先述したように、大手の工場勤務の場合 管理職になるのは大卒者のみで、 高卒の場合のキャリアは工場内の管理職手前で ストップします。 高卒の工場勤務の年収は良くて600万円程度で、 一般的の方は400~500万円程度です。 私は新卒で大手スーパーマーケットに就職し5年間働きました。東証一部に上場していましたが「サービス残業は常識」と化していました。実際に工場で働いていると、「底辺な仕事だよな」と感じてしまうことはあります。理由は簡単にたくさん思いついてしまいますが、キリがないので代表的なことを書きます。私なんか仕事の合間を見つけては、重い製品を持ってスクワットやったりしてます(笑)契約社員として働き複合プリンターを製造していた工場は、とても清掃が行き届いていて床に抵抗なく寝転がれるほどでした。モノづくりが好きで工場で働きたいけど、底辺なのが気になっているあなた運動不足で30代、40代と年齢をかさねていくとメタボリックな体型になり筋力も衰えがち。でも、立ち仕事や重いモノを持ち挙げていれば、自然と運動することができます。上記のように、さまざまな手当や残業代が支給されやすいので、若いときの給料が高くなることも多いです。今わたしが働いている職場は、油や金属片がいたるところに飛び散っていて汚いです。しかし、すべての工場が汚いわけではありません。キレイなオフィスで清潔感を感じる服装で仕事をするオフィスワーカーとは、イメージがまったく違います。工場勤務をしていると、基本給は低くても年齢の割に高い給料をもらえることがあります。地方の田舎で30歳にして「40万円を超える給料」はビックリするほどの高給取りです。「時間外労働を月に150時間やった結果」ですけどね。「工場ワーカーは学歴が低い」というもの底辺イメージにつながっています。世間一般のイメージでは、私がやっている機械加工の仕事は、知識や技術、経験が必要な仕事なので工場勤務の中でもおすすめできます。自動車はもちろん電気やガス、水道などの生活に欠かせないインフラ設備にも工場で作られているモノが多く使われています。私の経験で言うと、印刷工場で働いていたときは残業代と休日出勤手当のみで「23万円」だったことがありました。ちなみに基本給は「18万円」(笑)もちろん、自分のことを「バカで底辺」などとアピールする人ばかりではありません。しかし、現実に工場で働いている自分を底辺だと自覚している人がいるのは事実です。上記はリアルに私が工場で働く中で聞いたことがある会話内容です。とてもじゃありませんが、知的なエリートの発言だとは思えません。大卒(Fランクではありますが)でありながら、小企業の工場で「ときどき底辺だなあ」と感じつつも、楽しくやりがいを持って働いている私のような人もいますよ。しかし、自動車メーカーの期間従業員や派遣社員といった非正規労働者は解雇され収入が途絶えてしまいます。知識・技術・経験が必要な仕事もあり市場価値を高めることができるまさに底辺イメージって感じがします。しかし、すべての工場が3Kに当てはまるわけではありません。3Kのひとつである「汚い」ということばをピックアップしてみます。しかし、ある災害に巻き込まれ工場が失われ倒産寸前に追い込まれてからは受注も激減し、時間外労働はゼロに。工場勤務者が底辺だというイメージで語られるのは、上記が多いです。特に重量物をあつかう現場作業は、仕事が筋トレと化すのでおすすめ私が今やっている「部品の試作加工」の仕事も知識や経験が必要な仕事です。特にライン作業は自分が受けもつ作業を黙々とこなすことになるので、他人とコミュケーションを取るのが苦手な人にはおすすめです。お金は稼げるけれども健康の方が大事だと感じて、印刷工場は半年働いて辞めました。ちなみに私もFランク大学の卒業生。大卒でありながら楽しく工場で働いています。私の勤務先もふくめて多くの工場が「汚い」のは否定できませんが。まだまだ多くの人が自分の体を動かして、世の役に立つ製品を作っている工場の仕事にだって知識や技術、長年の経験が必要な仕事はあります。決して誰でも少し学べばできる仕事ばかりではありません。基本給が高ければ問題ないのですが、工場勤務者で基本給をたっぷりもらっている人は大手で働く正社員など、ごく一部の人に限られてしまいます。ですから、毎日同じ作業を繰り返すロボットのようになり誰でも少しやればできる程度のスキルしか身に付けられません。でも、完成した鋳物を機械で削って仕上げる部署にいるため、長く務めることができています。人間とちがって機械や製品には感情がないため、コミュ障にとってはありがたい状況です。わたしは非正規雇用としていくつかの工場で働き、今は小さな企業の工場で正社員として働いています。工場勤務のイメージとして「3K」ということばを思い浮かべる人は多いです。3Kとは、工場勤務者の学歴が低いというイメージはなから合っているのですが、一つだけ違う点があります。違うのは「大卒がほぼいない」というイメージ。工場勤務は底辺イメージが強いため、「できれば工場で働きたくない」という人が多いです。私も工場で実際に働くまでは、「他に仕事がないから仕方なく工場で働く」といった感じでした。もちろん、コミュニケーションをしっかり取れる人の方が多いですが、接客サービス業よりかは確実にコミュニケーションが苦手な人が存在します。世間一般の工場勤務イメージは、たしかによいものではありません。しかし、イメージとは違うこともたくさんあります。もちろん、今の職場でも「製品を機械に取り付けて完成したら取り外すだけ」という仕事があります。といった感じでしょうか?しかし、私が今まで働いてきた工場では大卒者が少なからずいました。時間外勤務をやった場合はやっただけ残業代が支給されるのは当然な話ですが、残念ながら支給されないケースも存在します。「部品の試作加工の仕事」なんかは、頭を使うしPCも使います。決して単純作業のくり返しではありません。世の中の便利な生活を支えてくれているモノは、工場で作られています。基本給「18万円」 + 残業休日出勤手当「23万円」 = 「41万円」など、パっと思いつくかぎり、いいイメージがまったく浮かんできません。もちろん、工場勤務であれば残業代が100パーセント支給されるわけではありません。しかし、営業職や小売りサービス業と比べれば圧倒的に支給率は高いです。会社でなければ仕事ができない点は、工場勤務者の大きなメリットです。景気によって大きく収入が変わってしまうのは、工場勤務者あるあるスーパーマーケットの店員から工場勤務者にジョブチェンジしてみて、家に仕事を持ちかえることがなくなりました。基本的に工場勤務は他人とおしゃべりしながら作業をすすめる必要はありません。相手にするのはモノ言わぬ機械や製品です。精密な基盤をつくるクリーンルームにいたっては、ホントにチリひとつない世界です。中で働いている人も宇宙服のようなピカピカの服装での作業。など、教科書通りにいかないことが多いので今までの経験とカンを頼りに作業をすすめていきます。教科書を印刷している工場で働くならば、1月~3月は覚悟しておいた方がいいですよ。仕事量がメチャクチャ多い。私の話をしますと、今働いている会社の景気がよかった時は「残業代と休日出勤手当だけで10万円」もらっていました。底辺イメージが強い工場勤務ですから、さまざまなデメリットも存在します。デメリットはあり過ぎてキリがないので、私の独断と偏見で選んだことのみを述べていきます。私も経験があります。大手精密機器メーカーの仕事を始め、印刷工場、プラスチック成型工場は単純作業のくり返しでした。ちなみに、私がいま勤めている会社は「ドロドロに溶けた金属を扱う鋳造会社」なので、「3K」ど真ん中ストレート。ズバリ!「コミュニケーションが苦手で一人で黙々と作業するのが好きな人」工場勤務だから単純作業しかできないとあきらめずに、少しでも頭を使えるような環境で働き、自分の市場価値を高める努力をしていきましょう。すこしずつAIを搭載したロボットが工場内作業を行っているとはいえ、割合としてはほんの少しです。だれでも少し学べばできる単純作業をすることもありますが、バリバリ脳みそをフル回転させ「ああでもない、こうでもない」と試行錯誤しながら進める仕事もあります。毎月の給料が10万円も減ってしまいました。人は欲深いもので、もらえるお金が減ってしまうとすごく物足りなさを感じてしまいます。出勤して少し働いたあとにタイムカードをつき、帰りもタイムカードをついたあとにしばらく働くのが当たり前。工場の現場で働く人は、会社に置かれている機械や工具を使ってモノづくりをすることが多いです。とてもじゃないですが、家では作業できません。工場勤務者はうまく工夫して就職し働かないと、単純な労働力の提供だけで終わってしまい、自分の市場価値を高めることができません。