野田秀樹さんの新作です。リニューアル・オープンした東京芸術劇場の新しいプレイハウスでの初観劇となりました。上演時間は約2時間10分。前売り完売ですが当日券は毎回発売されます。※プレイハウスには立ち見席が90席あります。

演出はどちらも野田秀樹氏で、僕は未見。 どちらも明るい雰囲気で始まるが、後半、『エッグ』は731部隊の生体実験に、『MIWA』は長崎の原爆に行き着く。 日本の歴史における太平洋戦争の重要さはわかるが、「またか」の感を拭えない。 しかも、舞台は途中で1940年代の満州に移り、731部隊による人体実験まで描かれるという踏み込んだものだった。 『エッグ』の初演は2012年で、当時は東京が五輪開催地になることが決定する前だったが、野田は15年、パリでの『エッグ』再演後のインタビューで、こう話している。
『黒い太陽七三一iii 石井細菌部隊の最期』(香港、ゴッドフリー・ホー監督、1993年)※dvd邦題:黒い太陽 恐怖の細菌部隊731 ii 死亡列車; 舞台 『エッグ』(日本、野田秀樹監督、2012年) マンガ 『メタルk』(日本、巻来功士著、1986年) 音楽 に暴かれていくのですが、出演者の躍動する身体(=スポーツ)と人気歌手役のオリジナル楽曲(=歌)は、この舞台作品を構成する重要な要素であり、他にはない個性、魅力だと思います。“スポーツ”と“歌”の二面性がこのお芝居そのもので表現されているのが良かったです。 東京芸術劇場は、東京都が都民のための音楽・演劇・歌劇・舞踊等の芸術文化の振興とその国際的交流を図るため、芸術文化施設として、平成2年10月に開館しました。 ±ãªæ„Ÿã˜ã‚‚キライじゃないかも」などと好意的な捉え方をする人が多い。 “東京パフォーマンスのメイン曲が野田秀樹『エッグ』だった(椎名林檎が作曲担当)。731部隊をはじめ日中戦争時の国家の悪逆非道を批判した作品だけど、2020年の東京オリンピックへの … ・野田秀樹 「エッグ」1940年幻の東京オリンピック&旧日本軍の「731部隊」 ・寺山修司1972年 オリンピック批判演劇(ミュンヘンオリンピック) 【 個人的分析記事はこちら⬇︎】 ★リオ五輪・三宅純さんの「女達の君が代」〜イヴの娘たちの魔法の歌

野田 たとえば海外の作品も、日本各地をツアーする形で招聘して費用を分担すれば、経済効率も上がります。 将来的には、それをさらにアジアに広げていくことも考えるべきでしょう。ただ東京の場合、「劇場の地元」がどこを指すのかが非常に難しい。