助教の場合に人事評価がどうなっているのか理解していないのですが、勤務成績が「良好」の場合は 1 年あたり 4 号給ずつ昇給 して行きます。 したがって、例えばポスドクの経験年数 3 年で 5 年間助教として勤務すると、31 + 3 × 4 + 5 × 4 = 62 号給になり、月額 332,500 円になります。 昇給日の前日における基本給を基礎とする特例を定めた ① 人件費管理の基本方針 給与種目 制度の内容 基本給月額 (昇給) ・5段階の昇給区分(号俸数)により、昇給日(1月1日)前1年間の勤務 成績に応じて昇給することができる。 基本給月額 (総則) 第1条 国立大学法人京都大学教職員給与規程 (以下「給与規程」という。 ) 第5条第2項の規定による教職員の職務の級についての標準的な職務の内容、職務の級及び号俸を決定する場合の基準等については、この細則の定めるところによる。 国立大学法人京都大学教職員給与規程 ここまではどこの大学でも似たような情報を公開してるわけですが京大はさらに 国立大学法人京都大学教職員の初任給、昇格、昇給等の基準に関する細則 も公開してい … 大阪大学に助教として2016年4月に着任しました。大学院博士課程を修了したのが2013年3月、27歳で、それから3年間ポスドクの期間を経て、30歳で一般的にわかりやすい意味での「職」に就いたことにな … もし6月賞与が100%の支給であれば、給与総額は約679万円ということになりますね。なおしつこいようですが、退職金はないという制度のもとでの金額です。勤務成績の評価に伴う賞与の変動はだいたい以下のようになるそうです。「C」というのが「標準的な成績区分」です。なお、小町さんはその後首都大学東京に准教授として移られたとのことで、そこでの状況についても記事を公開されています。" + $("#sdn-" + idx).html() + "なお、有給休暇は年間20日です。ただし、裁量労働制のもとで有給休暇というのがどういう意味を持つのかは、今ひとつよくわからないところではある。一応、通常は勤務する日だけれど大学に行かない日は有給休暇の申請をするようにしています。あたりまえだろうと感じるかもしれませんが、「いつ仕事をしてもいいし、どこで仕事をしてもいいし、すごく仕事が早くて担当する業務が片付いてしまえば好きなことをしてていい、とにかく終われば文句ないですよ」というのが裁量労働制であるとすれば、そんな申請は不要という気もする。以下に示すのが自分の場合の初年度の給与額です。ただし、賞与については、勤務成績の評価が「標準的な成績区分」だった場合の額を書きます。実際には「標準的な成績区分」という評価ではなかったので、受け取った額はちょっと違いました。単純に見て、少ない金額ではないと思います。他と比較せずに見れば、決して。それに、国(公)立大学というのは非常に公的な存在ですから、国の財政が破綻気味な現状において、基本的には人件費を抑制することを率先して考えるべき立場にあるだろうと思います。しかし情報源が一つしか見あたらないというのも、知りたい側にとってはなんだかなあといった感じです。それに、ある程度の時間が経過して、国公立大学を取り巻く状況も変化しています。具体的には、新任教員には「年俸制」による給与体系が適用されるケースが多くなりつつあるようです。というわけで、自分の状況も公開してみようかと考えたのです。主観的なことをたくさん書くつもりはないのですが、でも少しだけ感想を。" + $("#" + thisId.slice(0,-8)).html() + "大阪大学に助教として2016年4月に着任しました。大学院博士課程を修了したのが2013年3月、27歳で、それから3年間ポスドクの期間を経て、30歳で一般的にわかりやすい意味での「職」に就いたことになります。研究者のキャリアパスについては、おそらく世の中では全然と言っていいほど知られていないし、雰囲気がいくらかでも伝わるような文章を書いてみたいとも思うんですが、今回はそれはやらない。上に書いたようなくらいの感じは、少なくとも数学でアカデミアの研究職に就く人としては、大雑把に言えば普通というか、とても早いわけでもなく、またとても遅いわけでもないとだけ述べておきます。 昇給の計算. 第5条 年俸制適用教職員の基本年俸の号俸は、別表第2の区分に応じそれぞれ同表に定 める上限号俸から下限号俸の範囲内で決定するものとする。 2 前項の規定にかかわらず、東京大学卓越教授規則(平成28年9月29日東大規則第