https://gigazine.net/news/20160504-19th-century-balloon-flight ヘンリー・コックスウェルをヒロインのアメリア・レンに置き換え、冒険映画にロマンスの要素を加えている。 レンはフランス人の初のプロの気球パイロット、ソフィー・ブランシャール(航空事故で亡くなった最初の女性でもある)らをモデルにしていると思われる(名前はアメリア・イア�
実在の気象学者ジェームズ・グレーシャーが1862年にヘンリー・トレーシー・コックスウェルとともに、気球によって約9000m以上のフライトを行ったエピソードから着想を得て作られたヒューマンドラマ 監督はトム・フーパー 脚本はジャック・パーソン ちなみに原題は『The Aeronauts そして、その時一緒に乗っていたのはアメリアではなく、ヘンリー・トレーシー・コックスウェルという 男性 だったようです。 記録によると、9,000メートルに達する手前でジェームズは酸素不足で気を失い、ヘンリーが気球のバルブを開けて降下させたとのこと。 ようやくスポンサーも現れ、アメリアのショーとして、高度の世界記録に挑戦することになる。観客の熱い声援に送られ飛び立った二人だが、立場と目的の違いから狭いバスケットに険悪な空気が流れる。だが、高度7000mの世界記録を破った後、想像を絶する自然の脅威に次々と襲われた二人は、互いに命を預けて助け合うしかなかった。果たして、前人未到の高度11000mで、二人を待ち受けていたものとは──?一方で、史実に基づいているのに、史実を変えすぎるのはどうかな、と思いました。フォーラム仙台で、映画『イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり』を観てきました。多様性の重要性や、女性の社会での役割の重要性を訴えたいのは分かりますし、そのこと自体は大切だとは思います。でも、だからといって、史実上の操縦士であったコックスウェルさんを無視していいのでしょうか…次に、主役の2人の演技と身体能力です。ジェームズを演じたエディ・レッドメインもさることながら、アメリアを演じたフェリシティ・ジョーンズさんの身体能力の高さには、本当に驚かされました。さらに2人とも、低酸素血症の状態を体験して撮影に臨んだとか。凄すぎます。当初は見なくてもいいかな、と思ってたのですが、いつも拝見しているトシさんのブログで高い評価で、時間もちょうど合っていたので、観てきました。また、ジェームスが初飛行という設定は絶対にありえません。史実でも、何度か試験飛行をしてから挑戦したようです。他にも細かい点で色々史実と異なるところがありますが、そこはまあ映画なのでどうでもいいです。また、科学者の同僚のジェームスがインド系のヒメーシュ・パテルさんなのもどうなのかな、と。当時のイギリスでは、インド系の方々がそこまで高いプレスティッジを得られているとは思えません。で、最初の10分くらいでもう後悔してしました。映画館で見るべきではなかったと。そもそも史実では、操縦士は女性ではなく、ヘンリー・トレーシー・コックスウェルという男性でした。アメリアは、このコックスウェルとソフィー・ブランシャールというフランスの女性の気球操縦士とを混ぜて作った架空の存在だそうです。天気を予測することが出来ると唱える気象学者のジェームズは、学界からは荒唐無稽とバカにされ、調査飛行の資金も集められずにいた。諦めきれないジェームズは、気球操縦士のアメリアに「空に連れていってほしい」と頼み込む。2年前に夫を亡くしてから、生きる気力さえ失っていたアメリアだが、悲しみから立ち直るための飛行を決意する。 そもそも史実では、操縦士は女性ではなく、ヘンリー・トレーシー・コックスウェルという男性でした。アメリアは、このコックスウェルとソフィー・ブランシャールというフランスの女性の気球操縦士とを混ぜて作った架空の存在だそうです。
気球操縦者のヘンリー・トレーシー・コックスウェル(1819-1900)。 2人はこの映画同様の気球による気象観測を何度も行い、 1862年に10900mに達する。 その時にジェイムズの失神、 ヘンリーの活躍でバルブを開けて降下という事件が起きた。 ここに詳しい。 男が女を守るというよくある映画の構図を逆転させたストーリーです。フェリシティ・ジョーンズ、エディ、レッドメイン、フィービー・フォックス、レベッカ・フロント、ヒメーシュ・パテル、アン・リード、ロバート・グレニスター、ヴェアンサン・ペレーズ、トム・コートネイ、他アメリアは、感覚を失った手で気球の外壁を登り上部にたどり着き、やっとの思いで凍ったバルブに隙間をあけることに成功。しかし、ジェームズもアメリアに助けられているばかりではありません。気球から見える美しく壮大な景色は、観ている方も一緒に乗っている気持ちにさせられてしまいます。ソフィーの夫も気球乗りでしたが、飛行中に心臓発作でなくなっています。更に上を目指すことにした2人でしたが気温は急激に下がり、実験用のハトは役目を果たす前に籠の中で冷たくなっているような過酷な状況に追い込まれてしまいます。しかし、気球を地上に下ろすためにはバルブを開けるしか方法はないのです。危険を感じたアメリアは、気球を下降させる決断をするのですが、寒さのあまりガスを抜くバルブが凍って開きません。とはいえ、映画のために少し脚色されているシーンだと思われますが。しかし、気球が青空に浮かんでいるシーンは見るだけでもとても癒されましたし、最後は、アメリアは夫の死という悲しみを乗り越え、ジェームズも気象学者として成功の道へ進み始めることができ、とてもスッキリと気持ちよく見終わることができました。それでも、ジェームズのように命を懸けてくれた人がいたからこそ、今の私たちの生活があるのでしょう。しかし、シートベルトなしであれほど高度な上空までいくとは、想像しただけでも少し怖くなります。映画【イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり】ネタバレと見どころ。前回の飛行で最愛の夫を亡くしていたアメリアにとって、この挑戦は悲しみを乗り越える飛行でした。男女2人きりでの飛行となると、恋愛関係に発展するのでは?と想像しましたが、この映画ではそのような展開にはなりません。映画では、気球のバランスをとるために荷物をバンバン投げ捨てていましたが、あんな大きいものを落とすとは昔の人は大らかです。衝突し合いながらも、なんとか目標記録に達した2人でしたが、その先には想像を超える自然との闘いが待っていました。気球が急降下して絶体絶命の状態となったところで、2人の命を救う方法を思いついたのがジェームズでした。アメリアが操縦士ということもあり、気球のトラブルが起こった時には気絶しているジェームズに頼ることなく、ひとりで勇敢に困難を乗り越えていきます。記録によると、9,000メートルに達する手前でジェームズは酸素不足で気を失い、ヘンリーが気球のバルブを開けて降下させたとのこと。ジェームズの服装が準備不足だったため、酸欠と寒さで意識を失ってしまいました。きっと助かるはず!と思ってみていても、気球から滑り落ちるシーンなどは心臓がバクバクで、自然の恐ろしさをしみじみと感じました。この場面は、バルブの開け方は少し違いましたが映画と同じでした。アメリアのモデルとなったのは、ヘンリーとは別にもうひとりいました。死因は違いますが、そんなエピソードも映画の中で使われていました。ジェームズ・グレーシャーは同名の実在した人物で、実際に1862年に気球で8,000mを越える高さに達したと記録されています。気象学者のジェームズ(エディ・レッドメイン)は、気象予測実現の可能性を周囲に訴えるも、誰も取り合ってくれず敗北感にさいなまれていました。手に凍傷を負いながらも、凍った気球のてっぺんに昇るアメリアはとても男前でした。気球に乗って空を飛ぶというのは、とってもロマンチックに感じてしまいます。アメリアが気球を登るシーンの撮影は、実際に900m上空まで気球をとばして撮影したそうです。実験しようにも資金のないジェームズは、気球操縦士アメリア(フィリシティ・ジョーンズ)が気球飛行することを知り、アメリアに頼み込んで同乗させてもらうことにします。【博士と彼女のセオリー】で共演したフェリシティ・ジョーンズとエディ・レッドメインが再びタッグを組んだアドベンチャーストーリー【イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり】。映画ではイケメン俳優エディ・レッドメインが演じていますが、ジェームズが実際に気球に乗った年は50代でした。エディとフェリシティーの2人だけの場面が多かっただけに、2人の俳優としての実力を感じられる映画でした。ずぶ濡れになりながら、必死に気球の籠にしがみついて難を逃れるシーンでは、すでにドキドキMAXになります。彼女の目標は、高度7000メートルを超えて記録を塗りかえること。気球に乗り、前人未到の記録に挑む2人の先に待っていたものとは…。