筆者もいち視聴者として気になっていた、元夫婦である晴と和田のコンビのゆくえ。最終回の冒頭で、和田が晴に手渡したのは、ふたりの息子である「涼」名義の預金通帳。その初めの入金額は、涼の産まれた時の体重でした。裏工作を知って怒り狂う晴は、指示した高山のもとへ行き、「あなたは部下を何だと思ってるんですか?一乗寺大臣とつるんで、卑怯な真似までして社長になりたいんですか!」と高山を問いただします。学生時代から放送メディアで企画・制作に携わる。芸能・IT企業で勤めた後、デジタルマーケティングの企業で人事・総務・経理・広報などのバックオフィスを経験。並行して、2003年よりライターとし雑誌やWeb、広告などで、暮らし・美容・(特に女性の)働きかた・アート・音楽など、興味のある分野について広く執筆している。日本放送作家協会 会員。父親として何かを残したいと、離婚直後から積み立ててきた通帳を見て、晴は思わず涙……。そして、涼が喧嘩をして階段から落ち、病院に運ばれた際に取り乱す晴を支えてくれたのも和田でした。カテーテル治療の研究に心血を注ぐ、大学病院勤務の有原修平(小泉孝太郎)の元に、実家の有原総合病院から連絡が。前院長の父・正太郎が脳梗塞で倒れたという。慌てて駆けつけると正太郎は昏睡状態に陥っていた。さらに看護部長の兵藤悦子(浅田美代子)から、多額の負債を抱える病院の現状を聞かされ、修平は言葉を失う。今回、経営企画部に課せられたミッションは、新設される空港の建築事業でPFI事業(民間の資金や経営・ノウハウを活用し、公共施設等の建設やサービスを委託する公共事業の手法)を実施することとなり、この入札に五木商事も参加して勝ち取るというもの。晴は、藤尾(山中崇)を中心に部一丸となって、着々とプランを練っていきます。仲裁に入った和田も同じく、「皆自分の仕事に、この会社に誇りを持って頑張っています。わたしはそんな部下たちの仕事に、裏工作という汚点を残したくありません。あなたの部下たちは、素晴らしい能力があるんです。卑怯な手を使わなくても、他社に勝てる能力があるんです!」とぶつけます。しかし、ハルのアシスタントをしていた青柳悠馬(白洲迅)は、社内起業の重役プレゼンまであと2日と大詰め。そんな時、晴は一乗寺に業務の手伝いを依頼します。「いくら大コネ入社だからといって、そんなんじゃ毎日つまらないでしょ。経営企画部としての仕事、しない?」第4話では、数字ばかりを追って冷酷に現場を切り詰めていると思われていた、五木商事から映画会社「スターバレー」に出向した社長の飯島の発言が印象的でした。最終話では、中谷美紀さんの怒る姿、涙する姿など、常にご機嫌に仕事をしていた晴らしからぬ感情をあらわにする場面が多かったですね!「幽霊社員」だった一乗寺が最後のキーパーソンに  ©テレビ東京劇中では一人の母に戻るシーンもよく見られました  ©テレビ東京2018年5月21日放送の『カンブリア宮殿』にて「小平奈緒の金メダルを支え続けた感動物語!知られざる相澤病院」と題して放送したところ、院長の常識を覆す大胆な改革ぶりが反響を呼び、連続ドラマ化に至った……という異色の作品。晴の人生への向き合い方は、決してワガママではなく、これからの働き方、生き方をリードする、私たちへのメッセージだったのではないでしょうか。「飼い犬に手を噛まれた」というような面持ちの高山でしたが、この言葉で商社マンとしての誇りを取り戻し、副社長でありながら直接取引先と交渉。一条寺建設以外の建設会社から優秀な見積もりを得て和田に手渡します。思い悩んだ一乗寺は、和田と晴の元に赴き、退職願を渡して事の顛末を打ち明けます。「もう、人質は卒業したいんです」と話す一乗寺を見て、怒りに震える晴は高山の部屋へ怒鳴り込み……。「いつまでも映画を作り続けてもらう、そのためには安定が必要だ。今は我慢のときなんだ」地方ならではの「しがらみ」や「既得権益」をバッサバッサと切ってゆく院長の揺るぎない姿勢には、爽快感とともに感動を覚えずにはいられません。病院経営という目線を加えたいままでにない「医療ドラマ」です。一乗寺は副社長の高山から呼び出され、父である一乗寺俊太郎との「密約」について打ち明けられます。そして、経営企画部の手掛けている新空港のPFI事業企画の中に、手心を加えるよう「裏工作」を持ちかけられたのです。結局、一乗寺建設の参加をプランに入れた別の商社にこの案件を持っていかれてしまいます。そして、裏工作を怪しまれた高山はニューヨーク支社へ左遷されてしまいました。しかし、各々の表情は清々しいものでした。また第6話では、こちらも五木商事から出向してアパレルブランド「ファンソフィー」の商品開発に携わる上原が、商社の人間としての素敵な判断を下します。晴と涼の家で食事をする場面では、和田に向かって涼が自然と「お父さん」と呼びかけるシーンも!素敵なラストシーンは思い出に残るものでしたね。所属先に誇りを持つ人達の姿が見ていて清々しい!  ©テレビ東京2020年1月からの「ドラマBiz」は、『病院の治しかた〜ドクター有原の挑戦〜』がスタートします。 ドラマBiz「ハル ~総合商社の女~」#テレビ東京系 #ハル #最終回毎週月曜 22:00~22:54見たい!1492人が見たい!最新の放送スケジュールカレンダーに追加あらすじ 12月9日放送分(第8話)【最終回】 和田(藤木直人)は晴(中 テレビ東京「ドラマBiz」では『ハル 〜総合商社の女〜』が放映されました。中谷美紀演じるパワフルな女性「海原晴(ハル)」を通じた、総合商社の仕事とそれを取り巻く人々の心の動きが描かれています。最終回のあらすじとドラマBiz次回作を紹介します!