裏面の持ち方も、ほぼ日本式ペンホルダーと同じです。指を揃えて軽く曲げながら持ちます。日本式と同じく、指を軽く曲げるのがポイントです。© 2020 卓球ガイド All rights reserved.一般的な日本式ペンのバック面にはラバーは貼りません(反転式ペンホルダーは別)。裏面の指は軽く曲げて揃えるようにして握ります。一方で、ミドルに来たボールに対してはペンホルダーと比べて処理しにくいというデメリットがあります。また、手首の自由がきかないためサーブ時に持ち方を変える必要もあります。グリップ部分にコルクが使用され、突起になっているのが特徴。また主に片面だけにラバーを貼ります。ペンドラなどのラバー性能に命運を託すような戦型の選手に使用者が多いです。基本的に日本式ペンホルダーと持ち方は同じです。表面の親指と裏面の中指ではさむようにしてラケットを持ちます。人差し指はあまり力を入れず、グリップにひっかけるくらいの力で支えます。手で握手するように握るのが、シェークハンドタイプのラケット。両面にラバーを貼って使用します。現代卓球においては、主流のラケットだといえます。フォアハンド、バックハンドともに強力でラリーに向いています。裏面の人差し指は、ラケットの縁にかかるくらいの位置に置きます。フォアメインの戦型の方は人差し指を立てるように握る場合もあります。ですが、シェークハンドの強味はバックハンドです。シェークハンドのシェアに押されてペンホルダーは減少し続けてはいますが、ペンにはペンの長所があります。例えば、横回転サーブはシェークよりもペンの方が圧倒的に回転をかけやすいです。中国をはじめ、多くの国で使用者が存在しています。ラバーを両面に貼って打つ両面打法(ペン両ハンドドライブ型)が完成してからは、世界のトップでも中国式ペンホルダーが活躍しています。シェークとペンはどちらも一長一短。それぞれの特性を理解した上で、自分の戦型にあったラケットを選ぶことをおすすめします。裏面も使う中国式ペンホルダーの場合は、指を伸ばしているとボールが指に当たってしまいます。この割合は、もっと身近な自分の周囲でも同じです。私が所属していた卓球部でも8割がシェークハンドでした。30人くらいいた部員のうち、ペンホルダーは5人いない程度でした。ただ、戦型によって親指を深く握る握ったり、浅く握ったりもします。握り方によって、「打球の強さ」「フォアバックの切り替えのスピード」が変化します。深く握るとフォアハンドが打ちやすくなり、浅く握るとバックハンドが打ちやすくなります。中指、薬指、小指の3本でグリップを握ります。この3本の指は、柄に対して少し斜めになるくらいが適当です。強く握るのではなく、リラックスして指をそえるようなイメージで握るのがポイントです。シェークハンドを全面的におすすめしている私ですが、決してペンホルダーがシェークハンドに劣るわけではありません。最初にざっくり言っておくと、ペンホルダーはペンを握るようにして持ち、シェークハンドは握手するように握ります。名前の通りですね。ペンホルダーとシェークハンドのラケットの持ち方の違いについて説明してきました。どのラケットにも長所と短所があります。ここで頭に浮かぶのは、「結局どっちがいいの?」という点。ということで、私がおすすめするのはシェークハンドのラケット。これから卓球を始めようとしている初心者の方には、まずシェークハンドをおすすめします。人指し指の付け根の部分は、少し隙間を空けるのがポイントです。親指は、第一関節をラケットに乗せるくらいが標準です。世界で活躍するトッププレイヤーの多くがシェークハンドを使っています。もちろんペンホルダーの選手もいますが、割合でいえばシェークハンドの方が多いのは事実です。どの型のラケットも性能は一長一短。日本式ペン、中国式ペン、シェークハンドそれぞれの性能の違いをまとめてみました。親指は軽く添えるように持ちます。表面の親指と裏面の人差し指でラケットを挟むように握りますが、親指に力は入れずに添えるくらいでOKです。日本、韓国、台湾などの選手が使用していることが多いです。シェークハンドの普及に減少傾向ではありますが、独特の打球感と弾みで根強い人気があるラケットでもあります。基本の握り方を軸として、自分に合った握り方を探ってみることをおすすめします。フォア面の親指とバック面の中指ではさむようにして、ラケットを支えます。そこに加えて、フォア面の特徴であるコルクの突起に人差し指をかけて握ります。バックハンドを打つ時には、ラケットを裏返さずに手首を返して打ちます。親指を立てると手首の自由度が広がり、より打ちやすくなります。指を伸ばすとラリーを強く打てるというメリットがありますが、指を軽く曲げておいた方が様々な技を出しやすいので、おすすめです。シェークハンドをおすすめする一番の理由は「現代卓球でシェークハンドが主流だから」。それぞれのラケットは形状が異なるため、握り方・持ち方が違い。以下では、各ラケットの持ち方を画像つきでまとめてみました。持ち方が分からないという方はぜひチェックしてみてください。また、自分の戦型によってラケットの持ち方が微妙に変わるのでそのポイントもチェックしてみてください。中国式ペンホルダーは、シェークハンドのグリップ柄を短くしたような形が特徴です。ブレードの形状、厚さともにシェークハンドとほぼ同じものが多いですね。 Koki Niwa Wood ペンホルダー. 卓球ラケットの持ち方【ペンとシェークの握り方の違い】 引用元: 卓球ラケットの持ち方 シェイクハンドとペンの握り方の初心者向け動画. シェークハンドが卓球人口のほとんどを占めるようになった現代卓球(大きなルール改定が行われた21世紀以降)の五輪・世界選手権メダリストの多くがペンホルダーです。 まあそのメダリストのほぼ全員が比較的ペンホルダーが普及している中国選手だったワケですが、2000年台すでに中国国内でもシェークが多数派を占めていた状況下で、長い期間中国トップ3のうち2人はペンホルダーだったわけですね。 この事実からペンホルダーにはシェークにはない優位性は間違いなくあると私は考える … レボルディア CNF. 林高遠モデル ALC シェークハンド. ペンホルダーのサイズ規格は、以下の3つで異なります。 1:日本式ペンホルダー. 卓球トッププロの試合を観戦していると、短いラリー(ストップ対ストップ)では左右のコースを突いた打球が少ないことに気づきます。 これと対照的なのがバドミントンの短いラリー(ヘアピン合戦)で、これは基本的 ...一方、中ペンの場合は同じ面を作るために【B5】と【B6】の間ぐらいの前腕のひねりが必要です。これが結構窮屈。中ペンでの逆チキータは、ちょっと難易度高いかな、という印象です。やるなら裏面ではなくフォア面で打球する方がラクです。卓球では他の競技と比較して、特にミドル打ち(正面狙い)が重要視されます。 テニスであればコートが広いため、チャンスボールなどはオープンコート(もしくは、意表を突いて逆サイド)に打ち込めば良いのですが、 ...卓球サーブトスの「ほぼ垂直」はどこまでが許容範囲?の続きです。 前回の記事では、2020年ドイツオープンの荘智淵vsオフチャロフ戦におけるオフチャロフ選手のサーブフォルトに着目し、その時の実況解説をも ...シェークのバックハンドであれば前腕は【A3】~【A4】の間の状態になっており、球の上側を擦ってとらえようとするほど【A3】に近づき、窮屈さが増します。台上バックドライブのように球の上側を擦りたい場合は、やや窮屈といえます。今回は初心者キラー・粒高ラバーに関する考察です。 対戦相手の独特なフォームと球質から、(私を含め)多くの人が苦手意識を持つこのラバー。ぐにょぐにょ曲がるツブが多様な変化を生み出すため、対処も一筋縄では ...中国式ペンのプレイヤーはちらほら見かけますが、シェークハンドに押されていると言わざるを得ません。それほどまでに、現代卓球はバックハンドが重要な位置を占めることとなりました。以下の図は、手の甲を上にした状態でそれぞれのグリップを撮影したものです。中央の4枚の写真が、前腕に無理な負荷がかかっていない状態です。【B4】の状態から手首を反らせてストレートを狙ったり、【B3】と【B4】の間の面を作っておいて球を乗せて運ぶように打つ方法などがあります。いずれの方法も、さほど窮屈さは感じません。しかし、当ブログは一応「物理学」というタイトルがついておりますので、より物理的な視点から「ペンとシェークでは何が違うのか」を解説していきたいと思います。写真の状態が肘を伸ばした状態とするならば、そこから肘を曲げてラケットが胸から腹(身体の正面)あたりにくる場合を考えます。片面ラバーである日本式ペンのバックハンドだけは他のバックハンド技術と性質が大きく異なり、【B3】の状態から肘を曲げてラケットがお腹のあたりにくるイメージになります。フォア面での逆チキータは、以下の新井卓将さんの動画で「アニータ」として紹介されています。私について こんにちは。卓球の物理学を運営しています。 このたび、当サイト開設ほぼ1周年ということで、これからのネットのあり方を含めていろいろ思うところもありまして、匿名から脱却することにしました。 ...中国式ペンの裏面打法であれば【B4】を中心とした角度になり、シェークと比べると球の上側をとらえるときの窮屈さが軽減します。最も基本的なフォア系のドライブ、スマッシュなどは、ペン・シェークによらず自然体の範囲内(上記【A4】【A5】【B4】【B5】)で打球することができます。シェークの場合は【A5】の状態から、①腕を上げて、②肘を曲げてラケットヘッドを下に向けることで、容易に面を作ることができます。フォーム自体は独特ですが、動きに窮屈さはなく、目線も近いので、慣れてしまえば使いやすい技術かもしれません。ペンとシェークの違いについては多くの方がブログ等で取り上げています。ざっくりまとめると以下のような違いがあります。今回はペンとシェークのグリップの違いによりラケットの向きや角度が変わること、それによって各技術の難易度が変わってくることについて解説いたしました。特に「前腕のひねり具合」という要素が、意外と各技術の難易度に影響してくるのではないか、というのが当サイトの見解です。卓球のサーブを打つときには様々なルールがあります。打つまでの動作に関してざっくり挙げただけでも、 投げ上げ前の球は手のひらに乗せる 始動前にいったん静止する(突然打たない) 球を投げ上げるときに回転を ...ただ、そんなことやっても腕を痛めるだけなので、実際には上半身を前傾させたり、親指をラケット面から外したりしながらラケット面を被せる工夫をしていきます。下図は、ペンとシェークのそれぞれについて、前腕を90度ずつ回転させていったときのラケット面の向きをまとめたものです。卓球では木材ラケットの面にゴム製のラバーを貼って競技を行いますが、このラバーの種類は多岐に渡ります。 ここでは卓球のラバーの構成をおさらいした後、現在もっともポピュラーな3種類のラバーについて基本的な ...卓球王国(2019年3月)で紹介されていた「二脚式ラケット」などは、そのひとつ。ちょっと私も何か考えてみようかな。私は日頃、中国式ペンラケットを使っていますが、先日、気まぐれでシェークハンドの試し打ちをしてみました。 そしたら何ということでしょう。裏面ドライブが苦手な私でも、チキータを含めてバックハンド系の技術が ...ペンの方が台上技術がやりやすいと言われる理由のひとつではないかと思います。ここではフォア前の短い球をストレートにフリックする場合を考えます。去る2020年3月のカタールオープンでは、新型コロナウイルスが猛威を振るい始めた時期ということもあって観客席は閑散としておりました。 そんな中、その観客席を容赦なくスッパ抜くカメラワークも印象に残りま ...最近、流行りの逆チキータですが、ここではシェークと中ペンで比較します。以下の図は、手の甲を真横に向けたときのそれぞれのグリップの写真です。続いて、上記の「ラケット面の向き」に「前腕の動き」をプラスして考えていきたいと思います。