古文に出てくる「あらむ」の文法的な意味を教えてください。動詞の「あり」+助動詞「む」だと思うのですか、「む」の意味のうち推量・意志・可能・当然・命令・適当・仮定婉曲のどれにあたるのでしょうか。こんばんは。理系のおっさんで ホーム ; 用言; 助動詞 ... ではなく、他人から伝え聞いた事柄を述べるときに用います(<~たそうだ・~たということ だ>)。 【例】今は昔、 竹取 たけとり の 翁 おきな といふ者あり けり 。(竹取) <今ではもう昔のことだが、竹取の翁という者がい た(そうだ) 。> 物語の� あられるという言い方は、社会的に高位の人物に使うことが多い言葉です。そのため、日常生活で頻繁に使うということはあまりないでしょう。もし使うとすれば、公式の場などの改まった場面です。職業柄政治に携わっているという場合などには、使うことが多いかもしれません。あられるという言葉の意味をご存知でしょうか?「ある」という言葉の敬語だと思ってそのまま使うと、思わぬ誤解を招くこともあるかもしれません。また、「ある」という言葉の丁寧語や謙譲語はどんなものでしょうか?正しく意味を理解して使い分けましょう。「あられる」の使い方の例文5つ目は、「何かご不明点はあられますか」です。「何かご不明点はありますか」という意味ですが、こういう聞き方をする場合、対象はとても高貴な存在の人物であると考えた方が良いでしょう。基本的には「何かご不明点はおありになりますか」「何かご不明点はございますか」で充分です。また、子どもがいることを「○○さんにはお子さんがある」と言い方をすることもありますが、これは所有の意味合いが強くなるでしょう。敬語で言う場合、「○○さんにはお子さんがございます」という言い方はあまりしないので「お子さんがいらっしゃいます」「お子さんがおありになる」となります。失礼にあたらないように気をつけるのはとても大切なことですが、その場にふさわしい表現があるはずですので、それを常に意識していきましょう。以下のサイトもふさわしい敬語を勉強するのにとても参考になりますので、ぜひ読んでみてくださいね。「都合がつかない」の意味は、日程の調整がつかないという意味です。敬語表現は「都合がつきません」ですが、「都合が合わないようでしたら」や「都合がつかず」など...例えば、英語で「All-knowing」という英語表現があります。これは直訳すると「全知全能の」ですが、これを日本語に訳すると「全知全能であられる御方」といった意味になります。そもそも「あられる」という表現が最上の敬語表現であるので、英語圏ではその対象が「神」ということになると言えます。「あられる」の使い方の例文3つ目は、「○○氏はそのことについて興味があられる」です。「○○氏はそのことについて興味がある」という意味になります。とてもかしこまった表現になるので、「興味がおありである」「興味をお持ちである」といった言い方が一般的でしょう。「何か質問はございますでしょうか」という言い方をしたりしますが、「何か質問はございますか」が正しい表現です。他にも「~していただけますでしょうか」という言い方がよく使われますが、これも二重敬語になります。「~していただけますか」が正しい敬語です。他に「あられる」を使う場面で考えられるのは、尊敬する恩師などがいる場合です。自分が関わった大学の教授などの研究結果や功績を指して、「○○教授の研究内容は~であられる」という言い方をしたりすることはあるでしょう。その場合でも、とても改まった表現であると言えます。このような言い方をしてしまう理由には、おそらく「印象が強くなるのを避けたい」という心理が隠されている可能性が高いと言えます。柔らかい表現にするには、頭に「お手数ですが」を付けたり、最後が「よろしくお願い申し上げます」になる表現にするとよいでしょう。「おられる」の原型は「おる(居る)」という言葉です。関東の場合、「おる」という言葉は謙譲語として使われており、「おられる」は「おる」+「られる」で二重敬語になっているという解釈もあります。二重敬語は、過剰な敬語ということで基本的にビジネスシーンではふさわしくないとされています。「あられる」という言葉はとてもかしこまった表現のため、一般的に使われているのは「いらっしゃいます」という表現です。「いらっしゃいます」は「いらっしゃる」に丁寧語の「ます」を付けた表現です。「いらっしゃる」は「来る」「ある」「居る」の尊敬語で、様々なシーンで使われます。「ある」の謙譲語は存在しないと言えます。なぜなら、謙譲語というのは「自分がへり下って相手を立てる言葉」という意味です。存在や所有、断定を表す「ある」は自分がする行為ではありません。そのため、基本的に謙譲語はないと言えるでしょう。「あられる」の使い方の例文2つ目は、「○○教授は社会学の権威であられる」です。「権威」はその分野において抜きん出ていて、一般的にも認められているという意味で、○○教授という尊敬の対象を「社会学の第一人者である」と断定口調で紹介しているということになります。例えば「○○社の課長が来る」を尊敬語に直すとすると、例文は「○○社の課長がいらっしゃいます。」です。「○○さんは元気である」という言い方を尊敬語に言い換えると、例文は「○○さんはお元気でいらっしゃいます」という形になります。そもそも英語は敬語表現がないのではないかと言われますが、これは間違いです。英語でよく「スラング」と呼ばれる俗語がありますが、これに対し丁寧語にあたる表現も存在しています。ビジネスシーンで英語を使うという場合もありますので、その場にふさわしい表現を心掛けたいですね。「あられる」という言葉の意味や使い方についてご紹介しました。基本的に高位の人に使う表現ですので、日常的には別の言葉に言い換えるのが正しいと言えます。あまり畏まった表現を遣い過ぎると、相手も違和感を感じてしまうからです。一方で関西では「居る」の方言が「おる」で、それが尊敬語になった形の「おられる」という言い方が現在でもよく使われているようです。文化庁では「おられるという言葉は謙譲語」と発表しています。そのため、使い方を迷った場合は「いらっしゃる」という言葉を使うのが無難であると言えるでしょう。「あられる」の使い方の例文4つ目は、「○○さんは社長であられる」です。「○○さんは社長である」という意味で、○○さんの肩書きを紹介しています。基本的には「○○さんは社長でいらっしゃる」という言い方の方がよく使われます。「ある」の意味2つ目は、補助動詞の「ある」です。「~である」という形で使います。例文は「これは敬語について書かれた論文である」です。この文では「ある」という表現は「論文」に対し補助的な意味合いで使われており、「存在」を示しているわけではありません。論文というものを断定する言い方ということになります。例文で「商品が有る」ということは商品自体が「存在している」という意味です。それに対し、「日本の首都は東京に在る」という言葉は「存在」という意味もありますが、「所在」という意味合いが強くなると言えるでしょう。丁寧語の「ございます」を使った例文は「質問がございます」で、「質問があります」という意味です。発言した側が質問を「持っている」という意味になります。問いかける側の場合は「質問はございますか」または「質問はおありですか」という尊敬語に言い換えられるでしょう。「あられる」の使い方の例文1つ目は、「会長にはご子息が二人あられる」です。ご子息は「息子」の敬称ですので、「会長には息子が二人いる」という意味になります。息子が二人「存在する」という言葉を「あられる」として、会長への尊敬の意を示しています。「あられる」は尊敬語で、「いる」「ある」という意味です。「いる」「ある」という言葉に尊敬の助動詞である「られる」を付けた形ということになります。漢字で書くと「在られる」「有られる」です。「あられる」というのは実はとてもかしこまった表現です。日常生活で「あられる」という言葉をあまり聞いたことがない、という場合もあるのではないでしょうか?なぜなら使うシーンが限られる言葉のため、一般的には別の敬語を使うことが多いためです。意味をよく理解して使うべき表現と言えます。「あられる」の使い方の例文7つ目は、「国王の城は首都にあられる」です。「国王の城は首都にある」という意味で、国王の城の所在を表しています。国王に対し敬意を示し、あられるという表現を使っているのです。一般的に所在を表したい場合は「~にございます」という表現になるでしょう。「ある」の丁寧語は「ございます」という表現です。「ある」には大きく分けて2つの意味があります。1つ目は動詞の「ある」で、漢字で書くと「有る」「在る」です。どちらの場合でも「存在」を表していますが、意味は少しずつ違ってきます。丁寧に言おうとしてよくあるのが「ございますでしょうか」という表現です。これを謙譲語として使っていることがありますが、実は二重敬語にあたります。「ございます」と「です」の二つの丁寧語が使われているので、ビジネスシーンではふさわしくない表現です。「あられる」の使い方の例文6つ目は、「主はあなたのそばにあられる」です。聖書では主(神様)に対して、「~であられる」という表現がよく使われています。今回の場合、「主はあなたのそばにいる」という存在の意味です。神様という雲の上の存在に対し、畏れ多い気持ちを示して使っているということになります。「ある」には存在の他に「所有」の意味もあります。「○○さんの家にはピアノが一台あります」文は家にピアノがあるという所在の意味とも考えられますが、「○○さん」に着目すると、○○さんがピアノを一台所有しているという意味でもあります。ほかにも、「ある」の尊敬語として「おられる」という言い方をすることがあります。しかし、「おられる」という言葉は一概に尊敬語とは言い切れないようです。それには地域による解釈の違いが関係しています。敬語は大きく「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」に分かれます。尊敬語とは、相手を立てて敬意を示す表現です。「あられる」は尊敬の対象となる相手に対し、「ある」+「られる」で相手の存在を立てているということになります。「あられる」という言い方の英語表現はないと言えます。「あられる」という形が色々な意味で使われているからです。そのため、もし英語表現に直すのであれば、その意味に沿った言い換えになります。「あられる」を使う場面は様々です。例えば、尊敬すべき上位の相手に使用します。天皇や各国の王様、他には学者などの著名な人物に使うのが一般的です。ビジネスで目上の人や取引先、お客様に使用することも稀にありますが、その場合は基本的に「いらっしゃる」「おありになる」という言い方をします。chokotty[ちょこってぃ] | 知る・比べる・やってみるで、ちょっと幸せに。 感動詞、名詞が独立語になります。独立語の後ろは「。」で区切ってもおかしくない文節です。感動詞は、「わぁ、さあ、はい、こんにちは」などで、自立語で活用がない名詞も、他の文節と独立して使うことができます。独立語の働きについて解説しました。正しい日本語を覚えることで、相手に誤解を与えることが少なくなり、言いたいことがスムーズ伝わります。間違った文章を指摘することもできるようになるので、少しずつ覚えていきましょう。文節は、意味がわかる一番小さな単位の区切りのことです。文節に区切るには、「ネ」や「ヨ」を入れて自然な場所で区切ることがポイントです。「もしもし・こら・これ・これこれ・さあ・そら・それ・どれ・ね・ねえ・もし・やあ・やい」独立語とは何か、意味や品詞について解説します。独立語の見分け方について、例文や一覧を交えてわかりやすくご紹介しますのでぜひご覧ください。日本語文法の基礎を分かりやすく丁寧に解説します。文法に関する知識は文章力や読解力の入り口です。専門書の内容をもとに、これだけは知っておきたい国語のベーシックな知識を集め、より理解しやすい言葉でご紹介します。多くの方に読まれ続けているこの『日本語文法』をレベルアップや文法の振り返りにお役立てください。