中古車を選ぶ際には、車種やカラー、価格のようにさまざまな項目から絞り込んでいくのが基本です。注意すべき項目の中には走行距離や年式もありますが、この2つではどちらのほうが重要なのでしょうか。 走行距離が10万キロ超えの中古車購入を考える際の注意点について解説しています。中古車を購入するときに、走行距離が10万キロを超えた車は故障が心配という声を良く聞きますが定期的にきちんとメンテナンスされた車であれば、10万キロ超えの車でも状態の良い車である可能性があります。 そのような事情もあって10万kmを超えると中古車は飛躍的に安くなり、また一部の人気スポーツカーや高級車などを除いて市場での流通台数も極端に減るのです。しかし逆説的にいうと実用車で10万kmを超える中古車にはお宝が眠っている可能性もあります。上記のような高価な消耗部品を交換していたり、あまりに程度が良いということで、廃車にするのはもったいない、とあえて店頭に並べている可能性があるからです。耐久性が上がった昨今の車でも、やはり10万kmは大きな節目です。10万kmを超えた中古車は「多走行車」とも呼ばれます。足回りはダンパーやゴムブッシュなどが性能低下し、エンジンも始動用のセルモーター、発電用のオルタネーター、各種センサーなどの電装系や、ラジエター周辺の冷却系など、さまざまな補機類の交換推奨時期を迎えます。走り以外にも見た目は樹脂製ヘッドライトの曇り、積み重なった内装の汚れやダメージも気になってきます。登録から2〜3年以内の比較的高年式の中古車であれば、実は走行距離の多い物件は狙い目です。特に総走行距離が4万km以内であれば、購入後の故障リスクやメンテナンス費用に大きな違いが出ることは少ないでしょう。なおタイヤなどの新品交換を謳う場合には、具体的な銘柄まで確認した方がいいでしょう。同じサイズのタイヤであっても中国や韓国などのタイヤと日本や欧州ブランドのタイヤでは値段が2倍近く変わることもあり、同じブランドのタイヤでもベーシックタイヤと高級・スポーツタイヤでは同じく2倍近く変わります。買う車種にもよりますが、どんな「新品タイヤ」を装着してくれるかで、その販売店の姿勢をうかがい知ることができます。最近の自動車は故障が少なくなってきていますが、とはいえ走行距離に比例してメンテナンス費用や故障リスクが高まることは否定できません。特に5〜6万km、10万km前後といった総走行距離は「大物」消耗部品の交換サイクルと重なる節目の距離です。日本における乗用車の平均的な1年間の走行距離は約8,000kmといわれています。以前は年間1万kmと言われていたのですが年々減り続けており、調査によっては7,000km前後とするものもあります。ただし特にエンジンには注意すべき点があります。一回の走行距離が数kmに満たない(エンジンが十分な水温や油温に達しない)ような乗り方を続けていた場合、エンジン内に汚れが蓄積し思わぬ故障を招くことがあるのです。またいくら低走行でも10年経っていればラジエターホースに代表されるゴム系パーツの経年劣化は避けられません。低走行といえども低年式の車はやはりエンジンルーム内は要チェックです。旅行やクルマ雑誌の編集長を歴任し、2017年8月から現職。クルマは見た目が5割、走り味が4割、あとの1割は「運命の出会い」というのが自身のクルマ選びのモットー。走り屋ではないが長距離ドライブを好み、最近の愛車はSUVを乗り継いでいる。が、しかし他にも隠し持っているクルマがあるとかないとか・・・。2〜3年落ちで4万km以内であれば、どのような使い方をされてきたのか、定期的なメンテナンスは受けてきたのか、ということの方が重要です。都内の渋滞ばかり走ってきた低走行の車と、週末の趣味で遠出に使うことで距離が伸びてしまった車であれば、むしろ後者の方が状態がいいこともあります。都市部ではもっと少なく、また車種によっても差がありますが、おおむね年間8,000kmが標準的な走行距離の目安と考えていいでしょう。新車から満3年の車であれば2万4,000km、5年であれば4万km前後となります。時折登録から5年、10年経つのに1万〜2万km前後という低走行の中古車を見かけることがあります。セカンドカーだったり、近所の買い物だけに使われていたりしたのでしょう。基本的にそのような車は価格さえ相場に比べて不当に高くなければ買いです。足回りや内装などはやはり距離が少ない方がダメージも少ないからです。足回りは揺れの収まりが悪くなったりステアリングの正確性が落ちてきたりという程度ですが、エンジン関連の補機類の故障は即停止を意味します。またそれらのリフレッシュには10万円単位での費用が必要となることは覚えておいた方がいいでしょう。5万km前後を走った中古車は年式的に5~6年落ちで、モデル的にも旧型となっている可能性が高く、価格的にお手頃感が出てきます。一方で5万kmであればタイヤ、ブレーキ、バッテリーといった値段の高い消耗パーツが交換されているかどうかを確認する必要があります。そういった重要な装備の変更が少なく、またヘッドライトなどの意匠もMC前のモデルが気にいっているのであれば、同じような価格でMC後よりも走行距離の少ない、もしくは同じような走行距離でMC後よりも価格の安い中古車を狙うのは賢い買い方です。中古車の場合はついつい車両の本体価格に目が奪われがちですが、お店ごとに異なる整備や保証などの内容や費用にも注意を向けないと、購入後に思わぬトラブルや出費に悩まされるリスクがあることは覚えておくべきです。前のオーナーがどのような使い方をしてきたのかを知ることはなかなか難しいのですが、整備履歴は定期点検記録簿などでわかります。いかなる理由であれ2〜3年落ちで記録簿が付いていないような車は選ばない方がいいでしょう。きちんと点検・整備を受けてきた2〜3年落ちの4万km以内の車であれば、リスク少なくお買い得な中古車選びが可能です。ここまで説明してきたように走行距離には5万kmや10万kmなど、いくつかの節目があります。そのような距離の中古車を選ぶときは何よりも整備履歴が重要です。そして購入時の整備や購入後の保証の中身がしっかりしていれば鬼に金棒でしょう。中古車を選ぶにあたって重要なポイントのひとつが「走行距離」です。同じ年式、グレードの中古車であれば、走行距離の差がその価格を大きく左右します。走行距離が平均よりも多い中古車は当然相場よりも安いのですが、果たして本当にお買い得なのでしょうか。今回は中古車選びの重要ポイント、走行距離について「一流の中古車情報誌」の元編集長でもあったカルモマガジン編集長が詳しく解説します。年式も走行距離も中古車の価格を大きく左右するポイントです。同じモデルでも6〜8年のフルモデルチェンジ(FMC)サイクルの中で1〜2回のマイナーチェンジ(MC)を受けます。FMCの場合は見た目も中身も大きく変わりますので悩む方は少ないと思います。しかしMCをまたぐような年式の違いがある場合は、基本的に走行距離が多くても新しいモデルを選択した方がいいでしょう。特にこの5年以内のモデルはいわゆる「ぶつからないブレーキ」などの先進安全装備が日進月歩で進化していた時期にあたるのでMC前後での装備内容の違いには注意が必要です。ここまで説明してきたように、基本的に中古車の走行距離は少なければ少ないに越したことはありません。しかし走行距離にまつわるリスクを踏まえることで、お買い得な中古車を見つけることができるのも、また事実なのです。
出典:カーセンサー 中古車を購入する場合、一番最初に確認しなければならないことは、欲しい車の相場を知ることです。 それでも、新車の場合は、メーカー保証が大体5年というのが一般的ですので、5年落ち以降の中古車のともなると価格が下がってきますので、価格の手頃な中古車を手に入れたい場合は、走行距離が短くても、年式がやや長めの車両を探すといいでしょう。特にベンツ、BMWなどの人気の輸入車は、新車オーナーの買い替えサイクルが3~5年と言われておりまして、モデルチェンジのタイミングで、走行距離3万キロ、5年落ちといった中古車が一気に市場に溢れるため、かなり安い価格で手に入れることができたりします。(筆者自身がよく狙う方法です^^;)先ほどは年式長め(10年以上~)×走行距離短めの中古車は価格的にはねらい目ではあるのですが、気をつけなくてはいけないのはクルマの状態です。仮に修理コストが高くなりがちな輸入車だったとしても、約3万キロの走行距離と新車登録から5~7年程度であれば、メンテンナンス費用もそれほどかかりませんし、購入後すぐにトラブルが発生したとしても、それほど大がかりなことにはならないことがほとんどです。タイヤやバッテリーに限ったことではありませんが、走行距離が短くて年式がかなり古い中古車を買うときは、状態面を注意深くチェックすることをおすすめします。走行距離3万キロの中古車の典型的なメリットとして言及される”状態の良さ”もそのメリットの一つです。3万キロ前後を走行した中古車は様々なメリットがありますが、一方で注意しておきたい点もあるということをご理解いただけたのではと思います。実際に、サードパーティ製のバッテリー交換と幾つかの消耗品を交換するだけで、10万円近くかかるなんてことは決して珍しくありません。自動車・不動産などの売買契約業務から会計業務まで、長年にわたり幅広く従事。保有資格である販売士1級・宅地建物取引士(免許番号:941700070)・簿記1級を活かし、社会問題から生活に関わる話題などについて、独自の視点で執筆活動も行っています。また、アクセルやブレーキ、ATなどの効きが良く、快適さも申し分ない中古車を見つけることができたりするのは、走行距離が3万キロ前後の中古車ならではと言えるでしょう。国土交通省と地方自治体は「自動車のエコ化」を強力に推進しておりまして、環境への影響が大きい中古車への課税を強化していまして、13年経過車は事実上、「自動車重量税」と「自動車税」のダブル増税という状況になっています。いくら走行距離が短いからと言っても、故障車、修復歴車(事故車)、水没車、大規模なリコール対象車などのトラブルがあった車は避けた方がいいでしょう。今、走行距離が約3万キロの中古車を購入しようと考えている人の中には、こんな疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。申込はたったの1分で完了。あっという間に高額査定をしてくれる会社が分かります。実際に、13年目以降にかかってくる税金とエコカーを新車で購入した場合の自動車税と自動車重量税を3年分で比較してみますと、その差は歴然です。また、メンテンナンスという点では年式が古い輸入車も不安が残ります。走行距離が約3万キロ、3年落ちといった中古車の場合、車種によっては現行モデルやひとつ前の旧型モデルなどを低価格で手に入れることができるのもメリットの一つです。そこで、今回は自動車業界の片隅で働く筆者が「走行距離3万キロの中古車を買うメリットと注意点のまとめ」と題して、走行距離が短めの中古車のメリットとデメリットについて、自らの経験も交えながら、説明していきたいと思います。中古車を購入するときには幾つか気になるポイントがあるかと思いますが、メンテンナンスにかかるコストや不安も重要なポイントの一つではないでしょうか。筆者自身の経験も交えることで、よりリアリティーを感じていただけたのではと思います。具体的には、バッテリー上がりを起こす要因として下記のような車の使い方が挙げられまして、一度バッテリー上がりをしてしまうと、バッテリー上がりを再発しやすくなるケースが少なくありません。自動車は、2トン近くの重さを常時、タイやが支えており、空気圧の不足は「ひび割れ」を生み大きな原因になりかねません。そして、空気圧が不足した状態で、たまに走ったりすると「ひび割れ」が起こりやすく、走行が不安定だったり、ブレーキのききや燃費悪化の原因になったりします。走行距離3万キロで13年落ちのガソリン登録車、11年落ちのディーゼル車は、税金という意味において、かなり不利な点が多いため、注意が必要です。「走行距離3万キロの中古車を買うメリットと注意点のまとめ」と題してお送りしてきましたが、いかがでしたでしょうか。自動車業界の片隅で働くエンジニア。これまでハードウェアやソフトウェアの開発だけでなく、ネットや実店舗での営業販売、マーケティングなどの仕事に関わってきました。現在はシステム設計をおこなう傍ら、ウェブメディアを中心に執筆を行っています。シートがピカピカ、ハンドルもキレイ、ドアやパワステ、サスペンション(乗り心地)なども新車さながらといったクルマがあったりします。 また、高年式で走行距離が多い中古車の場合でも、高速道路をよく走っていたような車であれば、コンディションは良いと言えます。高速道路での車の利用は頻繁な停止や発進による負荷がないため、街中や山道を走っている車よりも機能面の劣化が緩やかですのでおすすめです。また、大切なのは年式や走行距離の数字よりも車のコンディションです。年式や走行距離はあくまでもコンディションを見るための指標のようなものなので、実際の車の状態を確認することが中古車選びには必須です。車を長持ちさせるには、メンテナンスが行き届いていることが非常に重要です。エンジンオイルの交換が適切に行われてきたか、まずはチェックしてみましょう。また、タイミングベルトや緩衝材が交換されているのかについても確認してみることをおすすめします。ただし、高年式だからといって必ずしも故障しないという保障はありません。メンテナンスがきちんと行われなかった車や走行距離の多い車の場合には、高年式でも不具合が出てくる可能性は十分にありますので注意しておきましょう。「走行距離10万キロ走ったら車の寿命が尽きる」という話がありますが、これはほとんどの場合あてはまりません。普通車の場合、安全に走行できる距離は40万キロ以上です。現に、タクシーの走行距離の目安は40万キロ程度とされているので、普通車にも同じことが言えます。低年式とは年式が古いことで、高年式とは年式が新しいことをさします。つまり、中古車の中でも比較的新しいものを購入したいのなら、高年式の車を選ぶことになります。走行距離や年式は表面的なデータとしての確認しかできません。実際にどのような走行をしてきたのか、今はどんな状態なのかを知るためにはコンディションのチェックも必要です。A.新車でも中古車でも、乗っていれば何かしらのトラブルはあります。故障リスクを左右するのは、元々の車の特性と、適切なメンテナンスの有無です。信頼できる中古車販売店か見極めるのはもちろん、保証サービスが充実しているかどうも重視しましょう。走行距離がそれほどない、または年式が新しい車であれば、部品が交換されていないこともあります。しかし、10万キロや20万キロもの距離を走行している車を購入したい場合は劣化する部品の交換はしておいた方が良いでしょう。メンテナンス履歴で車のコンディションが良いかどうかを判断してみましょう。中古車選びでは車の年式と走行距離はいずれも重要なものです。いずれかを優先して選ぶとしたら、どちらのほうがより重要となるものなのでしょうか。「年式」を優先して選んだ場合と、「走行距離」を優先して選んだ場合のメリットと注意点について解説していきます。それぞれの特徴を見たうえで、改めて年式や走行距離がどれだけ重要なものなのかを確認してみてください。走行距離と年式以外にどんな項目についてチェックすべきなのかについてご紹介していきます。できる限り中古車の購入価格を安く抑えたいのであれば、車検前の車が狙い目です。具体的には1・3・5・7年落ちの車が良いでしょう。車を売却する人は車検の前に手放すケースが多く、需要と供給のバランスを考えると、このような中古車は安く購入できる可能性が高くなります。メンテナンスさえしっかりとしていれば、10万キロ以上の走行距離があっても全く問題はありません。安全に走行できさえすれば良いという考えであれば、10万キロ以上走っている中古車の購入も視野に入れて良いでしょう。しかし、コンディションによってはガソリン代以外の維持費がかかる可能性があるため、注意しなければなりません。高年式でもコンディションが悪く、不具合が頻繁に起こるような車もないとは限らないので、一概に維持費が安くなるとは考えないほうが良いでしょう。車種によって異なりますが、マイナーチェンジを繰り返しているモデルもあります。中にはフルモデルチェンジをする車もあるので、中古車市場にはマイナーチェンジやモデルチェンジをする前の車が多く並んでいます。年式を優先して車を選ぶメリットとしては、劣化していない車や故障のリスクが低い車を購入できるという点があげられます。比較的新しい車だからこそ、性能面が優れているものが見つかりやすいという点も挙げられるでしょう。ステレオやカーナビのような付属している設備だけではなく、燃費の性能も高年式のほうが優れているのも特徴です。中古車選びで重要な項目となる年式と、走行距離ならどちらをより重視して選んだほうが良いのかを知っておいたほうが、失敗しない中古車選びができます。今回は中古車選びに関わってくる「年式」と「走行距離」という2つの項目について解説していきます。A.以前は、走行距離メーターの悪質な改ざんは大きな問題でしたが、現在は、車検証への過去2回分の走行距離の記載、走行メーター管理システム導入といった対策でかなり改善されています。きちんとした業者から買えば、まず心配はいらないでしょう。年式や走行距離といった項目は、どちらかを優先すれば良いというものではありません。どちらも中古車選びには欠かせない重要なポイントであるため、共に重要視すべきだと言えます。ハイブリッドカーを中古で購入するとバッテリー交換費用で高くついてしまうという話を耳にしたことはあるでしょうか。車種にもよりますが、HVバッテリーの費用は、車種により異なりますがおよそ14~5万円程度。ちなみに交換には専門の資格が必要です。ハイブリッドカーを中古で購入したいのであれば、バッテリー交換のタイミングを考えて購入すべきです。ただし、長年放置されていた車という可能性もありますので、メンテナンス履歴や前の所有者に関する情報のチェックは欠かせません。メンテナンスを丁寧に行ってきた車であれば、年式が古くても問題ないと考えて良いでしょう。走行距離と同様に、新車購入から10年が経過したら買い替え時期と言われていますが、これは本当でしょうか。自動車検査登録情報協会によると、軽自動車を除いた乗用車の平均使用年数は2015年が12.38年、2018年は約13.24年というデータがあります。中古車を購入するなら、少しでもお買い得な車を選びたいものです。しかし、どんな車ならお買い得と言えるのか判断するのはなかなか難しいですよね。そこで、お買い得な中古車の特徴を4つ取り上げていきます。それぞれにどのような特徴があるのか、なぜお買い得なのかについてご紹介していきましょう。中古車選びでわからないことや気になったことがあれば、プロの力にお任せください。ネクステージなら、中古車選びのポイントについてもアドバイスしながら、お客様の希望や要望に合わせた車をご紹介します。プロの力を借りながら最適な中古車選びをしましょう。コンディションについて知りたいのなら、年式や走行距離だけではなく、年にどれくらい乗ってきた車なのかを計算してみましょう。車のコンディションについて中古車店のスタッフに確認しておくのも有効的な手段です。車に乗っている、あるいは興味を持っていると、走行距離や年式にまつわる噂を耳にしたことはあるのではないでしょうか。しかし、いずれも正確な情報とは限りません。中には大きな間違いである可能性もあるので、走行距離や年式に関する正しい知識をご紹介していきます。誤った認識をしてしまっていないかをチェックしてみてください。中古車を購入したいのであれば、信頼のおける業者から購入するのが適切です。ネクステージなら、事故車の販売を一切していないほか、万全の整備を行っており、品質には自信があります。毎日他車の価格を調査し価格設定をしているので、安くて品質の良い中古車を購入することができます。中古車を選ぶうえで、走行距離と年式はどちらも欠かせない重要なものです。しかし、走行距離や年式だけで選ぶのではなく、車のコンディションの確認も怠らないようにしましょう。中古車を購入する際には、詳しい車の状態や購入後の維持費についても確認しておくことをおすすめします。前の所有者がどのように車に乗っていたのかによっても、車のコンディションは左右されてきます。定期的にメンテナンスをしっかりしてきた車が良いのであれば、レンタカーや店頭展示車のような法人登録車が狙い目です。法人登録車は個人が乗っていたものよりも整備が念入りに行われているため、多少は走行距離が多くても安心して購入できるでしょう。しかし、こちらも走行距離が短めなら必ずしも状態が良いとは言い切れません。年式を重視した場合と同じく、前の所有者の車の使い方によっては走行距離が少なくてもコンディションが悪くなっている可能性はあるので要注意です。走行距離と年式を比較することによって、車がどんな使われ方をしてきたのかがある程度はわかります。価格が安い、かつなるべく状態が良いものを選びたいのであれば、低年式で走行距離が少ない車がおすすめです。モデルとしては古くても、走行距離が短ければ部品がまだ機能している可能性は十分にあります。例えば、プリウスの場合は新車登録日から5年間、かつ走行距離10万キロが保証の範囲内となっています。保証を考えるなら、5年前後をバッテリーの交換時期として判断すべきでしょう。中古のバイブリッドカーを購入したいなら、中古車の状態を見て、交換時期が近くないものを選んでみてください。A.新古車(未使用車)の多くは、ディーラーが在庫調整のために自社名義で登録した車です。何か初期不良があるわけではないので安心しましょう。新古車はお得な選択肢ではありますが、あえてデメリットを挙げるなら、メーカーオプションがつけられないことです。A.最近の車は耐久性が向上しているので、使用年数10年以上、走行距離10万km以上であっても十分走ります。しかし、パーツの消耗が進む傾向にあるので、こまめなメンテナンスは必要です。また、年式によっては、税金が重課措置されることもあります。比較的新しい中古車を購入したい場合は1年落ちや3年落ちの車を優先して選ぶと良いでしょう。価格の安さ優先で選びたいのなら、5年落ちや7年落ちの中古車の中から探してみてください。オークションサイトでは中古車の販売がされていますが、詐欺まがいの場合もあるため避けるのが無難です。詐欺とまではいかなくとも、購入前には全く聞いていなかったような不具合によってトラブルに発展する可能性もあります。お得に購入したいのであれば、このようなマイナーチェンジ前の車がおすすめです。マイナーチェンジやモデルチェンジをすると、旧モデルの在庫は増え、需要は減っていくため、必然的に価格も下がっていきます。新しい車のデザインや性能にこだわっているわけではないのなら、お買い得な車だと言えるでしょう。A.車検証には、過去2回分の車検時の走行距離が記載されています。定期点検整備記録簿にも、整備のたびに走行距離が記録されるのが一般的です。また、日本オートオークション協議会の「走行メーター管理システム」によるデータ照合をするという方法もあります。車種やモデル、年式が同じ場合、走行距離が多ければ多いほど中古車としての価格は安くなっているのが特徴です。走行距離の少ない車ならより状態の良い車を購入でき、走行距離の多い車ならより価格の安い車を購入できるというメリットがあります。逆を言えば、走行距離が多くても、メンテナンスを徹底しており、車への負担を考えた走行をしてきた中古車であれば、故障するリスクは低くなる可能性があります。中古車を選ぶ際には、車種やカラー、価格のようにさまざまな項目から絞り込んでいくのが基本です。注意すべき項目の中には走行距離や年式もありますが、この2つではどちらのほうが重要なのでしょうか。例えば、年式が10年前のものでも走行距離が5万キロにも満たないようであれば、あまり使用頻度が高くない車であると判断できるでしょう。あるいは、最初の数年間は運転していたが、あとの数年はあまり乗っていなかったという可能性もあります。年式が新しいのに走行距離が極端に多い車の場合は、長距離運転が多かったことがわかります。10年以上車を使用し続けている人は多くいるため、10年経過したら必ず車の買い替えをするものではないことがわかるでしょう。ただし、初回登録後13年を超えた車は自動車税と自動車重量税が増えるため、その対策として買い替えをする人も少なくないというのが現状です。また車の乗り方次第では、10年持たない場合もあるので注意しましょう。高年式の車であれば維持費は安く済むと思うかもしれません。確かに高年式のほうが低年式の中古車よりも状態が良い可能性は高いですし、燃費性能も良いものが多いでしょう。ガソリン代だけで考えるのなら低年式よりも高年式の中古車を選ぶのが適切と言えます。これらのようなケースがありますから、何年落ちあるいは走行距離何キロなら問題ないとは一概には言えません。酷使されていない、かつ長期間放置もされていない車を選びたいのなら、年間の走行距離が8,000~1万キロ程度の車を優先的に選ぶと良いでしょう。