ディーゼル車と聞くと、様々なイメージを持っている方がいるでしょう。トラックやバスなどの大型車を思い浮かべる方もいるでしょうし、軽油を使っていることや、エンジン構造が丈夫だという特徴が先に浮かぶ方もいるかもしれません。 とはいえ、ディーゼル車も万能ではありません。 並のsuvを大きく凌ぐ悪路走破性が魅力のデリカd5。 とはいえ、実際にその性能をフルに発揮出来る機会は少なく、街乗り+時折雪道もしくは砂利や泥の荒れた道を走る程度の使い方をしているユーザーが大多数を占めるのではないでしょうか。 11年で15万キロ乗った三菱デリカd5のすべてを語ります。デリカd5はアウトドアを趣味にしている家族には最強のミニバンです。 ※2019年9月に、デリカD5とコンセプトが真逆なスバルBRZ・STIスポーツに乗り換えました。オフロードも雪道も行けませんが、スポーツカーというジャンルも刺激的で楽しいものです。こういうの長く乗れば乗るほど、耐久性とか違いが出てくるんだと思う。ちなみに、この19年式の初期型のデリカD5には、CVTのオイルクーラーが標準で装備されいたり、室内の間接照明があったりと、コストをかけた仕様となっていた。三菱がかなり気合いを入れてD5を開発したことがうかがい知れる。ただしこの後、三菱のリコール隠しや燃費不正などで経営状態が悪化すると、マイナーチェンジの度にこれらの装備が省略されてコストダウンが図られてしまった。なんと、11年前に買ったデリカD5は、マイナーチェンジはするものの、いまだフルモデルチェンジされていない現行車。最近のSUVが全幅1800ミリを超える中で、意外とデリカはスリムだったりする。ホイールベースは長く、高速道路も安定して長距離でもあまり疲れない。この頃は、二人の子どもも小学生や幼稚園に上がって、家族で出かけることも増えたし、お兄ちゃんがスポーツ少年団のサッカーチームに所属していた関係で、遠征なんかで子どもたちのせる機会も多く、さらに荷物運んだりするのにミニバンがちょうどよかったというのもある。フルモデルチェンジのうわさは絶えないけど、この11年の間に不正や偽装など、数々の問題を起こした三菱自動車は、フルモデルチェンジどころか、会社存続の危機に見舞われ、現在は日産・ルノーグループの傘下に入ったことは周知の事実。本当はここで買え替えを考えて、スバルのフォレスターとマツダのCX-5の試乗して見積もりまで取ったんだけど、お兄ちゃんが大学に進学して一人暮らし始めてお金がかかる時期だったので、ちょっと余裕がなくて修理を選んだ。三菱ってね。自分が若い頃、凄く憧れたメーカーだったんだよね。80年代は、RVブームでパジェロが飛ぶように売れたり、ランエボの前の「ランタ」と呼ばれたランサーターボがラリーで強かったりして、メチャメチャかっこよかった。重いデリカD5に中型車用のCVTには負荷がかかるようで、マイナー後のD5を買った人は、初期型のCVTのオイルクーラーを後付けする人が後を絶たなかったようだ。だから、意外と初期型のデリカD5のほうが評価が高い。でもさ。クルマって、フツー何年も乗るよね。最近の新車から乗り換えまでの平均年数は7年なんだって。だから長い間乗って、どんなトラブルがあったり、逆に耐久性があったりという情報も必要なんじゃないかな。その後、登山も始めて、登山口までの荒れた林道や冬山に向かう雪道のアプローチも不安なく行けちゃうわけだから、自分の趣味やライフスタイルとクルマがシンクロして、まさに相棒として活躍してくれた。フレームは室内を包み込むような環状型の骨格構造のリブボーンフレームを採用し、アンダーボディは大型のクロスメンバーで補強している。箱形のミニバンって、やっぱりねじれ剛性は弱いんだけど、そこはオフローダーのデリカですから、がっちりしている。まあそれでも、この年、それまでのスペースギアからD5にモデルチェンジして、ちょっと装甲車っぽい感じのスタイルに一目惚れ。そこいらのミニバンとは違うって感じがしてよかった。ちなみにD5とは、5代目のデリカという意味。最新の安全装備や低燃費とかも大切だけど、基本的な設計だったり、作りだったりがクルマの善し悪しを分けると思うのよ。知り合いの整備工場でリビルト品で工賃込みで23万円でやってくれると言うことで、修理した。最近のクルマで、スタイルはかっこよくて、低燃費だったりしても、クルマ軽くして燃費稼ぐためにペラペラの鉄板だったり、細いタイヤ履かして、コーナーでフラフラするクルマもあるよね。燃料計の給油ランプがつくと、大体55リッターぐらい入るのね。仮にガソリン1リッター150円で計算すると・・・インパネは、2眼式で中央にインフォメーションモニターが設置される。初期型は、このようにオレンジの1色なんだけど、この後のモデルは、カラーの液晶になったみたい。燃費計や水温計、走行可能距離などにスイッチできる。今年になって、ラジエーターの樹脂のタンク部分にヒビ割れが見つかり、まだ水漏れはなかったけど、その時はまだ乗り続けるつもりで、ラジエーターと一緒にホース一式も取り替えた。ただ、ここから足回りなど、次々といろんなパーツの交換時期を迎えるから、乗り続けるには、それなりの覚悟がいると思う。ラジエーターやホースは常に熱に晒されるパーツだから、10年持ったということの方で評価していいんじゃないかな。もちろん、新車で発売されたばかりのクルマに注目が集まるから、どうしても短い期間で乗った段階で記事にしないと注目は集まらないから仕方がない。個人のブログなんかでも、納車して1か月とか半年とか、結構気持ちがフレッシュの時にしか書いてなかったりするよね。2年前、12万キロ超えたあたりで、走ると「ウィーーーーん」っておっきな音がしはじめてね。ディーラーで見てもらったら、CVTなのは間違いないけど、CVTはASSYごと交換だからって言われて・・・見積取ると30代、40代の子育て世帯は、お父さんの趣味で2シーターのスポーツカーとかありえないよね〜CX -3への買い替えに際して、歴代の愛車の中で一番長く乗った三菱デリカD5のことを記録に残すために、記事にまとめておこうと思い立った。11年前の2007(平成19)年だと、トヨタのボクシー・ノアだったり、ホンダのステップワゴンが売れ筋だったんだけど、当時スキーやったり、マウンテンバイクで山のフィールドに出かけたりするのに、車高が高くてマウンテンバイクやスキー板を荷台にぶち込めてオフロードをガンガン行けるのはデリカしかない! って、このときもデリカ一択(笑)4駆の切り替えは、ダイヤル式で、デフロックも掛けられる。ただし、そこまで使う場面はほとんどなかった。4WDのオートで不足はない。未舗装路のゲキサカはギアをDs(ローギア)に入れておけば、ゆっくりだけど登っていく。ちなみに、ノーマルのタイヤはオンロード寄りのタイヤがついているけど、自分はヨコハマ・ジオランダーATに変えていた。D5にはATタイヤがよく似合う。ただし、ロードノイズがかなり車内に入ってくるのでまあまあうるさい(^_^;操作系は、基本ダイヤル式で感覚的に操作しやすい。自分のデリカは、ナビパッケージというやつで、中央のモニターはナビの他に、メンテ記録つけたり(オイルやタイヤローテーション、フィルターなど自分で項目も設定できて、かなり便利でした)、走行情報が表示されたり、いろいろクルマ情報を管理できる。自分の乗っているデリカD5は、初期型の4WDで2400ccのガソリン車。エンジンは、170馬力あるけど、重量もそれなりなんで、それほど走るわけではないけど不足はないという感じ。ただ、坂道とかオフロードの低速走行なんかは、もうちょっとトルクが欲しい。このあと、ディーゼルのD5も追加されて、やっぱりデリカD5はディーゼルだなと思う。例えば、雑誌なんかだと長くて2~3日乗ってみた感触を伝えるものだったり、総じて、よい相棒でした。できれば下取りに出さずに残しておきたいぐらいですが、止める場所もお金もありませんので、泣く泣く手放しますが、ここにちゃんと思い出を残しておこう。話が逸れましたが、三菱は昔からダートだったり、ラリーだったり、オフロードが強いメーカーで、なんと、歴代のデリカは、オフロードを走れる唯一無二のミニバンなんですよ。それでも、エンジンは絶好調で何も問題ない。オイル交換はしっかり5000キロ毎に行っているし、6カ月毎の定期点検もディーラーでしてもらっていて、いつも、メカニックから「この年式のデリカでは、かなり状態いい方ですよ」と言ってもらえる。 デリカd5を選ぶ人は 他の車種を選ぶという選択肢はほぼない くらいこの独自性に魅かれることでしょう。.

なお日産とホンダの故障率については、以下の記事でまとめています。興味があればこちらもどうぞご覧ください。ディーゼルエンジン車はそれにあった走り方を心がける必要はありますが、こちらも基本的な信頼性は高く、その特性ともあいまってデリカD:5にはもってこいのエンジンです。やはりこういった車も中古車価格は安くなっていて維持費についてはあらかじめ考えておかなければ危険です。しかしそれを浄化するDPF再生にも条件があり、高い排気ガス温度が必要なのである程度の走行時間が必要だったりします。しかしエンジンからの煤の発生は一定ではなく、低速走行が続いたりストップアンドゴーが多かったりすると煤の発生量が多くなって、DPFに溜まる量も増えます。デリカD:5の中古車を見極める際には普通のミニバンとは違った視点でチェックする必要があるでしょう。この最新のランキングでは三菱は6位と比較的よい位置にあり、日産と同程度の故障率となっています。それを防ぐためそういう状態の車は基本的に自走しないようなフェイルセーフが働くこととなり、前述のツイートにあるようにエンジンがかからなくなります。これはいくら設計がよくても避けられないものであり、特にゴム部品や樹脂部品などは10年が寿命で設計されていますので、部品交換が必要となってくるのです。参考にガソリンエンジンでは比較的高めの直噴エンジンでも100気圧程度なので、まさにけた違いの圧力がかかっているといえます。(直噴エンジンの詳細は以下の記事をご参照ください。)その際オイルを抜いていれるだけではなく、CVTの制御を行う油圧回路の洗浄を一緒に行う必要があり、これを行わないとオイルは新しくても不純物が残ったままであまり意味がありません。もちろんその間のメンテナンスや劣化した部品交換はしっかり行ってこられたのでしょうし、そうしなければいくらデリカD:5が頑丈でも故障なしというわけにはいきません。そのためディーゼルエンジンの燃料はかなりの高圧で噴射されるようになっており、その圧力たるや1,000気圧~1,500気圧もの信じられないほど高いものです。しかし最新のクリ―ンディーゼルエンジンは技術の向上と後処理技術の搭載により、もはや黒煙を吐くなど過去のことであり非常に環境にも優しいエンジンになっています。CVTの基本的な構造はベルト式CVTと呼ばれるもので、プーリーとベルトによって駆動力を伝える方式です。またデリカD:5はほかのミニバンと違って走りを重視した車であり、中古車には走行距離が多い個体も多く存在します。初期型では80,000km~100,000km近い車も少なくなく、こんどはエンジン部品など走行距離の多さで劣化の進む部品の交換が必要となってきます。(走行距離の寿命の詳細は以下の記事をご参照ください。)ディーゼルエンジンから排出される有害物質のうち処理が難しいのがPM(煤)とNOx(窒素酸化物で)、どちらも厳しい排出制限が法律で定められています。年間20,000kmペースなのでかなりハイペースで乗ってこられたことがわかります。そのため基本コンポーネントは頑丈に設計されており、普通のミニバンよりも衝撃には強い設計となっています。デリカD:5では基本のガソリンエンジンモデルはすべてCVTとなっており、ほとんどのデリカD:5が今回のトラブルの対象となります。(ディーゼルエンジン車はステップATを採用)しかし最新のディーゼルエンジンは構造が複雑な分トラブルも多く、ガソリンエンジンよりは故障が多いといえるのです。(ガソリンとディーゼルエンジンの違いの詳細は以下の記事をご参照ください。)米国のJ.D.