ロスカット(損切り)のルールを決めることが、株式相場で勝ち続けるための基本的姿勢です。老後資金に余裕がある方(年金が十分で、かつ定年直後の預貯金が2000~3000万円以上ある方)については、余裕資金の範囲で、株式による積極投資を検討してみても良いでしょう。定年して時間に余裕が出来たら、趣味の一環として、デイトレード(短期投資)を楽しんでみても良いかも知れません。このサイトは、これから資産運用をお考えの方に参考となる投資に関する情報を提供することを目的としています。サイト内で紹介されている情報は、2019年12月時点の情報且つ独自調査によるものです。各投資会社などの最新情報は、各社の公式サイトをご確認ください。また、当サイトの内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。(Unauthorized copying and replication of the contents of this site, text and images are strictly prohibited.)年金がメインとなる老後生活を豊かにするためには、これまでの資産状況を把握し、どのように使っていくかマネープランをしっかり立てることが重要なようです。あまり利益を欲張らず、安定した資産運用を心がけましょう。60代は、ほとんどの方が定年を迎えて、老後と呼ばれる生活がスタートします。収入のメインが公的年金となりますので、現役時代よりも収入額は減ってしまいます。住宅ローンや教育費など、これまで大きなウェイトを占めていた支出は減りますが、生活費や医療費など必要な支出はまだまだあります。これまでの貯蓄や資産運用を上手に組み合わせ、年金にプラスの余裕が求められます。60代から資産運用をするメリットは、なんといっても年金にプラスの収入が得られるという点です。年金だけでは赤字になる可能性が高く、豊かな老後の生活を送るためには、貯蓄プラス運用でお金の余裕を目指しましょう。50代までは、60代以降の老後資金を貯めることを意識した資産運用が基本です。しかし、すでに老後に入っている60代以降では、「資金を貯める」というよりは、お金を使う、キャッシュフローを重視した運用が必要になります。投資を始める前に確認しておきたいのが、「手元にどれだけの資産があるのか」ということです。預貯金や退職金だけでなく、不動産などについてもまとめて一覧表を作りましょう。次に、その資産を以下の「3つの資金」に分類します。入院や車の買い替え、家のリフォーム、冠婚葬祭など、いざというときに必要なお金です。生活費の4か月前後を目安に用意しておきましょう。運用には、元本が保証される定期預金を利用するのがおすすめです。多くの人が定年を迎える60代、ここから老後生活がスタートします。そのためにはまず、毎月分配のある投資先を利用するのがおすすめです。ただし、このような投資はリスクが高めであるという特徴も。あくまでも投資先の一部として利用し、余裕資金をすべてつぎ込んだり、分配資金を再投資したりすることは避けてください。その上で、リスクの少ない投資先に投資して、資産運用を続けていくことも重要です。タンスに入れておくだけでお金が増えることはありませんが、資産運用をすれば少しずつでも手元資金を増やすことができます。リスクのない投資をメインに、余剰資金の1割前後をリスクのある投資に利用していくのがおすすめです。国債はとても安全ですが、利率がかなり低めです。国債よりは多少安全性に劣るものの、地方債や社債で運用したほうが利回りでは有利。上場している老舗の優良企業が発行する社債は狙い目なので、新聞や証券会社のHP等を随時チェックし、日頃から良質の債券を物色するようにしたいものです。利益の大半を投資家に分配しなければならないという制度のもと、J-REITから投資家に配られる分配金の額は、一般的な株式投資よりも高め。加えて、株式よりも価格変動が大きくありません。東京証券取引所に上場しているため、株式と同じようにリアルタイムで手軽な取引が可能です。土地所有者における相続税対策としての不動産投資は、一般的に行われています。気になる方は、一度、ファイナンシャルプランナーや不動産投資会社、不動産税制に詳しい税理士などに相談してみると良いでしょう。生活費や緊急時のための資金を除いた資産が、「余裕資金」です。余裕資金を投資に回すことで、定年後にも年金以外の収入源を持つことができます。定年後の時間を投資の勉強に回すことで、より充実した毎日を送ることができるでしょう。60代は老後の生活の入り口です。その後、70代、80代以降と、老後のステージは進んでいきます。20年先を見据えた貯蓄を残しつつ、元気で時間のある60代のうちに資産を使うという、バランスのとれた配分を意識しましょう。土地をお持ちではない方でも、少額から気軽に始められる不動産投資がJ-REIT。実際に不動産運用を行っている投資法人(不動産会社のようなもの)という組織に対し、株式と同じように小分けで投資する仕組みです。株式投資で儲けることは、比較的簡単です。ただし、損失を避けることが非常に難しいと言われています。9勝1敗なのにマイナスになる例も、まったく珍しくありません。利益を求めることよりも、収入のメインが年金となる60代での投資では、利益の高いハイリスクな商品につぎ込むことは厳禁です。取り戻すことはほぼ不可能ですから、安定重視をポイントにしましょう。また、老後資金を狙った詐欺商法にも注意が必要です。値上がり益よりも、価格の安定性と分配金の高さを重視する60代以降の方には、とても人気の投資対象です。特に、土地をすでにお持ちの60代の方に対しては、土地にマンションや介護施設などを建てる不動産投資もお勧めです。家賃収入やテナント収入が入るだけではなく、将来の相続税対策にもなるからです。最初に、食費、光熱費、通信費、医療費など、毎日の生活にかかるお金を確保します。車の経費や住宅ローンなどもこのお金に含めてください。こうした生活費は日常的に必要になるものですから、引き出しが簡単な預貯金として管理しましょう。さほど余裕資金はないものの、特段、現状の生活に困っているわけではないという60代の方には、債券による運用もおすすめです。ただし、外国債券はややリスクが高いため、リスクを取りたくない方は、国内債券を選んだほうが良いでしょう。60代からの資産運用では、「残すお金と使うお金」について考えることが大切です。老後は、これまでに築いた資産を切り崩していく生活に入る方がほとんど。人生を終えるまでに資産を使い切ってしまうことがあってはいけません。老後の生活を維持するために必要なお金を把握して、不足が出ないようにしましょう。