中村倫也さんが主演をつとめる映画「水曜日が消えた」のノベライズ本が、4月22日(水)に講談社タイガより発売されることになりました。 映画「水曜日が消えた」は、1人の人間の内側で、曜日ごとに入れ替わって暮らしている"7人の僕"を主人公とした作品。 このバランスって完結している原作を見てさらにブラッシュアップしてたどり着けるものだと思うんですけどね。ブラッシュアップなしで私の心をグラングランさせるとは。シティーボーイズ(きたろうさん、大竹まことさん、斉木しげるさん)の方々って法に縛られない人情派の役どころのこと多いよね。さて細かい話。本筋や描きたいことではないので、ちゃんとは描かれてません。描きたい舞台にたどり着くまでの背景や物語の裏読みをしたい人向け。そしてエンディング前に全ての曜日の世界を見せて、すっきりさせるのは痒い所に手が届き、後味の悪さを残さないのはテレビ会社制作テイスト。当たり前ですが"月曜日"の選択を肯定する構成になっています。本編について。後述しますが、基本的には”火曜日”だけで話は展開されます。俳優ヒューチャー映画なら7変化を楽しむ映画になるんでしょうね。「中村倫也くん、かっこいい!かわいい!」と騒ぐような。女子が「眼福!!それだけでいい!」となるような。乃木坂46合同会社が卒業後のメンバーのマネージメントを行うことを早く決めていれば、まいまいも残ったろうになあ。司書さん。何か裏があるのかなと思ったんですが、普通の人でした。普通は上記にも書いてきましたが、製作者の思いを入れすぎて「世間や私自身の考え方は置いといて、こっちを選ぶのが正義って流れだね」という察しながら見れるんですけどね。”水曜日”とかの世界を生き生きと描くとか。ま、これまでの創作物にないから主人格がない多重人格なんてありえない!はバカすぎるので、ビリー・ミリガンの話だけにします。多重人格になる理由は「主人格の心が壊れるのを防ぐため」。だから主人格は必須に見える。多重人格の役目を考えると本作のように主人格が消失することってありえるのかなぁ。映画始まる前に仲村倫也さんから挨拶がありました。「楽しんでね」とか「コロナに負けずに頑張ろう」ではなく「撮影したのは2019年5月頃だからコロナの3密は関係ないよ」の方が主題だったんじゃないかな。本作は主人格が消滅しています。ひょっとしたら”月曜日”か”火曜日”が主人格かもしれないけど、”火曜日”は分裂する前に書いた似顔絵さえも忘れてたからなぁ。(似顔絵にあった日付が2007年で、冒頭で”火曜日”は医師に2年半の付き合いと言っている)エンドロールでは、シメのきたろうさんの前に出てきたよ!頑張ってるよ!!休日課長さんの時は.....ネコ....だったよね?どっちでもいやだけど。後述しますが、彼女が中村倫也さんを気にかけていたのは恋愛ではなく悔恨からです。新しい目線なので導入部分の設定説明が飽きませんでしたね。楽しく設定を飲み込めました。人間は1体に1心という当たり前のことを言う悪役の"月曜日"と他の曜日の世界を守りたいという”火曜日”。なかなかドキドキできました。ビリー・ミリガンは、主人格がいて、それを守るために多重人格になった。ついでに中で連携が取れていて、誰が表に出るかはみんなで決めているらしい。(読んだのは20年近く前なのによく覚えているなぁ)伝説の名作「ジキル博士とハイド氏」の昔からそうだったように、多重人格モノは「多重人格者を見る普通の人」目線でしたが、本作は多重人格の一人の目線から。本作で主人格が消失する理由は、主人格に統一するという一種の正しい選択を排除し、統一とこのままの二択を視聴者に迫りたいから。なので実際に存在する事象かなんてどうでもいいんだけどね。そこまでが司書エプロン姿だったのにドレスアップしてたまいまいがかわいかったです。物語で多重人格を扱うときは必ず主人格がいます。じゃないと話をどうやって占めていいか分からない。あほな私の頭からぱっと出てくる作品って「ジキルとハイド」「幽遊白書の仙水」「ハンターハンターのアルカ」ぐらいなもんですが。記事をアップした時のタイトルは「一ノ瀬(石橋菜津美さん)は防犯ブザーに気づいているのか」。この映画の本題はそこじゃないのはわかってるけど、検索されたときにクリックされるフックが欲しかった!統一か2択かの選択肢のバランスをフラットに持っていくバランスがすごいなと。出オチお笑い部分を担当と思いきや、「月曜日」の世界の豊かさを示した人。これって、"水曜日"が司書さんと出会って心を交わしたシーンをちゃんと描かれていたら、"火曜日"の考え方にバイアスがかかりすぎてて考え込むことはなかったろうな。絶秒なバランスでした。監督は吉野耕平さん。うちとしては初めましてですね。というか長編映画の監督は初めてだそうです。普通ならそばにいる一ノ瀬目線で各曜日の違いに思い悩むんじゃないかな。以下、主人公を中村倫也さんと呼びます。良作は俳優名で語りたくないんですが、名前付いてないんだもん。人間は心も脳も複雑なので主人格がなくなってしまう事案もあるかもしれないけどね。幼い頃の交通事故をきっかけに、ひとつの身体の中で曜日ごとに入れ替わる“7人の僕”。性格も個性も異なる7人は、不便ではあるが、平穏に暮らしていた。各曜日の名前で呼び合う彼らの中でも、“火曜日”は一番地味で退屈な存在。家の掃除、荷物の受け取り、通院、、、他の曜日に何かと押し付けられて、いつも損な役回り。今日も“火曜日”はいつも通り単調な一日を終えると、また一週間後に備えて、ベッドに入る。それは突然やってきた。“火曜日”が朝目を覚ますと、周囲の様子がいつもと違うことに気付く。見慣れないTV番組、初めて聞く緑道の音楽…そう、“水曜日”が消えたのだ。「水曜日が消えた」を見てきました。ノベライズはありますが、原作はありません。すげーな、よく練ったなぁ。"火曜日"(&視聴者)が感じていたほどの自分勝手な悪党感はなく、ちゃんと話を聞く人でした。自分でもある"火曜日"とケンカしたのをトリガーにして、医師(きたろうさん)の話を聞き、一ノ瀬の思いが"火曜日"にあることを知って、他の曜日の人格にも世界があることを知りました。"火曜日"が、”水曜日”の世界の人である司書さんとデートした時と同じように。 【写真を見る】中村倫也が全面に登場する映画のポスタービジュアルを使用したフル帯. また、中村が全面に登場する映画のポスタービジュアルを使用したフル帯も施されている。その世界を掘り起こすように、小説を書きました。発掘されたもう一つの「水曜日が消えた」を、四宮義俊さんによるすてきなイラストに包んでお届けします。作品の裏にある設定や初期構想を伺い、魅力的なシチュエーションと中村倫也さんの熱演が光る映像の向こうに、さらに深く、豊かな世界が広がっていることを感じました。各曜日の名前で呼び合う彼らの中でも、“火曜日”は一番地味で退屈な存在。今日も“火曜日”はいつもどおり単調な一日を終えると、また一週間後に備えて、ベッドに入る。水曜日を謳歌(おうか)する“火曜日”だったが、その日常は徐々に驚きと恐怖に変わっていく。残された“火曜日”はどうなってしまうのか。(ザテレビジョン)また、ノベライズ本の装画を、吉野監督がCGクリエーターとして参加した映画「君の名は。」(2016年)で、「回想シーン」の演出・原画・撮影に参加した、四宮義俊が担当することも明らかになった。発売予定日の4月22日は、水曜日です。発売日に夢中で読みふけってしまう、まさに皆さまの「水曜日が消え」るような一冊になっていると思います。映画とともに、どうぞお楽しみください。そして中村倫也さんの穏やかな語り口の中にノイズのようにちりばめられる謎がとにかく心地よく、「水曜日が消えた」の世界を十分に味わわせていただきました。そしてぜひ、映画と小説で「水曜日が消えた」の世界を堪能してください。“火曜日”が朝、目を覚ますと、周囲の様子がいつもと違うことに気付く。見慣れないTV番組、初めて聞く緑道の音楽…そう、“水曜日”が消えたのだ。装画では本田壱成さんが考えられた、映画では描かれなかった主人公たちの内面や小道具などの表現をくみ取ろうと、とにかくモチーフを詰め込みました。月曜から日曜の7人も絵の中に隠れていますので探してみてください!2019年の中ごろに、吉野耕平監督と東京でお話しする機会がありました。もちろんお話ししたのは、「水曜日が消えた」について。ノベライズ本は、一人の人間の内側で曜日ごとに入れ代わって暮らしている“7人の僕”が主人公で、そのうちの最も地味でつまらない、通称“火曜日”の視点を通して描かれていく世界の物語を、2012年にデビューした本田壱成が手掛ける。映画とは違った、小説オリジナルの世界が描写されている。吉野耕平監督の静謐(せいひつ)でありながら、心の中に層のように蓄積されていくドラマは今回も健在で、ますます精度をあげているように感じました! 吉野監督からは実写、アニメ問わず、ビジュアル面でいつも刺激をもらっています。中村倫也主演、吉野耕平監督のメガホンで、5月15日(金)より全国公開予定の映画「水曜日が消えた」のノベライズ本が、4月22日(水)に発売されることが決定した。幼い頃の交通事故をきっかけに、一つの体の中で曜日ごとに入れ代わる“7人の僕”。四宮は装画について、映画では描かれない部分にフォーカスしたと解説している。 「水曜日が消えた」ノベライズは講談社タイガより4月22日より発売。 <本田壱成コメント> 2019年の中頃に、吉野耕平監督と東京でお話しする機会がありました。もちろんお話ししたのは、『水曜日が消えた』について。 中村倫也さん主演映画【水曜日が消えた】が公開されるので、原作小説を読んだあらすじネタバレを紹介します。【水曜日が消えた】の原作は、小説ではなく映画ノベライズとなります。あらすじは、曜日ごとに人格が変わる病気『周期性人格障害』の青年が主人公。 2020.4.2; 757 views (C)2020『水曜日が消えた』製作委員会 【写真を見る】中村倫也が全面に登場する映画のポスタービジュアルを使用したフル帯. 映画「水曜日が消えた」ノベライズ本発売 装画は「君の名は。」演出の四宮義俊 . 1人の人間の内側で、曜日ごとに入れ替わって暮らしている“7人の僕”が主人公。そのうちの最も地味でつまらない、通称“火曜日”の視点を通して描かれていく世界の物語『水曜日が消えた』が5月15日(金) よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショーされる。主人公を演じるのは、話題作への出演が相次ぐ中村倫也。そしてメガホンをとったのは次の時代を担う気鋭の映像クリエイター100人を選出するプロジェクト「映像作家100人2019」に選ばれるなど注目を集める吉野耕平。今回、満を持して自身発案の完全オリジナル脚本で長編映画デビューを果たし、監督・脚本・VFXをすべて自ら担当した。このタッグに、石橋菜津美、深川麻衣、きたろう、中島歩、休日課長ら豪華俳優陣が集結した。「本田壱成さんが考えられた映画では描かれなかった主人公たちの内面や小道具などの表現を汲み取ろうと、とにかくモチーフを詰め込みました」と、映画では描かれない部分にフォーカスしたと四宮が解説する装画は、細部まで注目だ。中村倫也が全面に登場する映画のポスタービジュアルを施したフル帯もあわせて楽しめる作品になっている。「水曜日が消えた」ノベライズは講談社タイガより4月22日より発売。「作品の裏にある設定や初期構想を伺い、魅力的なシチュエーションと中村倫也さんの熱演が光る映像の向こうに、更に深く、豊かな世界が広がっていることを感じました」と本田は語る、小説オリジナルの描写を是非映画と一緒に楽しみたい。また、ノベライズの装画を、吉野監督がCGクリエイターとして参加した映画『君の名は。』で、「回想シーン」の演出・原画・撮影を手掛けた四宮義俊が手掛けることも解禁となった。