大好きな映画。この映画のように地中から脱出するのはやっぱり無理なんですかね? キル・ビル Vol.2 【プレミアム・ベスト・コレクション\1800】 [DVD] この映画の主人公のような目に遭ったら、発狂して「オメデトウ!」どころじゃなくなるような…。 ”霧の中のもの”を描くのではなく、”得体の知れない何かに翻弄される人間の姿”を描くことがメインなので当然なんですが、これだけなら「ふ〜ん、まあ割と普通のパニック・ホラーだよね」という評価で終わっていたでしょう。拳銃には弾が4発しか残っていなかったため、デヴィッドは息子を含めた仲間4人を射殺。そして半狂乱となったデヴィッドは車を飛び出し、化け物に喰い殺されようと大声で叫び続けます。ちなみに、本作は当初、ダラボン監督の意向でモノクロ版での製作・上映が検討されていました。「原作の不気味な雰囲気を再現するには、カラーよりもモノクロの方が相応しい」と考えた監督は映画会社に提案するものの、「今の時代にモノクロ映画なんて作っても客が来ないだろ!」と却下されてしまったそうです。そんな彼の前をトラックが横切ります。その荷台にはスーパーを飛び出した子供とその母親が乗っていました。あともう少し耐えていれば、デヴィッドと彼の息子も助かっていたのに…。結局、デヴィッドは無事に救助されましたが、彼はいつまでも絶叫し続けたという…この後はひたすらスーパー内部での描写が続き、「出て行こう!」、「いや、ここにいるべきだ!」など異常な事態に直面した”人間同士の醜悪な言い争い”に終始します。type-rさんは、はてなブログを使っています。あなたもはてなブログをはじめてみませんか?ところが、あれほど大量に発生していたモンスターの姿がどこにも見当たりません。いったいどういうこと…?その数分後、急に霧が晴れ、辺りが鮮明になっていきました。そこでデヴィッドが目にしたものは…ストーリー的には物凄くシンプルなんですよ。ある日、街に霧が発生した → やがてその霧はどんどん大きくなり、街全体を覆い尽くす → たまたまスーパーマーケットに買い物に来ていた主人公 → すると突然お爺さんが「霧の中に何かいる!」と叫びながら飛び込んで来た → 霧の中から”見た事も無い不気味な生物”が出現 → 全員、スーパーマーケットに閉じ込められてしまう……と、ここまでが序盤の展開。一行はデヴィッドの家へ向かうも、既に化け物の巣窟と化しており、奥さんも死亡していました。あてもなく彷徨ううちにガソリンも底を尽き、救援の道を断たれた彼らが最後に選んだ道は…しかし、どうしてもモノクロ版を諦め切れなかった監督は、公開後にカラーからモノクロへと再編集しました。そしてDVD化の際に本編はカラー版、特典映像としてモノクロ版が収録されることになったのです。つまり、モノクロ版こそが監督が本来作りたかった『ミスト』であり、真のディレクターズカットなのですよ。残念ながらブルーレイには入っていませんが、DVDの『コレクターズ・エディション』には特典ディスクとしてモノクロ版『ミスト』が付属しています。興味がある方はぜひどうぞ(^.^) [リミット] スペシャル・プライス [DVD] 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D) 発売日: 2012/11/02 メディア: DVD クリック: 2回 この商品を含むブログ (8件) を見る あらすじ男が目覚めると、そこは真っ暗な棺の中。どうやら棺ごと土に埋められたらしい。彼はアメリカ人であり、イラ… 『[リミット]』(原題: Buried)は、2010年のスペイン映画である。映画はほぼ全編、主人公が閉じ込められた棺の中だけで展開し、主演のライアン・レイノルズは圧巻の一人芝居を演じてみせた。 タイトル通り、これなら夢オチのほうがマシじゃん! と思った。 脳のリミットを解除し天才化させる薬によって効果のある時間だけ天才になるが、当然恐ろしい死に至る副作用があって・・・という、実にわかりやすい面白そうなお話。 映画を観ていない人はご注意ください! 「後味の悪い映画」、「バッドエンド」、「最悪の結末」、「鬱映画」などで検索すると、かなりの高確率でヒットする作品、それがスティーヴン・キング原作・フランク・ダラボン監督の 『ミスト』 です。