんなとき川渕夫婦はあきらめていた子宝に恵まれ、4人も生まれた。次第に養父は千太郎を遠ざけるようになった。養母は子育てと家事で忙しく千太郎を気に掛ける余裕はなかった。西見薫は病院で子供たちからせがまれ、休憩スペースのピアノでジャズの名曲「モーニン」を弾く。記憶がよみがえる。10年前の1966年、あの坂道でオレはアイツと出会った。千太郎が首にぶら下げているロザリオはこの教会で生まれた証だった。すると百合香が、地元の友達の結婚式の写真を見せてきた。薫は涙がこぼれた。演奏が終わった。律子は涙が止まらない。体育館を揺れるほどの拍手が上がり、千太郎は薫の手を握って外へ飛び出した。2人で笑いながら坂道を駆け降りた。雨が降ってきた。律子は神社の軒先でしょんぼり座っていた。沈黙のあと薫は思わずキスしてしまった。律子は涙を浮かべ薫は謝って後悔する。律子はスティックを置いたまま土砂降りのなか去っていった。薫は千太郎が首にロザリオをぶら下げていることに気付き、律子がそれは特別なものだと説明するが、千太郎はいつもと違う厳しい口調でさえぎった。だから、千太郎は家の中に居場所がない人間の気持ちがわかる。薫は自分が恥ずかしくなり泣いた。養父は、千太郎が中学にあがるころ他県に出稼ぎに出たきりで、現在も家にはいない。
Jazzスタンダード148~『マイ・フェイバリット・シングス』 MY FAVORITE THINGS 邦題『私のお気に入り』 映画『サウンド・オブ・ミュージック』 ジュリー・アンドリュース演じる「マリア先生」が歌うチャーミングでな歌 My Favorite Things (マイ・フェイバリット・シングス) Lyrics 歌詞 前の記事で「My Favorite Things」の紹介をしました。 ついでに歌詞も訳してみたので、載っけときます。 「My Favorite Things(私のお気に入り) / Richard Rodgers」(ピアノ(ソロ) / 中級)の楽譜です。ミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」劇中曲 ページ数:8ページ。価格:473円。ぷりんと楽譜なら、楽譜を1曲から簡単購入、すぐに印刷・ダウンロード! Say! JUMP)が本格的なピアノ演奏に初挑戦。 主題歌「坂道を上って/小田和正」と、劇中で主人公たちが演奏する「モーニン」「いつか王子様が」「マイ・フェイバリット・シングス」を、ピアノソロ・中級アレンジでお届けします。主演の知念侑李(Hey! 薫はムカエレコードに戻り、千太郎に律子からだと言ってステッィクを渡して帰ろうとしたが、薫の顔色を見て心配した千太郎が自宅に招いて食事させた。西見家の食卓とはまるで違う、みんなでワイワイ食べる食事。淳一がトランペットを吹くとすごい迫力。律子の父・勉がウッドベースを弾き、千太郎がドラムを叩き3人のセッションが始まった。薫はカウンターで深堀百合香と淳一が訳ありな感じでツーショットでいるのを発見し察する。しかし鈍感な千太郎は百合香を見つけるとすかさず声をかけたのだった。百合香が淳一を追って佐世保に来たのは誤算だった。帰ろうとしない百合香に淳一が「先がわからないのに、お嬢様を道連れにはできない」というと彼女は長い髪を切って、お嬢様の自分を捨てた。その黒人からドラムを教わったが、やがて黒人はアメリカに帰った。その後はムカエレコードの勉が千太郎のためにそのバーからドラムセットを安く譲ってもらって、千太郎が好きなだけ練習できるようにしてくれた。薫たち実行委員たちは懸命に電源トラブル修復を努める。観客は一世にブーイング。特に3年男子は女子に騒がれた松岡たちが気にくわないので文句をつける。その後2人は病院に戻って朝を迎えた。薫が目覚めると隣に千太郎の姿が消えていた。さらに図書館ではなくバスで海に連れていかれ、律子と千太郎は水着持参で海に入り、水着のなかった薫はトランクス一丁で海に入り、3人で遊んだ。一方、薫は律子と卒業後の話をして、薫は律子が先生が似合うと言った。薫は親戚中から祖父と伯父が通った東京の医大に行くのが当たり前といわれてるが・・・。律子の提案で薫は一緒に千太郎にスティックをプレゼントすることになったが、律子の気持ちを知らない千太郎は、百合香が描いた自分の絵を自慢する。教室で先生に転校生として紹介される、クラス中から好奇の目で見られ、皆のヒソヒソ声が聞こえてくる。クラス委員の迎律子が校内を案内すると言ってきたが、薫はストレスで吐きそうになり屋上へ向かった。「いまいましい坂だ」西見薫が転向してきた佐世保東高校は、急こう配かつ山から朝日が照り付ける坂の上にある。佐世保は国内の有数の坂の街なのだが薫はいらだってしょうがない。演奏を聞きつけていつの間にか教会には子供や大人たちが集まってきた。千太郎は赤ちゃんのとき教会の屋根の下に置き去りにされた。米軍基地の米兵と日本女性とのハーフだった。当時の佐世保にはGIベビーと呼ばれるそういう子供が多かった。父親たちは兵役が終わると国に帰ってしまい、残された母親は子供を捨てることも多かった。千太郎は、初恋の相手を奪ったのが淳一だということが強烈な痛みとなった。ある日、淳一と百合香が病院にやってきた。2人は結婚して百合香は妊娠していた。千太郎から「ビクビクしないで飛び込め」といわれ薫は、思い切り指のおもむくまま、デタラメにピアノを弾く。4人とも面白そうで、薫は笑いが止まらない。こんな感覚初めてで楽しくて仕方がない。それを見ていた律子はサックスはどうかと提案し「それだー!」と落ち着く。クリスマス会当日。教会では夜に備えて子供たちが飾り付けを行っている。薫があの女性について教室で聞きまわると丸尾が知っていた。名前は深堀百合香で年齢20才。東京生まれで中学2年で佐世保に移住し、美大に進学と同時に上京したが、急に戻ってきたらしい。だから訛りがない。薫は千太郎にバカにされたのが悔しいが、律子から「2人のセッションが聞きたい」といわれたのはドキドキしたので「モーニン」を練習する。夏のある日、淳一が島に来たので薫が小さな愛車に千太郎を乗せて港に迎えに行った。千太郎は淳一が街を出て以来の再会だ。しかし淳一が神父姿の千太郎をからかって空気が和らぐ。そして3人は教会に到着。千太郎がジャズドラムをたたき出すと、律子からピアノを弾くよういわれ、薫は初めての即興ジャズにチャレンジするが「スィングしてない」と千太郎からダメ出しされ、ムカついて薫は上にあがるも、「モーニン」のレコードを買って帰った。学校が休みのジャズの練習日、律子はプレゼントのスティックを用意していたが、千太郎はなんと百合香を地下室に連れてきた。そのあと淳一が来て百合香に気付くと「ここは部外者は立入禁止じゃなかったのか?」と彼女のほうを見た。千太郎がドラムを叩くと、薫もピアノを弾きだす。曲は『マイ・フェイバリット・シングス』だ。律子は目に涙を浮かべて2人を見守る。すると2人が律子に「入ってこい」と目で誘い、10年ぶりの3人のセッションが始まった。「坂道のアポロン」の坂道は高校の坂道で、アポロンとは音楽の神で千太郎のことでした。夏休みのなると毎日、ムカエレコードの地下室でジャズに明け暮れた。その後、薫は東京で顔も覚えていない母親と偶然再会を果たした。貧乏な生まれの母親は金持ちの西見家とうまくあわず、半ば追い出されて家を出たとわかった。薫を捨てたわけではなかった。再会後、薫と母親とは時々あって食事する仲になった。千太郎は薫にアルバムを見せた。そこにはクリスマス会の写真があり幼い頃の千太郎と律子が映っていた。千太郎は自分が孤児であることを薫に告白した。映画「坂道のアポロン」の原作は、「のマンガがすごい! 映画「坂道のアポロン」ピアノ楽譜が発売! 3月10日公開の映画『坂道のアポロン』のピアノ楽譜の発売しました!小田和正さんによる主題歌「坂道を上って」に加えて劇中に登場する「モーニン」「いつか王子様が」「マイ・フェイバリット・シングス」を収録。 Hey!Say!JUMP知念侑李さん主演の映画「坂道のアポロン」のキャストとあらすじ・予告動画、原作読んで結末(最終話)までネタバレ紹介します。さらに番外編で明かされた最終話のその後についてもネタバレします。映画「坂道のアポロン」の原作は小玉ユキさんの人気漫画。 【ピアノミニアルバム 映画「坂道のアポロン」 】の楽譜です。 ... 上って/小田和正」と、劇中で主人公たちが演奏する「モーニン」「いつか王子様が」「マイ・フェイバリット・シングス」を、ピアノソロ・中級アレンジでお届けします。