家計簿 household account book. 私自身も家計簿を15年以上つけてきましたが、項目(費目)の数を2個、3個など極端に減らしすぎても、訳が分からなくなってしまいました。多すぎず、少なすぎず大体4~7、8費目までにおさめると家計簿をつけるのが簡単になります。たとえば、「ガソリン費」「医療費」といった費目も、わが家では毎月1回以上必ずかかる支出ではないので、作っていません。家計簿の項目(費目)は、4~7、8費目程度にまとめるのがオススメです。シャンプーやトイレットペーパーなど日常的に消耗する日用品は日用品費として項目を作成します。なかには食費と一緒にし「食・日用品費」とする方もいます。どの支出を何の項目にいれるのか、ご自分なりのルールをつくると、家計簿の分類にも迷わずにすみますよ。例:入院など高額な医療費、歯医者の定期健診、美容院、冠婚葬祭、まとまって購入する衣服、旅行、家電、インテリア。わが家ではこのように家計簿につけることで、余計な支出で費用がムダに膨らむことがなくなり、純粋な「食費」や「日用品」の費用がいくらなのか?が自分でも分かるようになりました。予算管理がしっかりできる方法なら、アプリでも、エクセルでも、手書きでも、家計簿をつけない袋分けでも大丈夫。ついでに、何気なく日用品にいれがちな、100円均一ショップの雑貨も「娯楽費」。ほとんどの家計簿では、このような項目(費目)から好きなものを選びましょうと言われます。人によっては毎月必ずある場合もありますが、わが家はこれは毎月の支出ではないという支出にまで費目を作っていると、のちのち集計をする時に、手間がかかってしまうことになります。つまり、どうやって線を引くかというようなフォーマットのせいではないことがほとんどなのです。カフェやフードコートで休憩のつもりで買ったアイスクリーム代、自動販売機で買ったジュースも「娯楽費」。すでに紹介した通り「娯楽費」「特別費」という複合費を作ることで、毎月でない支出をカバーしています。家計簿初心者の方がつまずきやすいポイントにつまづいてしまっても、気が付いた時に修正すれば大丈夫。家計簿初心者の方にオススメな費目は、「食費」「日用品」「娯楽費」「特別費」という4つの費目を必須として、「小遣い」「習い事」といった必要な費目を追加し、4~7、8費目にまとめる方法です。家計簿の項目(費目)を間違えると、せっかく家計簿をつけていても効果が見えないという悩みを生むことがあります。■作ってはいけない?家計簿の費目一覧は以下の記事で紹介しています。みなさんこのような失敗を繰り返しながら、家計簿が上達していくのです。■食費、日用品が混ざっているときの家計簿のつけ方については以下の記事で詳しく紹介しています。また、日用品も、シャンプー、リンスといったなくなったら買い足すような消耗品以外は入れないようにしています。一般的に贈答品などお付き合いにかかわる支出は交際費として分類されます。お付き合いの外食は食費ではなく交際費とするなどと分けて項目を考える方もいます。■家計簿アプリの項目一覧については以下の記事で詳しく紹介しています。夫の小遣いは毎月定額ではなく、時々追加で渡す金額が発生するため費目として作成していますが、小遣いは毎月定額を渡すだけという場合は費目にしなくても大丈夫です。ムダな費目を作らないことで集計の手間を減らし、家計簿にかかる時間を短縮していますよ。保育料や小学校から大学までの学費も支払うことが決まっていますから「固定費」として扱われます。「教育費」や「学費」などとひとくくりにせず「幼稚園」「保育園」「小学校」「中学校」「高校」「大学」と分けて項目を作成する方法が一般的です。「食費」や「日用品」については、一緒に買うことが多いので「食・日用品費」とすることもありますが、その場合でも上記のように余計な食費や日用品はいれないようにしています。雑費やその他費という項目は、あると浪費が増えてしまう原因にもなりやすい傾向があります。車にかかわる支出も車のローンなどは毎月支払うことが決まっている支出ですから「固定費」として扱われます。ガソリン代や高速道路利用料金などは毎月変動しますから「生活費(変動費)」として扱う方も多く見られます。習い事にかかわる支出(月謝、衣装代、教材費、会場費、遠征費など)家計簿をつけているのに、月によっては空白の欄ができてしまうことにもなり、効率の悪い家計簿になってしまう可能性があります。家計簿で大切な事は、どういう方法をつかうかという外側のフォーマットではなく、内側の中身なのではないでしょうか。ムダな費目は作らないように最小限にし、できる限りシンプルに絞りこんでいます。一般的に、住まいにかかわる支出は住宅費や住居費といわれ、毎月引き落とされる金額が変更されませんので家計簿でも「固定費」として扱われます。気づけば、雑費やその他費が毎月たくさんある家計簿になってしまうことがあります。わが家の特別費とは、比較的高額なイベント性のある支出のことです。わが家の娯楽費とは、イベント性がない毎月のちょっとした支出のことです。わが家では、食費にかかわる支出であっても、日々の食卓に上る支出以外は食費には入れないようにしています。通勤や通学にかかる交通費は「固定費」ですがそれ以外の交通費は「生活費(変動費)」と言えます。反対に固定費の項目は「中学校」「習い事(引き落とし)」「夫小遣い」などいくつかの項目を追加しました。でも、もしいちはやく効果を実感したいのであれば、上記のような初心者の方がおちいりやすいつまづきポイントをさけて、より効果的な方法をご自身の家計簿に取り入れていくのもオススメですよ。なお、こちらの家計簿の項目の分け方については、テレビで放送もされ、雑誌にも掲載された方法です。書籍にも納められています。特定の趣味がある方は、趣味にかかわる支出を「趣味費」として作成してすることもあります。美容院や化粧品など美容にかかわる支出を「美容費」として項目を作成する方もいます。固定電話料金、携帯電話料金、インターネット関連費用、NHK受信料せっかくはじめた家計簿でも、やり方の変更を繰り返してばかりいると、家計簿のつけ方や考え方が安定しないので、家計簿の仕組みがなかなか整わないことがあります。クリーニングなど一見どこに入れていいか分からない支出は雑費やその他費として分類されます。習い事にかかわる支出も毎月支払うことが決まっていますので、固定費として扱われます。わが家の場合は、交際費、交通費、衣服費、医療費、美容費、など細かくなってしまう支出を「娯楽費」「特別費」の2つの費目にまとめています。家計簿の項目を細かくすればするほど、少しずつ予算をオーバーしてしまい、全体で考えると大きな予算オーバーになっていることに気が付かないことが多いのです。上記のような家計簿初心者がつまづきポイントにつまずいている家計簿になっていても大丈夫。趣味にかかわる支出(グッズの収集費用、コンサート費、食べ歩き費用、ハンドメイド費用など)「でも、そんなに少ない項目の数にうまくまとめられない・・・」という場合には、「複合費」をつくることをオススメします。月によっては空欄になってしまう費目を作ってしまうと、費目名を家計簿に記入する手間が発生しているのに何も書かずに月の作業が終わるなど、作業がムダになってしまいますよね。とあれこれフォーマットを変えてしまわずに、まずはじっくり3ヶ月はやってみることをオススメします。一般的に、水道光熱費は季節によって変動するため「変動費」という方もいますが、家計簿では「毎月支払うことが決まっている支出」として「固定費」として扱う方も多く見られます。「水道光熱費」と一つの項目にするのではなく「水道代」「ガス代」「電気代」などと分けて項目を作る方法が一般的です。また、「交際費」「交通費」「衣服費」と言った費目も、使う月は使いますが、使わない月はゼロになってしまうので、作っていません。そんなもやっとした「家計簿」になってしまっているのは、家計簿の項目選びが原因かもしれません。特に家計簿の初心者さんがつまずきやすいポイントは以下の4つです。このような家計簿にならないように、家計簿初心者の方がつまずきやすいポイントと改善策を紹介します。医療保険、生命保険、学資保険など毎月支払うことが決まっている保険料も「固定費」として扱われます。月払いではなく年払いで支払っている場合は「特別費」として管理している方もいます。わが家では毎月でない支出には、項目(費目)は作らないようにしています。家計簿の項目選びは自由なので、ご自分のご家庭の事情にあわせ何を選んでも構わないのですが、上手に選ばないとせっかく家計簿をつけているのに、家計簿をつけている意味がよくわからない家計簿になってしまうことがあります。病院や薬代など医療にかかわる支出は毎月いくらと定額にすることは難しいので「生活費(変動費)」として考えられます。生活費(変動費)の項目で管理する項目は、電子マネーやクレジットカードなどキャッシュレスの支払いが増えたこと、夫の小遣いを月払い制に変更したことから7項目から5項目に削減しました。家計簿をいち早く上達させたい時に実践したいのは、以下の4つです。費目を最低限にすることで、家計簿をつける手間を減らすことができますよ。ご自分に合った方法で、「つけるだけで貯まる家計簿」を目指してくださいね!また、子供も大きくなり長女が中学生になったこと、夫も週払いではなく月払いの小遣い制に変更したことから、家計簿の項目も以下のように変更しました。■初心者がやりがち「雑費」については以下の記事で紹介しています。家計簿初心者の方は「この支出、何費?」と思った時に、なんでも「雑費」や「その他費」といった費目にいれてしまうという傾向があります。一般的な生活費(変動費)の項目には以下のようなものがあります。固定電話や携帯電話などの料金も「毎月支払うことが決まっている支出」のため「固定費」として扱われます。その他の固定費として新聞購読料やウォーターサーバー契約料など各ご家庭により毎月引き落とされる支出があれば「固定費」として費目を作成します。固定支出(住宅ローンなど)の項目(費目)は必要な数だけ作っていますが、現金でやりくりする部分は「食費」「日用品」「夫小遣い」「教育費」「習い事」「娯楽費」「特別費」の7費目にしています。贈答品、おつきあいにかかわる支出(お土産、プレゼント、友人との食事会など)■わが家の家計簿の分類のルールは以下の記事で詳しく紹介しています。例:外食、1000円程度のちょっとした医療費、100円ショップの雑貨、フライパン、まないた、公園や動物園などちょっとしたレジャー。現金払いが主流だった頃のわが家の家計簿の項目(費目)はもともとは上記の通りだったのですが、最近はほぼ完全「キャッシュレス生活」に移行しています。子供にかかわる支出を「子供費」として項目を作成する方もいます。5人家族の家計簿公開!お手本にしたいくらい素晴らしい家計です。食料や外食など食事にかかわる支出は「食費」「外食費」などの項目で作成される方が多く見られます。家計簿の項目(費目)選びがうまくいかないと「せっかく家計簿をつけているのにお金が貯まらない」なんてことにもなりかねません。小遣いについても毎月いくらと定額にしている場合は「固定費」と言えます。「夫小遣い」「妻小遣い」「子小遣い」などそれぞれにわけて項目を作成しても良いでしょう。